鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

50回目の鹿島×浦和がV戦線を占う

2015年09月25日 | Weblog
50回目の鹿島×浦和がV戦線を占う
2015/9/25 18:50配信


金崎夢生(鹿島アントラーズ) (c)J.LEAGUE PHOTOS

9月26日(土)にキックオフを迎える鹿島アントラーズ×浦和レッズが、2ndステージ優勝戦線を左右する。ホームの鹿島は、8勝1分2敗・勝点25、得失点差でサンフレッチェ広島に次ぐ2位。アウェイに乗り込む浦和は、6勝2分3敗・勝点20で4位につける。『明治安田生命J1リーグ』2ndステージも残り6試合。両軍とも広島との直接対決は終えている(鹿島は1-0で勝利し、浦和は1-2で敗戦)。鹿島としては早く広島を逆転したいところ。浦和としてはこれ以上、勝点を離されることは許されない。

両軍ともショックな敗戦を克服した。鹿島は第10節でガンバ大阪に1-2で敗れた。ミスから失点を許し、後半は攻め立てるも守備ブロックを敷いたG大阪に追いつけなかった。ただ2か月ぶりの敗北を引きずらなかった。第11節・ヴァンフォーレ甲府戦は1-0。相手に決定機を許さずシュート5本に抑え、鹿島は19本ものシュートを放ち、大量得点も望めた展開だが、きっちり勝点3を獲得したのでよし。

浦和は2nd第9節で横浜F・マリノスに0-4、『ナビスコカップ』準々決勝第1戦でアルビレックス新潟に0-5と、2戦連続大敗のショックを断ち切った。『ナビスコ杯』4強入りはならなかったが、第2戦で新潟に3-0と完勝を収め、第10節は柏レイソルを一方的に攻め、試合終了間際に高木俊幸の今季初ゴールで勝利。第11節は清水エスパルスを相手に決定力の差を見せ、4-1とした。

両クラブともどこからでも点が奪えるのが強みだ。鹿島のチーム得点王は金崎夢生とカイオの7得点である。土居聖真と赤崎秀平が6得点、柴崎岳と遠藤康が5得点をマークする。金崎はゴールハンターの役割が板についてきた。攻撃的MFのイメージが強かったが、ダヴィとの2トップを組み、よりゴールを意識したパフォーマンスを見せている。ここ5試合で3得点、『ナビスコ杯』準々決勝第2戦・FC東京戦でも2ゴールを挙げている。

浦和も負けてはいない。11ゴールの武藤雄樹を筆頭に9得点の興梠慎三、7得点の梅崎司、ズラタン、5得点の関根貴大と1・2列目のアタッカーが得点を重ねる。ボランチの阿部勇樹と柏木陽介が3得点、CBの那須大亮(次節は出場停止)、森脇良太、槙野智章もそれぞれ2得点と、まさに分厚い攻撃を作っている。2試合連続で大量得点を奪い、1stステージで見せ付けた破壊力を取り戻したいところ。

直接対決では鹿島が通算26勝9分14敗と相性がいいが、直近の10試合では浦和が5勝5分と圧倒する。9月26日(土)・茨城県立カシマサッカースタジアムでのゲームでは、鹿島が浦和に2nd優勝戦線からの脱落を意味する印籠を渡すのか、浦和が2nd優勝に望みをつなぐとともに年間1位も死守するのか。50回目の対戦となる鹿島×浦和がキックオフ。チケット発売中。


「9月26日(土)にキックオフを迎える鹿島アントラーズ×浦和レッズが、2ndステージ優勝戦線を左右する」と記すチケットぴあのプレビューである。
鹿島としては勝点で並ぶ広島から離されるわけには行かず、一戦足りとも落とすことは出来ぬ。
この浦和戦も、当然ながら、必勝である。
ここ10試合勝っておらぬが、苦手意識など全く無い。
正々堂々と戦い、勝利を得るのだ。
楽しみな一戦である。

山形・中島、自分自身も熱い思いはある

2015年09月25日 | Weblog
[山形]勝利のために走る! 中島裕希
 明治安田J1・2nd第9節・松本戦(2△2)ではキム・ボムヨンの豪快なミドルシュートが決まったが、この場合、石信弘監督はゴールを決めた本人よりも陰でサポートした選手に光を当てる傾向がある。

「(クロスを上げた)ちゃみ(宇佐美宏和)にボールが出たときに、(中島)裕希がダイアゴナルに走ってんだよ。それに対して相手がついていった。だからボム(キム・ボムヨン)のところが空いたんだよ。あれ、裕希じゃないとああいう動きができないんだよね。ほんとにすごい勢いで走ってる」

 そんな経緯を踏まえ、中島裕希に「ナイスアシスト!」と声をかけてみたが、本人がややキョトンとしたのは、「ただ、そこ(ニア)でボールが欲しかった」という思いがあったからだった。

 最近では流れを変える切り札として起用されているが、次は古巣・仙台との対戦。「ダービーはサポーターのみなさんも楽しみにしていると思うし、自分自身も熱い思いはある。勝ててないので、ぜひこのホームのダービーで勝って、次につなげたい」と勝利を誓った。
(山形担当 佐藤円)


古巣・仙台との対戦に熱い思いを馳せる山形の中島である。
前節・松本山雅戦では動きで味方のゴールをアシストした。
中島らしいプレイであったと指揮官も絶賛である。
その中島は、仙台との一戦をダービーと言い、楽しみにしておる様子。
山形に勝利を呼び込むため走ってゴールに結びつけるのだ。
活躍の報を待っておる。

年間王者占う大一番、第2ステージ優勝狙う鹿島か年間勝ち点1位目指す浦和か

2015年09月25日 | Weblog
年間王者占う大一番、第2ステージ優勝狙う鹿島か年間勝ち点1位目指す浦和か
 26日のJ1第2ステージ12節で、今季の年間王者を占う大一番がある。第2ステージ首位の広島と同勝ち点で2位につける鹿島が、ホームに年間勝ち点で1位に立つ浦和を迎える。どちらも落とせない一戦だ。

 前節、鹿島は敵地の甲府戦で1-0と勝利。シュート19本で1点の内容にも、柴崎は「1-0でも勝てればいい。連敗しなかったのが良かった」と勝ち点3を自賛した。12日のG大阪戦で、7月下旬の石井監督就任以降では初黒星を喫し、連勝が6で止まった。仕切り直しの一戦では、何より勝利が重要だった。

 鹿島は第2ステージ首位の広島と勝ち点で並んでいる。今節の浦和戦から柏、FC東京など、上位チームと対戦が続く。第1ステージで8位に沈み、年間王者を決めるチャンピオンシップ出場には第2ステージ優勝がほしい。ステージ制覇へ正念場。1つでも多く勝利を奪いたい。

 リーグ戦の最近10試合で、鹿島にとって浦和は“鬼門”になっている。5分け5敗と一度も勝てていない。敵地で対戦した直近の今季第1ステージ第13節(5月23日)も、相手オウンゴールで先制しながら1-2で敗れた。今節で嫌なデータを覆したいところ。

