平成24年の最後の日がやってきました。年越しそばを食べ、除夜の鐘を聞きながら新年を迎えることになります。除夜の鐘は、一年12ヶ月、24気節、72候の合計108の鐘を聞きながら、この年をどのように過ごしてきたかを思い返し、「一年の計は元旦にあり」につなげる大切な儀式なのです。
この一年は、私の身辺にはいざこざは一切なく、誠実に過ごすことができたと思います。健康面では血圧の不安定の問題があり、一人での遠出は自粛していますが、それが「一病息災」の効果で健康管理にプラスになっています。夕食後血圧が70、60台に下がることが月に1回位の頻度で有り、10月には57を記録し、命の危険を感じました。そのため活動範囲はほとんど土浦市内の狭い地域に限られ、隣のつくば市や東京に出かけることも滅多にありません。それでも、町内会の理事や高齢者クラブの会長を務めている関係で、町内に多くの良き仲間に恵まれ、毎日忙しく愉快に暮らしています。私の来年の抱負なこの環境をさらに進展させることに尽きます。
「一年の計」のトップは、市の高齢福祉課推進する「ふれあいサロン」事業の立ち上げです。世代間交流を通じ、増えつつある独居高齢者の解消を目指す事業です。我が高齢者クラブではグラウンドゴルフ練習日を週3回設定し、非会員にも開放して、既に「ふれあいサロン」認定を受け交付金を受けています。来年は、グラウンドゴルフをしない高齢者のために、月例「うたごえ集会」を新たに始めようと準備しています。クラブのモットーである「仲間作り」、「健康作り」、「生き甲斐作り」が強化されるものと信じています。
次に、クラブの役員の若返りの推進です。現在の役員の年齢は93、89、85、80、83、78、77、73、72、68歳です。あと5年後には役員の半数は活動が危ぶまれる恐れがあります。対策としては60代の新会員の入会促進です。高齢者クラブ有資格の60代の「若い町民」が入会を躊躇する理由は、まだ「老人会」入会の歳ではないと言う抵抗感です。この抵抗感を和らげるため、今年から「準会員」制度をもうけ、会の趣旨に賛同する60歳未満の町民をも入会できるようにしましたが、まだ実績を上げていません。「準会員」の増加により、「老人会」の印象がかなり薄らぐのではないかと期待しているところです。
新年も町内発展のため尽くしたいと願っています。
今年は皆様に一方ならぬお世話になりました。新年もよろしくお願いします。どうぞ佳いお年をお迎えください。
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