鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

聖真の活躍に期待

2014年05月27日 | Weblog
2014年05月27日(火)


明日の神戸戦に向けて、セットプレーの確認で最終調整を行いました。

神戸戦前日練習を行う聖真である。
成長著しいトップ下は明日も活躍してくれるのではなかろうか。
パスにドリブル、そしてシュートと獅子奮迅の動きが期待される。聖真の攻撃力で神戸を粉砕するのだ。
期待しておる。

負けられない戦いを制するのはどちらか

2014年05月27日 | Weblog
[ 5/28(水)ヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節開催! ]


残り2節となったヤマザキナビスコカップ予選リーグは28日(水)に第6節が開催される。

Aグループでは、G大阪が勝点12で首位に立ち、清水が勝点9で2位に付ける。3位のF東京は今節試合なしで勝点は7。今節ではその下に付ける勝点6で並ぶ鹿島と神戸が激突。予選リーグ突破に向けて負けられない戦いを制するのはどちらか。

Bグループでは、上位5チームが勝点3差と混戦の様相。今節では1位甲府と2位浦和が直接対決。共に勝利すれば予選リーグ突破が決まるこの試合は、是が非でも勝利が欲しいところ。勝って笑顔で5月を締めくくるのはどちらか。

平日・夜に開催されるヤマザキナビスコカップ予選リーグ第6節は“必勝”を掲げて戦う4チームに括目せよ!


決勝トーナメント進出を目指し対戦する鹿島と神戸である。
この試合に勝利したものが、挑戦権を得る。
若きCB擁する2チームのどちらに勝利の女神が微笑むであろうか。
ここは公式戦フル出場を続ける源が女神を笑わせて欲しいところ。
関西特有であるお笑いのツボを押すのだ。
楽しみである。

大迫、ケルン移籍続報

2014年05月27日 | Weblog
Löwen können Osako nicht halten

Yuya Osako (l.) gestern beim Training in Tokio. Gerhard Poschner muss den Japaner ziehen lassen – schweren Herzens
Foto: Getty Images


Von KRISTINA ELLWANGER
Lange Zeit hat Sportdirektor Gerhard Poschner (44) geglaubt, Yuya Osako (24) überzeugen zu können, bei den Löwen zu bleiben.
Jetzt aber hat es auch Poschner eingesehen: Der Japan-Stürmer ist nicht zu halten!
„Uns sind ganz einfach die Hände gebunden. Wenn ein Verein kommt und die festgeschriebene Ablöse zahlt, dann sind wir ihn los. Wir haben keinen Einfluss darauf – leider“, sagt Poschner.
Logisch, ein Stürmer von Osakos Qualität will in der Bundesliga spielen. Für knapp eine Million Euro ist der Noch-Löwe, der sich zur Zeit in Tokio auf die WM in Brasilien vorbereitet, also weg. Ein ganz heißer Bieter ist Aufsteiger Köln.
Osako weg und noch immer kein neuer Spieler in Sicht. Dafür wird zumindest die Trainerfrage wohl schnell geklärt sein: Alles deutet darauf hin, dass die Löwen Interims-Coach Markus von Ahlen (44) als neuen Cheftrainer vorstellen werden.
„Ich habe nie gesagt, dass es von Ahlen nicht wird“, sagt Poschner vieldeutig.



Kicker誌に続き大迫のケルン移籍について報じるBild誌である。
いよいよ移籍も現実味が帯びてきた。
大迫としては、満を持しての1部リーグチャレンジとなろう。
大迫の才能であれば、ブンデスリーガに旋風を起こすこと必然。
続報を待ちたい。

マティ、左手を負傷

2014年05月26日 | Weblog
[鹿島]鹿島の練習グラウンドで起こった出来事
 鹿島の練習グラウンドに、一瞬、ヒヤリとした緊張感が走った。サイドを崩す攻撃パターンを確認している最中に、バーに当たってはね返ったシュートがGKの川俣慎一郎の左手に直撃してしまったのだ。苦悶の表情を見せる川俣。心配そうに古川昌明GKコーチが駆け寄り、フィジオセラピストのホドリゴもグローブを外した川俣の手をのぞき込んでいた。