 浦和も負けられない。チャンピオンシップ決勝までシードされる、年間勝ち点1位を目標にしてきた。最近は無敗で制した第1ステージの強さが影を潜め、年間勝ち点1位を争う広島と「2」しか差がない。G大阪、FC東京など強豪との対戦も残しており、鹿島戦で勝ち点を積み上げたい。

 シーズン終盤を迎え、1戦1戦の重みが増している。鹿島、浦和とも球際で激しく競り合い、勝ち点3を狙う。(26日午後3時、茨城・カシマサッカースタジアム)


浦和戦を今節のツボと報じる産経新聞である。
前々節、連勝が止まり、勢いが止まったかに思えたが、甲府戦に勝利し、実力を示した。
この浦和戦にて鹿島の真価が問われるところ。
ここ10試合勝利のない浦和を相手に、ホームの力を得て勝点3を得るのだ。
2ndステージ優勝、そしてJリーグ制覇を占う大一番である。

聖真、優勝して初めて、『鹿島の8番は土居聖真です』と言えると思います

2015年09月25日 | Weblog
【鹿島インタビュー】攻撃のキーマン・土居聖真が語るタイトル獲得への青写真。「守備を良くして完璧を追求したい」
五十嵐創(サッカーダイジェスト)
2015年09月25日


「相手GKがボールを持っている時から守備が始まっている」


「チームとして充実感を持って守備ができています」。土居は好調の要因に、守備面の安定を挙げた。写真:徳原隆元

 直近のリーグ戦8試合で7勝1敗と破竹の勢いで勝点を積み重ね、第2ステージ2位と好位置につけている鹿島。ステージ制覇はもちろん、その先のチャンピオンシップや、ナビスコカップ、天皇杯での優勝も視野に入っている。狙うは2000年以来の3冠――。大きな野望を抱く常勝軍団のキーマンを直撃し、その意気込みを訊いた。

―――◆―――◆―――◆―――

――石井監督の就任以降、チームは連勝街道を走っています。

「状態はホントに良いですね。ただ、連勝しているチームは“勢い”があると言われるけど、うちの場合はそれだけではない。やるべきことをやったからこそ、結果が付いてきたんだと思っています」

――勝つべくして勝っている、と?

「内容が悪くてもセットプレーで1-0で終えたり、ゲームを上手くコントロールして勝つのが鹿島のサッカー。それを先発の11人だけでなく、サブやベンチ外も含めた全員が意識できています。

 もちろん、攻め込まれたり、ボールが上手く運べない時間帯もありますが、どんな時でも一人ひとりがやるべきことを分かっていて、状況に応じたプレーができている。そこは石井監督になって細かい指示も出ているし、チームとして強調された部分ですね」

――「細かい」を具体的に言うと?

「例えば、単に『守備をしっかりやろう』ではなく、どこでボールを奪うのか、そのためにどうやって前から守備をするかが、練習から明確になりました。

 そのおかげで(西)大伍くんなんて『守備が楽しい』と言っていますから。元々、大伍くんは前目の選手だから、やっぱり守備よりも攻撃が好き。そんな選手が『守備を楽しい』と感じるなんて、そうあることじゃないですよ」

――チームとして機能しているから「楽しい」のでしょうね。土居選手の前からのプレスも効いていますし。

「(トニーニョ・)セレーゾ前監督の時も、それぞれやっているつもりでしたが、チームとして見ると甘かった。奪いどころがハッキリしていなかったんです。

 今はチームとしてどこでボールを取るかが明確なので、自分の仕事が分かりやすくなった。だから、後ろでボールが取れると、手助けできた感覚があるし、チームとして充実感を持って守備ができています」

――大雑把だった指示が細かくなって、選手も動きやすくなったと?

「話す機会も多くなりましたし、気持ちが切り替わったのも大きかったかな。監督交代は自分たちにも責任があるので、あのタイミングで『このままじゃダメだ』『なにかを変えなきゃいけない』と悪いところを見つめ直せました」

――前線からの守備が整理されて、ボールを奪う位置が高くなった感触はありますか?

「めちゃくちゃあります。相手GKがボールを持っている時から守備が始まっている感覚で、奪いに行くところ、遅らせるところ、ミスを誘うところと、状況に応じた守備もできています」

「良い守備があってこその良い攻撃。歯車が噛み合ってきた」


石井監督の就任以降は、スタメン落ちも経験。しかし、「違う視点から見られて、ひと呼吸おけた」と自分を見つめ直すきっかけになったと言う。写真:サッカーダイジェスト

――最終ラインの位置も、明らかに以前より高くなりました。

「なりましたね。ちょっと前の頃は相手と同数になるのを嫌がって、余る傾向があった。それに、相手FWが中盤に下りてもついていかずに、そこで起点を作られたりしていました。

 それが今は、潰しに行けているし、もうひとりのCBやSBがカバーできるようにもなった。結局、奪いどころはそこなので、守備のやり方と言うか、意識が変わったと思います」

――土居選手は以前、『これじゃ何点取っても勝てないですよ』と言っていましたが、だいぶ状況は変わりましたね。

「確か、第1ステージのフロンターレ戦後に言ったんですよね。当時は、点は取れていたけど、失点も多くてなかなか勝てなかった。でも、今は守備もしっかりしてきたから、勝ちが多くなったのは必然です。

 良い守備があってこその良い攻撃なので、歯車が噛み合ってきた感じです。石井監督が就任して間もないなかで、ここまでできているのはすごいことだと思います。ただ、まだミスからの失点は少なくないので、みんなで共通意識を持ってやれればもっと向上できるはず。攻撃は好調ですし、守備をもっと良くして完璧を追求したいです」

――チームとしての意識は大きく変わったようですが、土居選手自身はどうでしょう?

「今年は背番号が8に変わって、ちょっとプレッシャーを感じていたんですが、それも監督交代で変わりました。石井監督に変わってベンチスタートになった時に、違う視点から見られて、ひと呼吸おけた。

 悔しさを感じながらも、スタメンの選手に声を掛けて鼓舞したり、ベンチから見ていて気付いた点をアドバイスしたりとか、自分がしてもらって助かったことをしました。小さいことかもしれませんが、その積み重ねが大きな結果につながったと思います」

――土居選手の個人的な節目は、7節の仙台戦でしたね。途中出場からの2ゴールは、レギュラー復帰への大きなアピールになりました。

「2点取る試合は、人生のなかで何回かあると思うんです。でも、それがあそこで出たのは良かった。普通の試合で2点取るのと、負けている試合で2点取るのは、まるで違うので。開き直れたのが良かったんでしょうね。それまでは、少しプレーが縮こまっていたかなと感じていたんですが、仙台戦は『俺が全部やってやるよ』くらいの気持ちでやれた。

 元々そういう性格ではなくて、プレーでもそんなところが課題でしたが、“オラオラ”で練習からやってみたら、良いプレーが出るようになった。これを続けて、良いところをたくさん出せればいいなと思っています」

「89分間消えていても、1分や30秒で仕事ができるように集中を保っている」


金崎(右)をはじめとする前線の選手たちとの連係は良好だ。写真:サッカーダイジェスト

――決勝点のゴールシーンは無心で足を振り抜いたように見えました。

「実はギリギリまでクロスを上げようか迷っていたんです。でも、直前にGKが見えて、『近いな。枠に行けば入るな』と思って振り抜きました。あの一瞬の判断で結果が違ってきたかなとは思います。クロスを上げても入っていたかもしれないけど、入らなかったかもしれないし」

――今は2トップの一角でプレーしていますが、トップ下の時と比べてプレー面での変化は?

