10/04(土)2年ぶりに「第14回瀬戸内しまなみ海道スリーデーマーチ」(Dコース2日間縦断コース40km)に参加しました。
前日宿泊地福山から、JR福山発7:14の電車で会場の尾道駅前へ。
会場では、各地から参加された方が集まってきました。このような光景を見ると気持ちが高まってきます。会場には、「ミス尾道」の方もいらっしゃいました。思わずパチリと写真を撮ってしまいました。
7:45の出発式では、今治のタオルを使った「タオル体操」が披露されました。
8:00 先ずは、フェリーで対岸の向島へ。5分の船旅?のあとウオーキング開始です。
スタートしてから約7k、因島大橋が見えてきました。因島大橋は、全長1270mで上が車道、下が自歩道になっています。
一昨年の大会では、私、この橋を渡った直後右足小指に激痛が走り、橋の先の「大浜PA]で足の手当てをしました。でも今年は大丈夫です。2回目の参加でしょうか、かなり速く歩けています。
因島は、かつて、蚊取り線香の材料になる「除虫菊」の一大産地でした。1940年代には島全体で350ヘクタールにわたって栽培され、初夏、瀬戸内の青い海を背景に咲き誇る花々が、
島の斜面を白く染めた。戦後、安価な外国産が台頭し、60年代には衰退。現在は観賞用に島内有志四つのグループが計約50アールで栽培するのみとなったそうです。
11時ごろ、チェックポイントの「因島フラワーセンター」到着。ここでは、牛蒡天、みかんの接待を受けました。お弁当を注文された方は、ここで受け取ります。
10分ぐらい休憩の後、再びスタート。あと25kmです。この調子で行くと16時ぐらいにゴールできそうです。
歩いていると、「白滝山」が見えてきます。見ると山にたくさんの岩が見えます。白滝山は、 1569(永禄12)年、因島村上水軍6代当主村上吉充が観音堂を建立したと伝えられる標高227メートルの岩山。
1827(文政10)年には柏原伝六とその弟子たちにより、五百羅漢の石仏が造られた。
山頂に上がると、さまざまな姿態と表情をもつ大小約700体の石仏がところ狭しと並んでいる。因島随一の好ロケーションを誇り、瀬戸内海に浮かぶ島々と因島大橋が眺められる。
白滝山は「白滝の山に登れば眼路広し、島あれば海、海あれば島」と歌人吉井勇をして讃嘆せしめた絶景の地で、瀬戸内海国立公園に指定されています。
白滝山と除虫菊の風景は「にほんの里100選」に選定されています。(広島観光ナビより)
また、マンホールのデザインのようにこの因島には、「村上水軍城」があります。このウオーキングコースには、入っていませんが、いつか行ってみたい城です。
生口橋(いくちばし)が見えてきました。コース上では、幼稚園の運動会が開かれていました。
生口橋は、全長790m。この橋では、橋の側道側に自歩道が造られています。景色に見とれて歩いていると後ろから自転車が近づき、少々怖い思いがしました。然し、素晴らしい眺めです。
生口島を渡り終えると、あと15kmの表示がありました。今の時間は13時ちょうど。順調に歩いていましたが、私の足に何かマメができそうで少し痛くなりました。
また、この区間、給水所もなく、飲み物も無くなりかけています。通りに有名なジェラート屋さんがありましたので、マメの手入れと、給水のため立ち寄りました。
足のマメは、まだできてなく少し赤くなっていましたので、そこにテープを巻き応急処置をしました。また、大阪から参加の方からマメ予防クリームをいただきました。本当に有難うございました。
生口島の中心地「瀬戸田」に入ってきました。瀬戸田には、「耕三寺」や「平山郁夫美術館」があります。
瀬戸田市民会館が、給水ポイントです。こちらには、「ふるさとレモン」が振る舞われました。
瀬戸田市民会館は、3日間でしまなみを縦断するコース(Aコース)のゴール地です。歩いているとゴールを目指す方々とすれ違いお互いに声を掛け合い励ましました。
コースは、瀬戸田商店街に入ってきます。お店には、干しタコや海産物が販売されていました。商店街でコロッケがおいしいというお店に行列がありましたので、1個いただきました。
コースは、瀬戸田港を通り、海岸線に出てきます。台風の影響でしょうか、私のリュックの後ろにつけている風車が勢いよく廻っています。
サンセットビーチ前給水所が35km地点。あと5kmです。
多々羅大橋が見えてきました。全長1480m。国内最長の斜張橋です。世界でも5番目だそうです。橋の中央部が広島と愛媛の県境になっています。
多々羅大橋には、
主塔部の歩道に立って大きな音を出すと、日光東照宮の鳴き龍と同じ現象である「多々羅鳴き龍」が発生します。
これは多重反響(フラッターエコー)と呼ばれる現象で、主塔が逆Y字型という特性から音が主塔の内側の面を繰り返し反射し共鳴しながら、上に向かって登っていくように聞こえます。
この現象を体験できるよう、この付近には撥が置いてあります。なお、これを体験出来るのはあくまで歩道のみです。(ウィキペディアより)
16:10 40kmコースゴール!
ゴール後、16:20発のバスで今夜の宿泊地大三島の旅館に向かいました。
本日の歩数計。
グーグルアースで今日の歩行を紹介します。