アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

アヤメ

2021年04月29日 | 緑の季節

高齢者クラブが、町内の都市公園で作っている花壇でアヤメが咲きました。すらっと延びた脚線美を思わせるスタイルの良い花です。花言葉は「うれしい知らせ」です。

先日、市役所から新型ウイルスのワクチン接種券が届きました。5月31日に80歳以上の高齢者を皮切りに順次行われるそうです。8月中には一般高齢者への接種が完了し、来年2月には全市民に行き渡るようです。久しぶりに「うれしい知らせ」です。

日本の感染者数、死者数は欧米に比べ桁違いに少ないにもかかわらず、各地で医療崩壊が発生しています。ベッド数は十分あるのですが、医療従事者が不足しているためとのことです。日本の病院はビジネス化しており、利潤を上げなければなりません。医師や看護師はこき使われ、過労状態のようです。患者が増えれば、営業成績は上がると思うのですが、どういうわけか、却って病院は赤字経営となり、医療従事者の給与やボーナスは減額されていると言います。

今回のコロナ禍を経験し、過度の海外依存の欠陥、自給力の重要性を改めて認識しました。コロナ騒ぎで、マスク不足から始まり、防護服、注射器、ワクチンなどが国内で調達できないことが分かりました。生産コストが高いので、労賃の安い海外に供給を依存してしまったのです。グローバル化を謳う産業界全体についても同じで、日本の労働者の所得は低迷を続け、労働者一人当たりの平均年所得は韓国にも追い抜かれ、先進国中最下位という有様なのです。低所得に悩む国民には、結婚や出産を躊躇する雰囲気が強まり、少子高齢化を加速する結果になっています。それは人材崩壊をきたし、さらに医療崩壊、日本崩壊の引き金にならないとも限りません。

 

 

 

 

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