「2トップ気味になって、自由度が増しましたね。自分的にはポジションはあってないようなものだと思っていて、伸び伸びやらせてもらっています。(金崎)夢生くんとの連係で前線まで運べる機会が多くなったから、ふたりで『俺らで行っちゃおうぜ』とも話しているんです」

――トップ下でプレーしていた時よりも、サイドに流れるシーンが増えた印象です。

「そこは周りの選手との状況を見てですね。石井監督からも『下りてボールを受けるより、裏へ走って相手の最終ラインを押し下げてくれ』と言われています。一度相手のラインを押し下げてからサイドで起点を作ったりとか、相手を広げる意味でもサイドで受けるのは有効かなと」

――選択肢が広がったことで、ボールを受ける回数も増えたのでは?

「確実に増えていると思います。以前は『トップ下だからここにいなくちゃいけない』という意識が強かったし、わざわざ相手からのマークが厳しいところに潜り込んで行っていた。今は速攻と遅攻を使い分けながら、自分がタメを作ったりもできている。攻撃パターンが増えているので、その意味でも自由にやらせてもらっていると思います」

――より力が発揮できる環境を与えられたと?

「そうですね。守備の負担が減ったのも大きいです。トップ下の時は相手のボランチのケアをしていましたが、今は2トップのどっちかが見ればいい。そういう役割の変化もあります。ただ、FWはボールに触る回数が少ないから、限られたチャンスをいかにゴールに結び付けられるかが大事。89分間消えていても、1分や30秒で仕事ができるように、集中を保とうと意識しています」

「優勝の瞬間にピッチに立つのと立たないのでは、今後のサッカー人生が変わってくる」


土居の目標はただひとつ。「ピッチに立って優勝の瞬間を迎える」ことだけだ。写真:サッカーダイジェスト

――最近は接戦をモノにできていますし、鹿島の伝統と言えるしたたかなゲーム運びができている印象です。

「ここ数試合で上手く追加点を奪えているのも、そこが大きいかなと。良い意味で時間を稼ぎながら、『今だ!』というタイミングで追加点を狙いに行けている。以前も個々はそういう意識を持っていたけど、チームとして共有できていなかった。ここに来て噛み合ってきた感じです」

――嫌らしく相手の弱点を付く戦いぶりも目に付きます。

「弱点を突いていこうという話はミーティングでもされますし、僕たち選手も意識しています。ただ、映像と実際のピッチ上では違うこともある。結局は選手が判断することなので、選手の地力があるから上手く行っているのかなと思います。

 そもそも鹿島は、嫌らしく攻めて隙を与えない戦い方ができるチーム。フロンターレ戦は、まさにそんな試合ができました。パスは回されたけど、肝心なところはやられなかったので」

――そうした試合を続けられれば、タイトル獲得も近づいてきますね。

「この状態をリーグ最終節まで続けていくことですよね。ここで終わったら意味がない。やっぱり、リーグ戦、ナビスコ、天皇杯を含めて、いかに継続できるかだと思います」

――土居選手がトップ昇格してから、鹿島はナビスコカップで2度優勝していますが、いずれもピッチには立っていませんでした。

「それどころか、僕はユース時代も含めて、全国大会規模での優勝は一度もないんです。去年や一昨年もリーグ制覇のチャンスはありましたが、自分の力不足でそこには至らなかった。悔しい想いをしました。やっぱり、優勝の瞬間にピッチに立つのと立たないのでは、今後のサッカー人生が変わってくる。今年は是が非でも立ちたいです」

――立てるという手応えは?

「本当にこれから、ですよね。隙を見せたらズルズルいってしまうかもしれない。だから、僕ひとりじゃなく、チーム全体として、さらに気を引き締めないと。ピッチに立っている11人だけじゃ勝てないし、累積だったり怪我だったりもあるから、代わりに出る選手、途中から出る選手がスタメン以上のものを出さなきゃいけない。僕はまだ優勝していないんでハッキリとは分かりませんが、そういうチームが優勝できるのかなと思うんです」

――タイトル獲得に貢献できれば、プレッシャーを感じていた8番もしっくりくるのではないですか?

「そうですね。優勝して初めて、『鹿島の8番は土居聖真です』と言えると思います。3連覇に貢献した野沢さんみたいなイメージを付けるためにも、優勝はもちろんですけど、1試合1試合でインパクトを残さないといけない。これからも仙台戦のようなチームを救うゴールを増やして、勝利に貢献していきたいです」


PROFILE
どい・しょうま/1992年5月21日生まれ、山形県出身。172㌢・63㌔。OSAフォルトナ山形FC-鹿島Jrユース-鹿島ユース-鹿島。足下のテクニックに長けたアタッカーは、今季より背番号8を託され、攻撃の要としてチームを牽引。本職はMFながら、石井体制下では2トップでの起用が続いている。


サッカーダイジェストの五十嵐記者による聖真のインタビューである。
聖真の現在の考えがよく伝わってくる。
聖真を含めて、チーム全体に良い雰囲気が漂っている様子。
勢いではなく、鹿島の鹿島らしさが戻ってきた。
タイトルを目指して聖真とともに戦おう。
活躍を期待しておる。

集中力を90分間切らさないことが、勝利への条件となる

2015年09月25日 | Weblog
【予想スタメン】両ステージ制覇を目指す浦和が鹿島との大一番へ…指揮官の采配も重要なポイントに
■鹿島アントラーズ 集中力を切らさないことが勝利への条件

 鹿島は、9月2日のFC東京とのナビスコ杯準々決勝第1戦で、右ひざを負傷した昌子源が全体練習に合流。リーグ戦で3試合ぶりに復帰する可能性が出てきた。復帰を目指す過程で“再発”したため、当初の予定よりは長引いたが、1月のアジア杯に日本代表として出場した守備の要が復帰すれば、試合の安定感は格段に増す。右肩を痛めていたダヴィも、前節の甲府戦で復帰。無得点に終わったものの、73分間プレーし、試運転は済んだ。先発するかは流動的だが、昨季のチーム得点王が出場すれば、相手にとって驚異となるに違いない。

 前々節のG大阪戦で敗れ、石井正忠監督就任以来続いていた連勝は「6」でストップ。2ndステージ首位からも陥落したが、甲府戦ではきっちりと勝ち点3を獲得した。連敗していれば、一気に転落していく可能性もあったが、優勝戦線に踏みとどまったことはモチベーションの面でも大きい。