 しかし、練習が終わったあと、選手駐車場に現れた川俣は「大丈夫、大丈夫」と明るい表情を見せた。このあと、万が一に備えてレントゲンを撮りに行くということだったが、筋肉隆々とした川俣らしく「折れたことないから」と、今まで骨折を経験したことがないと明かした。

 とはいえ患部は指なのが心配なところ。ただの突き指であることを願いたい。
(鹿島担当 田中滋)


練習中に不慮のボールが左手に当たった川俣である。
これには不穏な空気が流れた模様。
練習後に検査を受け、検査結果待ちである。
筋骨隆々で身体に自信があるマティとはいえ、指までは鍛え上がられぬもの。
少々不安である。
続報を待ちたい。

聖真、シュート練習

2014年05月26日 | Weblog
2014年05月26日(月)


15時からDFは守備練習、それ以外の選手はシュート練習を行いました。またその後、全員で攻撃練習を実施しました。

シュート練習を行う聖真である。
今季の目標は二桁得点、それは叶いそうなペースである。
とはいえ、それ以上の活躍を望む声も多い。
それだけも実力を持っておると認識しておる者が多いのだ。
聖真の試合を決定づけるゴールをもっともっと拝みたい。
聖真の才能ならば、それは可能であろう。
期待しておる。

ケルン、大迫獲得間近か

2014年05月26日 | Weblog
大迫、ケルンとの交渉が進行中?
ケルン移籍が濃厚か



2014/05/26 17:34:00
『キッカー』が報道

ブンデスリーガ1部昇格を果たしたケルンは、1860ミュンヘンFW大迫勇也(24)の獲得に迫っているかもしれない。ドイツ『キッカー』は、クラブと日本代表FWの交渉が「かなり進んでいる」と伝えている。

ケルンは当初、カイザースラウテルンFWシモン・ツォラーの獲得を目指していたが、所属クラブとの交渉は難航している模様だ。その影響で、大迫がケルンの攻撃陣における補強リストの最上位に浮上したという。

『キッカー』は大迫本人との交渉が「かなり進んでいる」とした上で、移籍金は100万ユーロ以下になるとしている。今年1月に1860に加入した大迫の契約には契約解除条項が盛り込まれており、その移籍金は他メディアでは160万ユーロに設定されているとも伝えられていた。

大迫は1860で15試合に出場して6ゴールを記録。ケルンへの移籍が実現すれば、先日同クラブと2018年までの契約延長に至ったMF長澤和輝のチームメートとなる。日本代表の一員としてブラジル・ワールドカップに向かう大迫だが、本大会前に移籍が決まるのだろうか。


1860ミュンヘンの大迫獲得間近と報じられるケルンである。
補強の最上位に位置するとあり、期待の高さが伺われる。
ブラジルW杯前にも決まるのではともある。
大迫の去就に注目である。

赤、天下一品の攻撃力

2014年05月25日 | Weblog
2014年05月25日(日)


15時からのミーティング後、フィジカルトレーニングや攻撃練習を行いました。CBのみ守備練習を行っています。また一部の選手はシュートやFKの練習も実施しました。

攻撃練習を行う赤である。
やはり赤の攻撃力は中心に据えるに十分と言えよう。
動き出し、シュートと天下一品の素材を持っておる。
赤のゴールで勝利を掴もうではないか。
期待しておる。

山形・中島、300試合出場メモリアル弾

2014年05月25日 | Weblog
【J2:第15節 福岡 vs 山形】試合終了後の各選手コメント(14.05.24)
5月24日(土) 2014 J2リーグ戦 第15節
福岡 0 - 1 山形 (16:03/レベスタ/3,583人)
得点者:12' 中島裕希(山形)

