よっちゃんのおててつないで

よっくんとカブの夫婦ウオーキングブログです。
2018年12月長崎出島~東京日本橋完歩。

指宿菜の花ウオーク番外編

2014-01-31 05:31:45 | 旅行

いぶすき菜の花マーチ第一日目をゴールした後、「Bちゃん&A」さんたちと車で25kmコースに入っていなかった日本最南端の駅「西大山駅」に行ってきました。

ここから見る開聞岳は旅行パンフにも載っている絶景ポイントです。

スマートフォンで時刻表を確かめると西大山駅に着く列車(枕崎行)が13:36です。現在13:15 約20分ぐらい待てば列車が来ます。(西大山駅は一日に上下線16本(上り8本、下り8本)しかありません)

私は、あまり使ったことのない動画を試みました。(スマホやタブレットでは時々映すのですが、デジカメでは初めてです)

列車が着くまで駅周辺を探索するとA・T・Rの看板があります。AKBだったら知っていますが、ATRとは???

Aは大河ドラマの「篤姫」 、Tは江戸時代海運業で名を挙げた「浜崎太平次」、Rは日本に初めてサツマイモ(唐芋)を持ってきた「前田利右衛門」。

略して「ATR」キャッチコピーは『あったまる指宿温泉』だそうです。

    

13:36踏切の警報機が鳴り列車が入ってきました。すぐデジカメで動画撮影開始します。

うまく撮れていたらここでアップする予定でしたが、ハイスピード動画にしていましたので場面がボケて失敗しました。

    

列車を見送った後、「枕崎」に向かいました。

枕崎方面から見た「開聞岳」です。ここもビューポイントです。

    

西大山駅から約1時間で枕崎に到着しました。ナビで枕崎駅を探しますが、普通駅というと駅前のロータリーなどのイメージですが、ここ枕崎駅は細い路地の右側に四阿みたいな建物が駅です。

駅に着くと西大山駅で見送った列車が終点「枕崎」に到着しました。

かつて枕崎には大正年間に開業した民間の南薩鉄道が走っていて昭和6年には枕崎まで開通しました。昭和38年には旧国鉄の指宿枕崎線が開通。

これで枕崎から伊集院まで行くことができました。旧国鉄の枕崎駅は南薩鉄道の枕崎駅を使わせてもらっていました。

然し昭和58年6月加世田豪雨により南薩鉄道は大きな打撃を受け、翌昭和59年廃線となりました。

土地や駅舎は民間に売却され、JR枕崎駅はホームとゲートだけの駅になりました。

そうして平成25年(2013)4月28日民間の寄付による枕崎の駅舎が完成し今日に至っています。

駅には、「本土最南端の始発駅、終着駅」の看板が立てられています。

因みに本土最北端の始発、終着駅は「稚内」です。乗り換え案内で枕崎から稚内まで検索すると、距離3138km、新幹線を使っての乗車時間は約25時間です。(乗り換え時間を入れると約30時間)

運賃は新幹線指定席で片道約53000円。往復でしたら10万円を超えますね。

   

枕崎といえば「カツオ」ですね。枕崎駅から港の方に移動します。

港には「枕崎お魚センター」があります。中では鰹節の実演販売など行われています。

2階のレストランでは、「カツオ丼」と言ってカツオの刺身をご飯の上に置いた丼が有名です。(840円)

福岡にいるとカツオというと「カツオのたたき」ぐらいしかお目にかかりません。カツオは新鮮さが勝負。ここでは生で食べさせてくれます。

山芋も付いていますので好みに応じて上にのせてもOKです。

  

お腹いっぱいになった所でまた約一時間かけ指宿へ。

16:30ホテルに到着。昨年はホテルの寒緋桜は満開でしたが、今年はまだ2分咲きという所でしょうか?満開になると綺麗でしょうね。

    

ホテルの部屋からは魚見岳と知林ヶ島が見えました。