 浦和との相性は良くない。トータルでは11勝9分11敗で五分だが、最近は10戦勝ちなし(5分5敗)と2010年3月6日のホームでの試合以来、勝ち星がない。最近2試合、途中出場で存在感を見せているルーキー鈴木優磨だが、Jリーグ・U-22選抜として23日にJ3町田戦に出場。U-22日本代表の手倉森誠監督指揮の下、45分間であるが公式戦を戦っており、疲労が心配される。いずれにせよ、1stステージを優勝した浦和の強さは本物。ミスを最小限にし、集中力を90分間切らさないことが、勝利への条件となる。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
カイオ
FW
金崎夢生
土居聖真

■浦和レッズ 槙野復帰も守備面での不安は残る

 今節は浦和にとってターニングポイントになる一戦だ。2ndステージではトップの広島と勝ち点5差。鹿島は広島と勝ち点で肩を並べるチームであり、浦和がもし今節の試合を落とすようだと、その差は8ポイントに広がり、両ステージ制覇は現実的に難しくなる。

 その大事な一戦において、槙野智章が出場停止明けで戻ってくるのは心強い。ただ、入れ替わるようにして那須大亮が累積警告で出られず、その穴の埋め方は鹿島戦の大きなポイントになりそうだ。試合3日前の練習では、槙野を那須の代わりにセンターに置く形を試した。槙野は対人守備にめっぽう強いため、シンプルなデュエルでは問題なく対応できるだろう。ただ、リベロとストッパーでは動き方やリスクの取り方も変わってくるため、周囲と呼吸を合わせる部分では不安が残る。

 一方、試合2日前には清水戦で見せたような4バック気味のシステムでトレーニングを行った。今季の浦和はミラーゲームには強いが、ギャップのできる4バック相手には苦戦するケースが目立つ。鹿島は伝統的に4バックのため、同じく4バックの清水にぶつけた形で挑む可能性がある。ただ、浦和は攻撃では元々4バックに変形するスタイルのため問題ないだろうが、守備の不安は拭えない。清水戦でも危うい場面は何度もあり、4-1というスコアほど内容面で差があったわけではない。鹿島は低迷している清水と異なり、監督が交代してから好調。その難敵を相手に、指揮官がどういった選択をするのか注目だ。(totoONE編集部)

■浦和予想スタメン
4-1-4-1
GK
西川周作
DF
森脇良太
阿部勇樹
槙野智章
宇賀神友弥
MF
柏木陽介
関根貴大
高木俊幸
武藤雄樹
梅崎司
FW
興梠慎三


「守備の要が復帰すれば、試合の安定感は格段に増す」と源の復帰を予想するサッカーキングのプレビューである。
前節でも日刊スポーツは復帰を示唆しておった経緯があり、もう万全と言って良かろう。
アウェイでの対戦時は左SBとして起用されておったが、この試合では本職のCBとしてDFラインを統率することとなろう。
持ち味であるコーチングと対人で浦和攻撃陣を封じるのだ。
源の復帰戦にて勝利を期待しておる。

選手たちは結果ほど相性の悪さを感じていない

2015年09月25日 | Weblog
【J1展望】2ndステージ・12節|鹿島-浦和|負けられない“赤の対決”を制するのは?
サッカーダイジェスト編集部
2015年09月25日


鹿島――浦和とのリーグ戦は10試合連続で勝利がないが…。


故障者/鹿島=中村、ジネイ、赤 浦和=石原
出場停止/鹿島=なし 浦和=那須


J1リーグ 2ndステージ・12節
鹿島アントラーズ-浦和レッズ
9月26日(土)/15:00/県立カシマサッカースタジアム

鹿島アントラーズ
2ndステージ成績(11節終了時):2位 勝点25 8勝1分2敗 20得点・10失点
年間成績(28試合終了時):6位 勝点47 14勝5分9敗 47得点・35失点

【最新チーム事情】
●10戦勝ちなしの宿敵から5年半ぶりの勝利を狙う。
●最近4戦3発の金崎がチーム最多8点目を目指す。
●元日本代表CBの昌子が復活の可能性も。

【担当記者の視点】
 これ以上「赤のライバル」には負けられない。浦和とのリーグ戦での対戦成績は通算26勝9分14敗と勝ち越しているが、近年は巻き返されて現在10戦勝ちなしだ。第1ステージも敵地で先制したが、残り20分で2点を奪われ逆転負けした。

 ただ、選手たちは結果ほど相性の悪さを感じていない。ステージ優勝へ、10年3月6日(2-0)以来のリーグ戦勝利を目指す。

 勝てていない10試合のゴール数を見ると2得点が1試合、1得点が8試合、無得点が1試合。得点の少なさが敗因となっているなか、最近の4試合で3ゴールの金崎に期待がかかる。月間MVP候補に挙がった8月から好調で、今月6日のFC東京とのナビスコカップ準々決勝第2戦では2ゴール。名古屋時代の12年4月28日以来となる浦和戦での得点を奪えるか。

 右膝負傷で離脱していた昌子が全体練習に復帰しており、大一番でカムバックする可能性もある。同期入団(11年)の柴崎、土居、梅鉢とともに、リーグ戦では1度も経験していない浦和戦勝利を掴みに行く。

浦和――“浦和の興梠”がカシマでの初ゴールを狙う

浦和レッズ
2ndステージ成績(11節終了時):4位 勝点20 6勝2分3敗 16得点・13失点
年間成績(28試合終了時):1位 勝点61 18勝7分3敗 55得点・30失点

【最新チーム事情】
●清水戦に続き、システムは4-1-4-1が濃厚。
●出場停止の那須に代わり、阿部が最終ラインに入る。
●興梠は古巣カシマスタジアムでの初ゴールへ意気込み。

【担当記者の視点】
 今節はリベロの那須が出場停止になるため、槙野を欠いた前節の清水戦に続き、4-1-4-1が採用されそうだ。最終ラインには再び阿部が入り、槙野とCBを組む。

 ただし、従来の4バックとは志向が異なる。梅崎と関根の両ウイングバックが最終ラインまで下がり、阿部が中盤の高い位置まで出て相手を潰しに出る。あくまで最初の形が4バックだが、最終ラインの人数は3人から6人まで流動的に変化する。

 柏木は「試合のなかで一人ひとりが修正し合っている。(数字上の)システムは、見ている人が判断してくれればいい」とコメント。4-1-4-1、3-4-2-1、それとも5-4-1……数字の表記を超えた変幻自在な“浦和流4バック”で相手を翻弄する。

 柏木と武藤がテーマに挙げたのが、鹿島のボランチ対策だ。柏木は「ボランチと右サイドで落ち着きを作れるところ」を鹿島の長所に挙げ、武藤は「相手のボランチを自由にしないこと。それが守備面の仕事」と柴崎を警戒。中盤の主導権争いが、試合の趨勢を左右するキーポイントになるだろう。

 古巣との決戦に燃える興梠は、「(前節の清水戦で)得点して、気持ち良く鹿島に行ける。チームが勝ち、そのうえで自分も得点を決めたい」と浦和加入3年目、カシマスタジアムでの初ゴールを虎視眈々と狙っている。


「最近の4試合で3ゴールの金崎に期待がかかる」と夢生のゴールに期待するサッカーダイジェストのプレビューである。
トニーニョ・セレーゾ時代に於いても夢生をFW起用しておるときは好調であった。
夢生の積極性、泥臭さはチームに活気を与え、そしてゴールに結びつける。
アウェイでの試合では、ベンチからのスタートであった。
明日の試合では先発が予想されておる。
多くの期待を背負い、活躍してくれるであろう。
楽しみである。

女子マネ・佐藤美希嬢来場

2015年09月25日 | Weblog
【鹿島】女子マネ佐藤美希が26日(土)の浦和戦に来場!
【鹿島】女子マネ佐藤美希が26日(土)の浦和戦に来場!