●中島裕希選手(山形):
「ディエゴからスルーパスが出て、運んで行ってGKと1対1だったのですが、すごく落ち着けたので、それが良かったと思います。でも、苦しい時間帯が続いていたので、そこで次の1点がすごく大事になると思っていたので、もっと2点、3点取れるチームにならないといけないですね。前の選手にチャンスがあっただけに、もっと点を取って楽にさせて上げたかったと思います。非常に両チームにミスが多かった試合でしたが、福岡よりは僕たちの方が気持ちのこもった試合をしていたと思いますし、チャンスもたくさん作っていたので、そこが勝負の分かれ目だったと思います。そこで早い時間帯に僕たちに点が生まれたので良かったと思います」

[ J2:第15節 福岡 vs 山形 ]


4試合ぶりの勝利を目指す山形は12分、ディエゴのパスから中島裕希(写真)が決めて幸先よく先制する。中島はJ通算300試合出場のメモリアルゴールとなった。

山形、中島決勝弾 J通算300試合飾った
<J2:福岡0-1山形>◇第15節◇24日◇レベスタ

 山形は福岡を振り切り、通算5勝6分け4敗と、今季初めて白星を先行させた。前半12分、FW中島裕希(29)が6試合ぶりのゴールを決め、自らのJ通算300試合出場に花を添えた。2試合連続で1トップを任され、MFディエゴからのスルーパスを冷静に左足で決めた中島は「チームのために何かきっかけがほしかったので、自分が点を取って勝ててよかった」とエースストライカーの自覚を示した。
 [2014年5月25日11時26分 紙面から]


Jリーグ通算300試合出場にて決勝ゴールを決めた山形の中島である。
これは素晴らしい。
点で合わせるストライカーとしてこれからも出場試合を伸ばし得点を積み重ねて行って欲しい。
楽しみにしておる。

曽ケ端、知的障がい者サッカー連盟にボール寄贈

2014年05月25日 | Weblog
曽ケ端選手ボール寄贈 知的障がい者団体に20個


サッカーボールを寄贈した鹿島アントラーズのGK曽ケ端選手(中央)。県知的障がい者サッカー連盟理事の藤田さん(右)と加藤さん=鹿嶋市粟生サッカーボールを寄贈した鹿島アントラーズのGK曽ケ端選手(中央)。県知的障がい者サッカー連盟理事の藤田さん(右)と加藤さん=鹿嶋市粟生
サッカーJ1鹿島アントラーズのGK曽ケ端準選手が24日、県知的障がい者サッカー連盟にボール20個を寄贈した。同連盟が加盟団体へボールを贈る「サッカーボールドリームス」プロジェクトに賛同した曽ケ端は、「これをきっかけにサッカーに興味を持ち、さらに(選手が)増えてくれればうれしい」と話した。

同連盟によると、選手数は小学生から社会人まで約500人いるという。特別支援学校などでサッカーができる環境を整える一環として、ホームページなどでボールの寄付を呼び掛けている。

曽ケ端選手は今年4月のリーグ戦で、J1新記録の217試合連続出場を達成し、その偉業をたたえ鹿島のスポンサーから贈られた副賞(賞金)を、4号球(小学生用)と5号球(中学生以上)各10個の購入に充てた。追加購入なども検討中だ。

同日、鹿嶋市粟生の鹿島クラブハウスで贈呈式が行われ、曽ケ端選手から同連盟理事の藤田武士さんと加藤貴之さんにボールが手渡された。藤田さんたちは「こういう機会をいただき、新たなつながりができた。ボールを有効活用したい」と感謝した。


知的障がい者サッカー連盟にボールを寄贈した曽ケ端である。
「これをきっかけにサッカーに興味を持ち、さらに増えてくれればうれしい」と語る。
サッカーによる社会貢献は素晴らしい。
曽ケ端の偉業と行為を讃えたい。

ポゼッショントレーニング実施

2014年05月24日 | Weblog
2014年05月24日(土)


15時からポゼッショントレーニングやミニゲームを行いました。

ポゼッショントレーニングを行うメンバーである。
ノンビブス組は満男・聖真・脩斗の東北人会である。
山本脩斗も全体練習に合流しており、問題は無い様子。
次戦は先発起用されるのではなかろうか。
ポゼッションで圧倒し、多くのゴールを演出するのだ。
期待しておる。

