鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

集中力の高い戦いを見せることができている

2014年05月02日 | Weblog
【J1第11節直前情報 柏vs鹿島】連勝を飾り勢いに乗る柏、ホームで首位鹿島に挑む
■柏レイソル チームの状態は上向き

 ようやく長い間とらわれていた停滞感から脱した。浦和、G大阪を相手に連勝を飾り、明らかに柏のチーム状態は上向きにある。その連勝に大きく貢献したのが、2試合連続で2ゴールを挙げた田中順也だ。その4ゴールを振り返ると、PK、右足コントロールシュート、左足ミドルシュート、FKとバリエーションに富み、離脱したレアンドロに代わって力強く攻撃陣をけん引している。一方、工藤壮人に約1カ月間、ゴールが生まれていないのは気掛かりだが、それでもポストプレーや攻撃陣との連係は悪くなく、前節は田中のゴールをアシストしているだけに、きっかけさえ掴めば調子を取り戻すだろう。

 また、負傷欠場のレアンドロ、ハン・グギョンに代わって出場し、その穴を補って余りある活躍を見せている太田徹郎と茨田陽生の存在も見逃せない。ネルシーニョ監督によれば、「彼らは試合に出られない時でもしっかりと準備をしていた」とのこと。代わりに出た選手の活躍は他の多くの選手に刺激を与え、チーム全体の士気を向上させる要因にもなっている。

 この連戦を乗り切るにはチーム全体の総合力が問われる。柏はけが人が多く、現状では必ずしも選手層が厚いとは言えない。アグレッシブにプレスを仕掛けてくる鹿島に対し、ゲームの流れが膠着した時に、リズムを変えられる選手がサブメンバーに少ないことが、どう影響を及ぼすか。(鈴木潤)

■柏予想スタメン
3-4-2-1
GK
21 菅野孝憲
DF
4 鈴木大輔
3 近藤直也
23 渡部博文
MF
13 高山薫
20 茨田陽生
7 大谷秀和
22 橋本和
26 太田徹郎
18 田中順也
FW
9 工藤壮人


■鹿島アントラーズ アウェーで5連勝し、首位をキープ

 ゴールデンウィークの4連戦で鹿島は2連勝。広島、清水を破り首位に立っている。特筆すべきは、DFラインの若さだ。2試合続けてミスが続いてしまった青木剛に代わり、植田直通が右CBで起用されると、まずまずのパフォーマンスを披露。2試合で1失点に抑えている。清水戦ではフリーのヘディングを当てられず、プロ初得点の機会はオウンゴールになってしまったが、セットプレーの高さは今節も大きな武器になるだろう。

 とはいえ、心配なのは徐々に蓄積されていく疲労である。特に代えの効かない選手たちが心配だ。同タイプのボランチ同士ながら絶妙な舵取りとバランスを見せている小笠原満男と柴崎岳。特に4月で35歳となった小笠原は年齢的に連戦は厳しい。また柴崎も、毎試合のように後半の苦しい時間帯にトップ下にポジションを移し、運動量を落とさずにプレーすることが求められている。そして、ここまで公式戦全試合フル出場しているのは昌子源と山本脩斗だが、CBの昌子はまだしも、上下動を繰り返す左SBの山本は、さすがに前節、プレーにキレがなかった。守備意識の高い豊川雄太を左MFに入れて、山本をサポートさせることも考えられる。

 現在、アウェーでは5連勝中。その要因は集中力の高い戦いを見せることができている点だ。その要因だ。国立開催の柏戦では勝てていないが、柏サッカー場や柏の葉では2002年以降けていない。相性の良さを発揮したい。(田中滋)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
21 曽ヶ端準
DF
24 伊東幸敏
23 植田直通
15 昌子源
16 山本脩斗
MF
20 柴崎岳
40 小笠原満男
25 遠藤康
28 土居聖真
33 カイオ
FW
11 ダヴィ


選手の疲労を心配するサッカーキングのプレビューである。
確かに、岳と源、そして修斗は公式戦前試合フル出場であり、疲労の蓄積が不安視される。
また、35歳を迎えた小笠原満男も、このGWの連戦は堪えるのではなかろうか。
しかしながら、相手も同じ日程であり、プロとしてプレイする以上、この程度の連戦で音を上げるものはおるまい。
この状況をゲームプランにて補い、良いパフォーマンスで柏に勝利したいところ。
選手交代も含めて、戦術的な采配が鍵を握ろう。
必ずや勝利を掴みたい。
楽しみな一戦である。

柏戦プレビュー

2014年05月02日 | Weblog
【J1:第11節 柏 vs 鹿島】プレビュー:公式戦10戦負けなしの柏と、首位・鹿島が3連勝を懸けて激突。柏にとっては“勝点6”の価値のある大一番!(14.05.02)
5月3日(土)J1 第11節 柏 vs 鹿島(13:00KICK OFF/柏)
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「自分たちが蒔いてきたものを刈り取っていくために、良い時に鹿島と当たれたと思う」。ネルシーニョ監督はそう言って自信を覗かせた。

引き分け続きの状態から、第9節浦和戦、前節のG大阪戦と連勝を飾り、しかも共に逆転勝利という勢いの出る勝ち方で柏は首位・鹿島との一戦を迎えた。両チームの勝点差は4。勝てば1差まで肉薄できるとあって、大谷秀和も「勝点6の価値のあるゲーム」と捉えている。
一時はレアンドロの負傷離脱で懸念された攻撃面も、太田徹郎、茨田陽生らの活躍によって流れはスムーズになり、そこに左右のウイングバックが頻繁に絡むことで「前線5枚の攻撃の質が高まっている」(ネルシーニョ監督)という状況だ。特に2試合連続2発の田中順也の好調ぶりが目立ち、4ゴールの内訳を見ても、PK、右足コントロールシュート、左足ミドルシュート、フリーキックと全てが違うゴールパターンという点からも、田中の好調さが窺い知れる。

