アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

リンドウ

2015年03月20日 | 緑の季節

 植物好きの友人から、昨年ポットに播種したリンドウの幼苗を頂きました。土をを崩してみると12本の可愛い苗が得られました。丁度新芽が動き出した頃合で、三つのコンテナーに分けて移植しました。この根茎は龍胆と呼ばれる生薬で、健胃の薬効があるそうです。

 リンドウの花言葉は「あなたの悲しみに寄りそう」です。イスラム過激派のテロリストによる無差別殺人事件が、また地球温暖化の影響で未曾有の猛サイクロンが世界各地で発生し、多くの庶民が犠牲になっています。さらに恐ろしいのは、気候変動による食料生産への影響です。異常気象による農地の劣化、農業用水不足、高温障害による生産性低下、病害虫の異常発生に加え、世界人口の増加により、間もなく世界的な飢餓が始まろうとしているのです。21世紀は人類の存亡を賭けた厳しい、悲しい世紀になることでしょう。

 貧富の格差を表すのに、統計学的にジニ係数が用いられます。格差が全くないと0.0となり、最悪がの場合が1.0となります。社会騒乱多発の警戒ラインは、0.4といわれます。アメリカのジニ係数は、68年が0.384、94年は0.426となっています。日本では81年が0.3317、2002年は0.3917となっています。年々所得格差は拡世界的に大の方向にあるようで、イスラム過激派のテロもその線上にあるのではないだろうか。貧困に苦しみ、テロの犠牲になり、庶民の悲しみは増すばかりです。悲しむ者に寄り添って慰めるのも、同じように悲しむ者しかいません。「同病合い哀れむ」が現実化しそうです。

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