アーセナル、シャルケの篤人に興味

2014年05月24日 | Weblog
アーセナル、サーニャ後継に内田を獲得か
 アーセナルがシャルケの日本代表DF内田篤人(26)の獲得に興味を示していると英紙「デイリー・ミラー」が23日に報じた。

 アーセナルでは、2013-14シーズン限りで契約が満了する右サイドバックのDFバカリ・サーニャ(31)の退団が濃厚となっている。

 伝えられるところによると、チームを率いるアーセン・べンゲル監督は、フランス代表DFの後継者として内田を獲得することを考慮しているようだ。「デイリー・ミラー」によると、ベンゲル監督は自身のスカウトに内田の状況を注視するように伝えているという。

 また、同メディアによると、ベンゲル監督は内田と同様に、Aマドリーのスペイン代表DFフアンフラン(29)、トゥールーズに所属するコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエ(21)にも興味を示している模様だ。【超ワールドサッカー】
 [2014年5月24日14時41分]


イングランド・プレミア・リーグのアーセナルが興味を持っていると報じられたシャルケの篤人である。
これは興味深い。
アーセナルのベンゲル監督は日本人に対してポジティブであり、もし獲得となれば重用されるのではなかろうか。
シーズンオフとなった欧州サッカー界では移籍状況が活性化する。
篤人の去就に注目である。

栃木・隆雅、ゴールにはこだわっていきたい

2014年05月24日 | Weblog
【「板通スペシャルマッチ」2014J2第15節vsロアッソ熊本「足利市民デー」】鈴木隆雅選手「自分の良さを磨きながら。」
J昇格初年度でプレーオフ進出の快挙を果たしてみせたV・ファーレン長崎と対峙した前節。長崎は昨季の勢いそのままに、圧倒的な走力をベースとした、攻守においてアグレッシブに展開されるサッカーで、今季も数多の猛者達の進撃を抑え込んでいた。対する栃木は今季初の連敗を喫した直後に迎える試合とあって、並々ならぬ闘志と決意を煮えたぎらせてこの一戦に臨んでいた。結果は1-1のドロー。お互い喉から手が出るほど欲しかった「勝点3」は掴み取るに至らなかったものの、栃木としてはアウェイで最低限の収穫を得ることに成功した。しかもそれは、相手に先制を許したことで立たされた、局面的かつ心理的な劣性を跳ね除けて勝ち得た貴重な「勝点1」であった。栃木にとって先制を許した試合は、長崎戦を除けばここまで5試合あった。一旦は試合を振り出しに戻すことに成功した試合もあったが、終わってみればそのいずれもの試合において勝点奪取には至っていなかったのだ。事故は偶発的に、突発的に起こり得る。予期せずして立たされる苦境の中で最大限の力を発揮し、「結果」をもぎ取る力。栃木が長崎戦で味わったある一定の成功体験は、チームにさらなる「成長」の糧を与えてくれるに違いない。
そして栃木は今節、ホーム・グリスタでロアッソ熊本と激突する。ここまで4勝6分4敗(勝点18)で14位に位置する熊本は今季、かつてサンフレッチェ広島をJ1昇格へ導くなど豊富なキャリアと確かな実績を誇る小野監督を招聘した。20代前半の新戦力を多く加えて若返りが図られたチームの中で、新たに加入した元日本代表・巻誠一郎選手の印象は強烈で、ピッチ内外で精神的支柱としてチームを支える彼の存在は、栃木にとって大きな脅威となり得るだろう。
烈火の如くフィールドを侵略する「火の国・熊本」を、眩いほどの雷(イカズチ)で相手ゴールを貫く「雷都・栃木」が迎え撃つ。

前節・後半途中からピッチに立ち、精度の高いクロスで決定機を幾度も演出してみせた鈴木隆雅選手。まだあどけなさの残る若干20歳のスピードスターは、限られたチャンスの中でも「結果」を貪欲に追い求めていく。左サイドの若き才能に、意気込みを聞いた。