対する鹿島は、上記の通り現在は首位に立ち、柏と同じくこのゴールデンウィークの連戦では、広島、清水を相手に連勝してこの一戦を迎える。
これまでの老獪なイメージに加え、今年は数多くの若手選手が躍動し、そのフレッシュさゆえの走力、運動量という部分は侮れないレベルに来ている。労力を惜しまず、前線から果敢にプレスを仕掛け、結果も付いてきているためプレーには自信が漲っている様子だ。

もちろん若さゆえの勢いだけではなく、植田直通、昌子源のセンターバックコンビは、第9節では王者・広島を完封するなど高い実力を示し、攻撃陣もダヴィ頼みにならず、土居聖真は昨季第24節の対戦でも攻撃にアクセントを加えて柏を苦しめた力を持つ。さらに2列目にはスピードのあるカイオがいて、顔ぶれは多彩だ。
それでいて、スタメンを張る小笠原満男、清水戦で途中から出場した野沢拓也、青木剛と、経験豊富な選手の存在感も光る。総合的に見て、現在首位に立っていることが妥当と思わせるチームだ。

柏は前節のG大阪戦は、比較的自由に使えるスペースを見つけ出し、そこに茨田が起点となって前線の工藤壮人、田中、太田が絡んでテンポある攻撃を展開したが、鹿島相手にそこまでスペースが得られるとは思えない。何より、現在の柏の攻撃は茨田の展開力によるところが大きく、間違いなく鹿島はそこを消しにくるはず。そうなると鹿島の柴崎岳と茨田、年齢的にも近く、プレースタイルも似通った2人のパサーのどちらがイニシアチブを握るかで局面は大きく変わると思われる。

鹿島の2列目はサイドに張るだけではなくインサイドでプレーするケースも多く、柏からすれば、ダヴィと土居を含めて、3バックとダブルボランチがどうマークを受け渡していくのかも鍵。そこで後手を踏み、茨田が守備に追われる時間が長くなると、柏としては少々分が悪くなってしまう。
ただし、仮に押し込まれたとしても、工藤、田中、太田という攻撃の3枚は鹿島の守備陣にとっては掴みづらい選手だと思っている。ポストプレーと裏への動きを抜け目なく狙う工藤、外から射抜ける田中、派手さはないがゾーンの間で受けてリズムを作れる太田と、柏もその動きで鹿島の守備組織を撹乱し、プレーするスペースをわずかにでも見出したい。

首位に立つ鹿島が自分たちの力に自信を漲らせるように、柏もリーグ・カップを含めた公式戦は10戦負けなしという自負がある。3連勝を目指す両者の激突、激戦は必至だ。

以上
2014.05.02 Reported by 鈴木潤


「老獪なイメージに加え、今年は数多くの若手選手が躍動」と綴る柏視点のプレビューである。
好調・柏を敵地にて打ち倒すには若い選手がより高いパフォーマンスを魅せる必要がある。
植田と源のCBコンビも3試合目となり熟成され、トップ下の聖真、左サイドのカイオも連携が深まってきた。
ヤング鹿島の真骨頂を証明する試合と言えよう。
楽しみな一戦である。

カイオの躍動に期待

2014年05月02日 | Weblog
2014年05月02日(金)

明日の柏戦に向けて、セットプレーの確認やミニゲームで調整しました。一部の選手はシュート練習を行っています。

柏戦の前日練習を行うカイオである。
ここに来てポジションを得た感触のカイオであるが、まだまだ荒削りな部分も多い。
ここは、トニーニョ・セレーゾ監督の指導により更に成長して欲しいところ。
カイオのスピードとテクニックに戦術眼が備われば天下一品。
カイオの躍動を楽しみにしておる。

ダヴィとカイオ、ホットラインに期待

2014年05月02日 | Weblog
2014年05月01日(木)

15時半からのミーティング後、清水戦のスタメンはリカバリートレーニングを行い、それ以外の選手はフットバレーやシュート練習を実施しました。

リカバリー走を行うダヴィとカイオである。
この二人の連携が深まり攻撃力が増しておる。
カイオの突破からダヴィ、またダヴィの競り合いに飛び出すカイオというシーンが数多く観られる。
二人のホットラインにて勝利を積み重ねたい。
期待しておる。

野沢の躍動に期待

2014年05月02日 | Weblog
首位浮上も視野に入る上位対決。ストライカーの働きにも注目
第11節が5月3日(土・祝)に開催される。依然として小差の順位争いが続く中、今節は3位の神戸が2位の広島を迎える上位対決が実現。両チームとも勝てば首位浮上の可能性があるだけに、白熱した攻防が予想される。

柏(6位) vs 鹿島(1位) 5/3(土・祝)13:00@柏
柏は7試合連続負けなし(4勝3分)と安定し、好調のFW田中 順也が攻撃をリードする。鹿島は接戦となれば、MF野沢 拓也など試合の流れを変えるベテランが控えるのも強みだ。


試合の流れを変えるキーマンとして野沢を挙げるJリーグ公式のプレビューである。
昨季、後半よりベンチスタートが多くなった野沢であるが、彼の天才肌のプレイは相手守備陣を崩すには効果的である。
抜群のテクニックで相手を翻弄する姿は、観ている者を魅了する。
この柏戦でも試合終盤にてピッチに入り活躍してくれるであろう。
野沢の躍動を期待したい。
楽しみである。