アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

ニラ

2023年09月24日 | うちの庭では

繁殖力の旺盛なニラ、庭のあちこちに生えています。精力のつく食材として、老化に幾ばくかの効果を期待して、毎日の朝食の温野菜に数株混ぜています。今月が花のシーズンのようで、庭中に星形の小さな花をちりばめています。花言葉は「多幸」です。

誰しも幸福を望みますが、人の欲は天井知らず、もっともっとと多幸を追求するのです。豪邸に住み、高級車を乗り回し、日夜美酒美食をたしなんでいても欲に限りはありません。貧困に苦しむ人は、幸福を求めて過酷な仕事を強いられ、それでも足りなければ犯罪行為に及ぶ場合もあります。プーチンが戦争を始めたのも、「皇帝」になりたいとの欲のなせる業ではなかったのでは。他人より良い生活をすることが幸福だとすれば、幸福を求めれば、他人を蹴落とさなければならないことになります。

「多幸」とは、自分が幸福で一杯になると云う意味もありますが、皆が幸福になると云う意味もあるのではないでしょうか。共産主義とは、財産を平等に共有し、貧富の差をなくすことのはずですが、ロシア、中国、北鮮など代表的共産国家では、独裁者が君臨し、人民は搾取されているようです。国民が平等に幸福になる多幸が、一握りの支配者の個人的多幸、言い換えれば己幸に置き換わってしまっています。

幸福は求めるものではなく、感じるものではないでしょうか。衣食住が足り、家族円満で、今不幸ではないと感じていれば、幸福と感じられるのです。花壇に苗を植え、丹精して育て花が綺麗に咲いたのを見る。友人が送ってきた食材を妻が調理して、美味を堪能する。孫が友達と遊びに来る。スーパーで老人クラブの仲間と出会い、歓談する。普段の生活はこんなに多幸に溢れています。

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