浦和とのビッグマッチに佐藤 美希さんが来場!

9月26日(土)に開催する明治安田生命J1リーグ 2ndステージの第12節の鹿島アントラーズvs浦和レッズ戦に、2015Jリーグ女子マネージャーの佐藤 美希さんが来場することが決定いたしました。


浦和戦に来場する佐藤美希嬢である。
Jリーグ女子マネージャーのためにも勝利を飾りたいところ。
勝利の女神の力を得ようではないか。
楽しみである。

浦和戦前日練習の一コマ

2015年09月25日 | Weblog
浦和戦前日練習


選手たちは9時にトレーニングを開始し、パス練習やセットプレー練習などを実施しました。練習の途中から雨が降り始める中、レクリエーションゲームやシュート練習も行っています。


浦和戦に向けた前日練習の風景である。
鈴木優磨、山本脩斗、豊川、本山、金崎夢生に笑顔が溢れる。
雰囲気の良さが伝わってくるようである。
最高の状態で、年間順位首位の浦和を倒したいところ。
2ndステージの天王山、気持ちを高めて挑みたい。
楽しみにしてスタジアムに向かう。
勝利を信じておる。

U-18日本代表 練習試合 ジュビロ磐田戦

2015年09月25日 | Weblog
[練習試合]U-18日本代表、3-0快勝した磐田戦先発イレブン
15/9/25 07:54

[9.24 練習試合 U-18日本代表 3-0 磐田 ヤマハ]

 10月2日に開幕するAFC U-19選手権予選(U-20W杯アジア1次予選)に臨むU-18日本代表が24日、ジュビロ磐田と練習試合(45分×2本)を行い、合計3-0で勝利を収めた。


U-18日本代表の先発の先発メンバー


左サイドからチャンスをうかがうMF久保田和音(鹿島)


U-18日本代表 AFC U-19選手権2016予選 直前キャンプ 練習試合マッチレポート vs ジュビロ磐田
2015年09月25日

U-18日本代表 AFC U-19選手権2016予選 直前キャンプ 練習試合マッチレポート vs ジュビロ磐田

練習試合 vs ジュビロ磐田
2015年9月24日(木) キックオフ 16:00 試合時間 90分(45分×2)
ヤマハスタジアム(静岡/磐田市)
U-18日本代表 3-0(前半2-0、後半1-0) ジュビロ磐田
得点
8分 坂井大将(PK)(U-18日本代表)
15分 小川航基(U-18日本代表)
87分 岩崎悠人(U-18日本代表)

前半メンバー
GK:廣末陸
DF:藤谷壮、冨安健洋、中山雄太、舩木翔
MF:堂安律、坂井大将、佐々木匠、久保田和音
FW:吉平翼、小川航基

後半メンバー
GK:山口瑠伊
DF:岩田智輝、野田裕喜、町田浩樹、浦田樹
MF:岩崎悠人、鈴木徳真、森島司、木彰人
FW:一美和成、小川航基

交代
60分 廣末陸 → 山口瑠伊
65分 小川航基 → 久保田和音

マッチレポート
U-18日本代表は24日、AFC U-19選手権2016予選に向けてジュビロ磐田とトレーニングマッチを実施しました。
先制点は8分。相手の右サイドで攻撃の起点を作り、MF堂安律選手がペナルティエリア内に走りこんだMF佐々木匠選手にスルーパスを出しボールを受けます。シュートまで持ち込もうとした佐々木選手が相手ディフェンダーに倒され、ペナルティキックを獲得。これをMF坂井大将選手が落ち着いてゴールを決め日本が先制します。そして15分には、右サイドで得たコーナーキックを堂安選手が精度の高いクロスを上げます。これを小川選手がヘディングで合わせ、2-0で前半を折り返します。
メンバーを大幅に入れ替えた日本は後半、パスミスが目立ち相手に攻撃を仕掛けられる場面が増えます。その辛い時間帯を耐えると、87分にはFW一美和成選手が相手陣内の右サイドで粘り強いデイフェンスでボールを奪い、ゴール前にドリブルで侵入、ゴール前に走りこんでボールを受けたMF岩崎悠人選手が相手の状況を見ながら落ち着いてシュート。これが決まり、日本は3-0でジュビロ磐田に勝利しました。試合後には昨年U-19日本代表でAFC U-19選手権に出場した川辺駿選手(ジュビロ磐田)がロッカールームに訪れ、これから予選に出場する選手に激励の言葉をかけました。

選手コメント
中山雄太 選手(柏レイソル)
予選の初戦まで少ない時間になってきました。今日の相手もとてもやりがいがあり、環境も素晴らしく、自分たちがパフォーマンスするには最高の日でした。結果は、3-0という勝利で終わることができましたが、内容では突きつめるものや、改善点など見えてきたものがあるので、また明日の練習から取り組んでいきたいです。チームのために何が大切かを個々が意識し、心身ともにベストな状態で予選を迎えられるようにしていきたいと思います。

山口瑠伊 選手(FCロリアン/フランス)
個人だけではなく、チーム全体が良い準備をし、試合に入れたと思います。良い結果と内容が出せたと思うので、そのまま次の練習試合、そしてまずは初戦を勝ちに行きたいと思います。アグレッシブなプレーで圧倒していきたいです。

久保田和音 選手(鹿島アントラーズ)
アジア予選も近いということもあり、公式戦をイメージして行いました。立ち上がりにペナルティキックで得点することができましたが、中盤でボールを失ったり組み立てのところで少しパスや動きのズレがでたりと、ボールを失うことが多かったです。守備でもボール保持者に対して寄せが甘く、相手の選択肢を減らすことができなくて、簡単にロングボールを蹴られたり縦パスを入れさせてしまったりしてしまいました。まだまだ守備でも攻撃でも連携のところで修正できると思うので、少しでも改善して予選に臨めるようにしたいです。


一美和成 選手(大津高)
プレースピードや球際などの速さなど、アジアの予選に向けた良いシミュレーションになりました。チームとしても、3得点をとり無失点に抑えて勝てたことは自信になったと思います。チーム一丸となり、良い準備を行っていきたいです。

スケジュール
9月21日(月) 18:00 トレーニング (エコパ補助競技場)
9月22日(火) 9:00
15:30 トレーニング (ヤマハリゾートつま恋多目的広場)
9月23日(水) 9:00
15:30 トレーニング (ヤマハリゾートつま恋多目的広場)
9月24日(木) 9:00
3-0 トレーニング (ヤマハリゾートつま恋多目的広場)
練習試合 vs ジュビロ磐田 (ヤマハスタジアム)
9月25日(金) 9:00 トレーニング (エコパ補助競技場)
9月26日(土) 10:00 練習試合 vs 静岡産業大 (静岡産業大第2グラウンド)
9月28日(月) トレーニング
9月29日(火) トレーニング
9月30日(水) トレーニング
10月1日(木) トレーニング
AFC U-19選手権バーレーン2016 予選(グループJ)
10月2日(金) 19:00 vs ラオス(National Sports Complex Stadium)
10月3日(土) トレーニング
10月4日(日) 16:00 vs フィリピン(National Sports Complex Stadium)
10月5日(月) トレーニング
10月6日(火) 16:00 vs オーストラリア(National Sports Complex Stadium)
※日本国内でのトレーニングおよびトレーニングマッチは一般の方も見学可能です


ジュビロに快勝したU-18日本代表である。
久保田和音は先発出場で勝利に貢献しておる。
鹿島でも公式戦出場しており、徐々に力を発揮しだした。
このU-18日本代表でも攻撃を牽引し中心選手となるのだ。
期待しておる。

山本脩斗、ラグビー日本代表との縁

2015年09月24日 | Weblog
[鹿島]山本脩斗と五郎丸歩
 85年生まれで早稲田大学スポーツ科学部出身の山本脩斗は、いま注目を集めているラグビー日本代表の五郎丸歩や畠山健介と同期生だ。

 特に大学卒業後、ジュビロ磐田とヤマハ発動機ジュビロと、グランドを隣接するクラブに加入した五郎丸とはなにかしらの交流があるのかと思われたが、残念ながら「大学では学科も授業も同じでしたけど特に接点はありませんでした」とのこと。ただ、大学時代の早稲田は清宮克幸監督が率いた全盛期。試合会場に足を運ぶことはできなかったがテレビ中継があれば応援していたそうだ。

 監督交代後、午前練習に変わったため夜の9時にはお子さんと一緒に就寝しているらしく、イングランドで開催されている今大会のW杯については見ることもできずいるが、日本代表の躍進を願っていた。
(鹿島担当 田中滋)


ラグビー日本代表との関係が深い山本脩斗である。
しかしながら、学生時代は交流はなかったとのこと。
とはいえ、今話題のラグビーW杯と縁があるのは嬉しいこと。
彼等の勢いに力を得て力をより発揮して欲しい。
活躍を楽しみにしておる。

本山、真剣な面持ち

2015年09月24日 | Weblog
午前練習


鹿嶋は穏やかな天気に恵まれています。選手たちは10時にトレーニングを開始し、パス練習や紅白戦、シュート練習などを実施しました。


練習する本山である。
表情は真剣そのもの。
これだけの実績を持つベテランが手を抜くことなくトレーニングを行うことで、チームが締まる。
伝統はそうして受け継がれていくのだ。
これからもずっとずっと。
素晴らしいクラブである。

山本脩斗、自信は成長を促す

2015年09月24日 | Weblog
【インタビュー】 鹿島アントラーズ 山本脩斗選手
(2015/09/24)



今も実家の部屋に貼ってあるポスター

実家の部屋は今も高校時代のままだという。そこにはサッカー少年だった当時のまま、3枚のポスターが貼られている。1枚目はイングランドのスター選手だったデイヴィッド・ベッカムで、2枚目は日本サッカー界の先駆者である中田なかた英寿ひでとしだった。

山本やまもと脩斗しゅうとは少しだけ恥ずかしそうにもう一枚のポスターについて教えてくれた。当時はそのポスターに写っている人物と一緒にプレーすることになるとは想像していなかっただろう。

「ベッカムとヒデさん(中田英寿)と……(小笠原おがさわら)満男みつおさんだったんです。今でも実家の部屋にそのまま貼ってあるんですけどね、そのポスター」

岩手県に生まれた山本にとって、6歳年上の小笠原は同郷の憧れであり、最も身近なスター選手だった。それ以上に深いつながりもあった。小笠原が大船渡高校時代に教わった齋藤さいとう重信しげのぶ先生が、その後、盛岡商業高校に移り、山本もまた齋藤先生の指導を受けたのである。

「齋藤先生からは何かあるたびに『満男は、満男は』って話を聞かされてました(笑)。それに当時の満男さんは日本代表だったので、活躍をテレビで見ることもできた。日本を背負ってプレーしているその姿を見て、自分の中では目指すべき存在というか、こういう選手になりたいなって思っていましたね」

齋藤先生を通じて小笠原からサッカー部にサイン入りのスパイクが届いたこともあったという。そのスパイクを恩師から貰い受けた山本は、大切に部屋に飾っていたそうだ。想像するに、そのスパイクを眺めながら山本少年は、「いつか自分も」と思いを馳せていたのだろう。



憧れの選手と同じピッチに立つ

山本がジュビロ磐田から鹿島に加入したのは昨シーズンのことだ。数あるオファーの中から鹿島を選んだのは、その小笠原の存在が大きかったという。

「ジュビロではなかなか試合に出られなかったこともあって、他のチームでチャレンジしてみたいという気持ちがありました。ジュビロがJ2に降格した時だったので悩みましたけど、最終的にはチャレンジしようと。(移籍を決めた理由の)割合を数字で表せば、6~7割は挑戦という気持ちが大きくて、あとの決め手はアントラーズのチームカラーや雰囲気、それと満男さんがいたというのが2~3割はありましたね。……やっぱり、何より満男さんがいたというのが大きかったですね。移籍の話を進めていく中で、強化部長の(鈴木すずき)満みつるさんと直接、話をする機会があったのですが、『満男が待ってるって伝えてくれって言ってたぞ』って聞いたときはうれしかったですし、自分でも鳥肌が立ったというか、『やべー』って思いましたよね。満男さんとは東北人魂(※)の活動をするようになってから、年に1回は話す機会がありましたし、絡むようにはなっていたんですけど、そう言ってもらえたことが、やっぱりうれしかったんですよね」

東北人の気質なのか、小笠原の口数は決して多くはない。だが、その行動からは気遣いや、優しさが感じられた。山本が鹿島への加入を決めると、小笠原から連絡があり、「家は決まったか。何か困ったことがあったら連絡してくれ」と、常に気に掛けてくれた。チームが始動する前の自主トレに誘ってくれたのも小笠原で、鹿島のクラブハウスを案内してくれたのも小笠原だった。

「ヤス(遠藤えんどう康やすし)や(土居どい)聖真しょうま、(柴崎しばさき)岳がくと、東北人魂の活動で知っている選手が多かったこともあったけど、満男さんのそういう気遣いがあったから、チームにも溶け込みやすかったんですよね」



部屋にポスターを貼り憧れていた選手と、同じユニフォームに袖を通して同じピッチに立つ。山本少年が見ていた夢が現実になった瞬間だった。

「アントラーズに入った時、最初に満男さんと同じユニフォームを着てピッチに立ちたいっていうことをまず強く思いました。だから当初は『あっ、同じユニフォームを着てる』って思いましたよね。本人にはもちろん、言わなかったですけど(笑)」

ただし、山本が感動に浸っていたのはそこまでだ。ピッチでは鹿島を背負ってきた男の厳しさを肌で感じた。

「練習もそうですけど、試合での雰囲気というか、球際の強さも含めた全体的なプレーに感じるところはありました。なかなか言葉にはできないですけど、これが“小笠原満男か”というのはありましたよね。あと、これは満男さんに限ったことではなくアントラーズにですが、ジュビロ時代に対戦した時もずる賢さみたいなものがありました。こっちのペースなのに試合はアントラーズが勝つというか、うまさや勝ち方を知っているというのは、中に入ってより感じましたね。昨シーズンは開幕3連勝でスタートしたんですけど、これが常に勝ち続けるチームなのかというのが最初の印象でした。勝っている時の残り10分や5分での満男さんの気の利いたプレーとかは、『なるほど』って、やりながらも思ったのは覚えています」



攻撃的な選手から守備的な選手へ

磐田ではなかなか出場機会を得られずにいた山本だが、鹿島に加入した昨シーズンはリーグ戦32試合に出場した。しかも、その全試合に先発。コンスタントに出場機会を得るのは、プロになって初めてともいえる経験だった。それだけにその1年で何を得たかを聞くと、山本は間髪を容れずに「自信」と答えた。

「そこに尽きますね。今までジュビロにいた時はコンスタントに試合に出られなかったので、やっぱりうまくプレーできない時も多かった。たとえ、うまくいったとしてもそれが数試合で終わってしまって、また控えに逆戻りみたいなことも多かった。それが今は違う。試合を経験して、守備の部分でやれるという自信がつくと、気持ちにもいい意味で余裕が生まれてくる。攻撃に入った時もそう。視野の広さやゆとりがある」

もともと山本は攻撃的なポジションの選手だった。高校時代は小笠原に憧れるのも頷ける背番号10番タイプ。大学時代もFWやトップ下でプレーし、「あまり守備はしていなかった」という。転機が訪れたのは、プロ1年目の2008年のことだ。当時は磐田でコーチを務めていた現アルビレックス新潟の柳下正明監督から、SBへのコンバートを持ちかけられた。

「シーズン終盤に行われた天皇杯の直前だったんですけど、ヤンツー(柳下やなぎした)さんに(SBを)やってみろって言われて。『はい』って答えるしかないですよね(笑)。それまで練習でも全くやっていなかったのに、いきなりSBで試合に出たんです。たまたま、その試合で開始1分も経たないうちにアシストして。試合は(1-3で)ガンバ大阪に敗れたけど、ヤンツーさんからの評価は総合的には悪くなかったみたいで。翌年からヤンツーさんがジュビロの監督になったこともあって、それからはSBとして練習するようになりました」

最初は攻撃的なポジションへの未練や葛藤もあった。「本当に必死でした」と当時を振り返るが、次第にSBというポジションにやり甲斐を感じていった。

「例えば一対一で相手を止めたときには充実感を感じるようになりました。あとは、例えば自分の背後を狙っている選手もいた場合、そこをケアしながら、相手のボランチとかがボールを持った時に、あえて駆け引きしてパスを出させてカットする。そういうところはすごく考えるようになりましたよね」

言ってみれば、それまでの攻撃的なポジションとは真逆である。SBは攻守両面での貢献を求められるとはいえ、重きは守備にある。山本は身体の使い方や足の運び方に至るまで、守備のスキルを一つずつ覚えていった。ただ、がむしゃらに取り組んでいく中で自身の強みをも理解していった。

「運動量には昔から自信があったので、今になってはそこを活かそうと思っています。90分間、求められているプレーをやり続けるというのは自分の中で大切にしていますね」

山本自身も話すように、磐田では途中出場も多く、シーズンを通して充実感を得ることはなかった。SBの楽しさを知ったのは鹿島に来てからだ。

「ジュビロの時はミスすると『うわー、やっちゃった』ってミスに対してネガティブな感じでしたけど、今はたとえ失敗しても、『仕方がない』と思って切り替えられるように考え方も変わった」

今では右の西大伍とともに左の山本も不動の存在となり、鹿島に欠かせないファクターとなっている。

「自分の特徴としては攻撃というよりも、まずは守備というのを心掛けています。守備では一対一でやられないことであったり、90分間体力を切らさずに、CBの裏に相手が走ったらしっかりセカンドボールを考えてついていくことを意識しています。あとはヘディングも特徴の一つではあるので、最近得点できましたけど、狙っていきたいですね。逆サイドのヤスや大伍は自分を見てくれるので、タイミングを見てチャンスがあればゴール前にも入っていきたい」

試合に出ることで、試合を経験することで、さらなる欲も湧いてくる。

「攻撃の部分で徐々に得点に絡めるようなプレーもできるようになってきたんですけど、もう少し攻撃のバリエーションというか、自分でもガツガツいく部分も必要かなと思いますし、そこを増やしていきたいなって考えています」

2ndステージ第7節のベガルタ仙台戦では、山本のクロスを逆サイドの西が折り返すと、走り込んだ土居がフィニッシュした。「ああいう形はどんどん狙っていきたい」と山本は語る。

ナビスコカップ準々決勝第1戦のFC東京戦では、ドリブルで左サイド深くまでえぐり、赤あかさき秀平しゅうへいのゴールをお膳立てした。「もともとは攻撃的な選手だから、高い位置まで行ったときは後ろを気にせず仕掛けたい」と山本は意欲を示す。自身も認めるように鹿島のサイド攻撃と言えば、これまで右というイメージが強かったが、徐々に左からの攻撃でも得点につながるようになっている。真摯に、かつ丁寧に話してくれる山本の表情には紛れもない自信がみなぎっていた。



責任と自信が2ndステージの躍進に

今シーズンに話を移せば、鹿島は1stステージで8位に低迷した。2ndステージになってもチーム状況は上向かず、第3節を終えてクラブはトニーニョ・セレーゾ監督を解任すると、それまでコーチを務めていた石井いしい正忠まさただを監督に就任させた。山本がチームの転機について語る。

「セレーゾが解任されたことは、彼だけの責任ではなく、自分たちにもある。監督が代わっても、みんなが変わらなければ、何も変わらないというのは石井さんが監督に就任したときのミーティングでも話が出ました。練習から変えていこうということで、雰囲気もそうですけど、いつも以上に声も意識して、みんな出しているとは思いますね」

監督交代に踏み切った第4節から第10節でG大阪に敗れるまで、鹿島は破竹の6連勝を飾った。第10節を終えて2位。1stステージから一転、ステージ優勝をも狙える好位置につけている。

「石井さんもセレーゾ前監督がやっていたサッカーにプラスαしていくと話していましたけど、それほど大きく変わったところはないんです。ただ、セレーゾの時は練習中のスライディングが禁止だったけど、石井さんになって球際の激しさが求められるようになった。それが徐々に試合でも出せているのかなとは思います」



鹿島が掲げる伝統的なサッカーはある意味、普遍である。指揮官が代わろうとも、それが大きくぶれることはない。監督に就任した石井監督は、選手たちに戦う姿勢を取り戻させ、プレーにもアクセントを加えた。

「確かに守備は……石井さんもすごく強調するので意識するようになりました。特に僕らSBには、タイミングを見て行ける時はどんどん攻撃参加していいとは言いますけど、まずは守備から入るように言っています。だから、前よりも守備の意識というのは高くなったとは思いますね」

足りなかったのは山本が鹿島に来てつかんだのと同様、自信だったのかもしれない。「まだまだですけどね」と山本は表情を引き締める。加入してからそれほど長い月日は経っていないが、「周りからまだ2年目だっけって言われます」と本人も語るように常勝軍団の血が流れている。

「大事なのは、まずは目の前の一試合一試合に勝っていくことですよね。ここから2敗、3敗してしまえば、一気に順位も下がってしまう。だからこそ次の試合、次の試合と、毎試合が大事になっていく。ナビスコカップもそうですけど、みんなで獲ろうというのは話している。それにはリーグ戦だろうが、ナビスコカップだろうが、天皇杯だろうが気持ちが変わることなく、一つ一つのタイトルを獲るために一試合一試合、勝っていくことが大切だと思う」

先を見ず、目の前の試合に全力を尽くす——これは常に小笠原が口にしている言葉でもある。今はチームメイトとなった憧れの選手と同じ思い、意識、そして血が山本の中にも流れている。

※東北人魂とは東北六県出身の現役Jリーガー有志が設立した法人格を持たない任意団体で、東日本大震災で甚大な被害を受けた東北地方におけるサッカー発展のため活動している。(了)

取材・文=原田大輔(SCエディトリアル)
写真=佐野美樹




山本脩斗(やまもと・しゅうと)

1985年6月1日生まれ、岩手県出身。鹿島アントラーズ所属。DF。180cm/69kg。
早稲田大学卒業後、ジュビロ磐田への加入が決まっていたが、メディカルチェックで原発性左鎖骨下静脈血栓症が判明したため、完治した2008年6月に正式加入した。プロになりSBへコンバートされると才能がさらに開花。2014年の鹿島アントラーズ加入後は、持ち前の運動量を武器に不動の左SBとして攻守に貢献している。


山本脩斗のインタビューである。
小笠原満男への憧憬とSB転向、そして何より鹿島移籍しレギュラーとして1年を通じて出場したことについて語られる。
サッカー選手は何が転機になるかわからぬもの。
脩斗は鹿島移籍で才能を開花させた。
良いマリアージュであった。
これからも左サイドを駆け上がり、攻守に躍動してくれるであろう。
脩斗の活躍を楽しみにしておる。

キム・ジソク、練習参加

2015年09月23日 | Weblog
[鹿島]練習生・金智錫(キム・ジソク)について、梅鉢貴秀の印象は?
 火曜日(9月22日)から鹿島の練習に金智錫(キム・ジソク)が練習参加している。

 左利きのDFであるキムは現在18歳。もともとキム・ナミル、イ・グノ、イ・チョンスなど韓国を代表する選手たちを多数輩出した名門プピョン高校の出身で(現在は転籍)、いまはACEWAYというクラブに在籍している高校生だ。日本語はほとんど話せないながらも、自らを売り込むために鹿島以外にもいくつかの日本のクラブで練習参加してきたようだ。

 2日目のこの日は、先輩にあたるファン・ソッコもおらず、練習中はほとんど声を出さずおとなしい印象を与えた。それを見た梅鉢貴秀は「誰でも1日、2日はおとなしくしてるもんやと思います。俺でもそうでしたから」と笑っていた。チームメートから「うるさい」と、よく注意される梅鉢の予言は、果たして当たるだろうか。
(鹿島担当 田中滋)


鹿島の練習に参加しておるキム・ジソクである。
左利きのDFとのこと。
練習では左SBに入った様子。
今日の練習では大人しい印象であったとのことであるが、その様子を見てバチは、「誰でも1日、2日はおとなしくしてるもんやと思います。俺でもそうでしたから」と語る。
まだ高校生にいきなり溶け込めと言われてもなかなか難しいもの。
この印象を払拭させるプレイでアピールし、是非とも入団を勝ち得て欲しいところ。
続報を待っておる。

聖真の躍動に期待

2015年09月23日 | Weblog
午前練習


鹿嶋は穏やかな天気です。選手たちはミーティングをした後、パス練習や攻守のトレーニング、実戦形式のトレーニングなどを実施しました。


練習する聖真である。
この週末は浦和との対戦が組まれておる。
聖真のクイックネスで浦和の守備網をかいくぐるのだ。
聖真の躍動を楽しみにしておる。

J-22選抜・鈴木優磨、アグレッシブさを出したい

2015年09月22日 | Weblog
鹿島FW鈴木“手倉森ジャパン初招集”生き残りだ
[2015年9月22日7時26分 紙面から]

 サッカーのU-22(22歳以下)選抜の練習が21日、神奈川・相模原市でスタートした。

 鹿島FW鈴木優磨(19)がU-22日本代表の主力が居並ぶU-22選抜に初めて名を連ね、実質的な“手倉森ジャパン初招集”となった。高卒1年目ながら鹿島で出番をつかみ、12日のG大阪戦でデビュー戦ゴール。J3でも3得点している攻撃力が評価された。「呼ばれてビックリしたけど、アグレッシブさを売りに、生き残りたい」。手倉森監督は「ボールが収まるし、J3を見て可能性を感じた」と説明した。

鹿島FW鈴木 手倉森J“初招集”に驚き「アグレッシブさ出す」
J―22選抜合宿初日 (9月21日)


ジョギングの最中笑顔を見せる鹿島・鈴木(中央)
Photo By スポニチ


 FW鈴木が手倉森ジャパン初招集となった。鹿島では12日のG大阪戦でデビュー戦ゴールを挙げたばかり。「試合に出始めてすぐ(の招集)だったのでビックリ」と、驚きを隠さなかった。

 今回の選出はクラブだけでなくJ―22選抜でのプレーも加味されてのもの。指揮官は「相手を背負えるし中盤の仕事もできる」と評価。日本代表FW岡崎を手本にする19歳は「アグレッシブさを出したい」と、定着へ向けて意気込んだ。

 <J―22選抜メンバー>

【GK】櫛引政敏(清水)、牲川歩見(磐田)

【DF】川口尚紀(新潟)、岩波拓也(神戸)、奈良竜樹(FC東京)、植田直通(鹿島)、山中亮輔(柏)、宮原和也(広島)

【MF】大島僚太(川崎F)、喜田拓也(横浜)、野津田岳人(広島)、中島翔哉(FC東京)、井手口陽介(G大阪)、鎌田大地(鳥栖)

【FW】鈴木優磨(鹿島)、浅野拓磨(広島)
[ 2015年9月22日 05:30 ]


J-22選抜に選出された鈴木優磨がニュースになっておる。
今回のJ-22選抜はU-22日本代表のメンバーが中心であり、五輪予選への強化試合の一環と言える。
そのメンバーに優磨が割って入ったことは大きなニュースと言えよう。
今回の合宿と試合にて大きくアピールし、U-22日本代表に名を連ねるのだ。
期待しておる。