■鈴木隆雅選手コメント:
「(前節について)1-1の場面で僕がやることは、アシストなどでゴールの起点になること。そういった面では2本か3本上げたクロスがしっかりチャンスになっていたので、それを続けていきたいと思っている。ただ、本当は自分で突破してゴールすることが、僕が一番やりたいこと。まずはサイドバックとしてしっかり守備をして、本当にチャンスがあったら良いタイミングで上がってシュートまで行けたら良い。僕はアシストよりもゴールが獲れるサイドバックを理想としているので、ゴールにはこだわっていきたいと思っている。
自分自身が成長していければ自ずと試合に出られる回数も増えていくと思っているので、今は自分の良い所をしっかり磨きながら、苦手なことを克服していけるようにトレーニングに励んでいる。
鹿島の同年代の活躍は一番の刺激。同期で入った伊東選手は私生活でも一緒に過ごすほど仲が良かった。そういった選手が鹿島で試合に出ているのは凄く刺激になるし、自分も負けてられないと強く感じさせられる。2人で切磋琢磨してやっていきたい。」


次節・熊本戦に向けて意気込みを語る栃木の隆雅である。
「アシストよりもゴールが獲れるサイドバックを理想としている」と述べる。
何とも頼もしいコメントと言えよう。
このメンタリティは重要である。
写真も凛々しく感じられ、着実に成長を遂げておる様子。
いずれ鹿島に戻り、左サイドを切り裂く隆雅が拝めるのではなかろうか。
右のユキと並んで鹿島の矢となるのだ。
隆雅の活躍に注目である。

インターバル走実施

2014年05月23日 | Weblog
2014年05月23日(金)


15時からのミーティング後、インターバル走を行いました。GKは別メニューでの練習となっています。

インターバル走を行うメンバーである。
これは苦しいトレーニング。
ここは、フィジカルを鍛えると共に強き持ちを呼び起こす必要があろう。
中断まで残り二試合。
気持ちを折らせてはならぬ。
ホームでの試合では必ずや勝利が必要。
我らも勝利を信じてスタジアムに向かう。
楽しみにしておる。

1860ミュンヘン・大迫、FWでしかやるつもりはなかった

2014年05月23日 | Weblog
ドイツ経由ブラジル行き 大迫勇也「日本人のFWが弱いという印象を覆したかった」
14/5/22 09:00



 2013年7月の東アジア杯以降、ザックジャパンにおいて急速に存在感を増したFW大迫勇也。今年1月にはブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンへ移籍したが、ブラジルW杯の半年前に海外移籍することは、W杯メンバー入りを考えれば、大きな賭けだった。だが、大迫は見事にその賭けに勝ち、ブラジル行きの切符を勝ち取った。新天地で何を手にし、どう感じて大舞台へ臨もうとしているのか。この半年を振り返りつつ、本大会を見据えてもらった。

―W杯メンバーに選ばれました。
「気が引き締まる思いでした。ここからなんだなって」

―自分が23人に選ばれると予想していましたか?
「入るか入らないかということは考えなかったです。それは監督が決めることであって、僕らはピッチの中でしかアピールできないので」

―まずはドイツでの半年間を振り返りたいのですが、欧州のシーズン途中である冬の移籍は大きな決意だったのではないですか?
「そんなことはないですけどね。チャレンジしか考えてなかったですし、プラスの面しか考えていなかったです。冬の移籍への抵抗とか、どうしようかなという気持ちはなかったですよ。移籍しようと決断するのはハッキリしていましたから」

―大迫選手と言えば、高校時代も鹿島でも華やかなキャリアを築いています。それでもドイツの2部を選択したことには理由があるのでしょうか?
「まず大きな理由は、ポジションがFWだったということですね。日本人のFWに対して、海外の人は弱いイメージしか持っていないと思うんです。そういうイメージを持たれているのも嫌だったし、覆してやりたいと思いました」

―FWへのこだわりが強かったんですね。
「FWでしかやるつもりはなかったです。2列目の選手は(海外でも)評価されていますが、FWが“弱い”という印象をどうしても覆したかった。それに関してはこれから先も、もっともっとやっていきたい部分でもありますね」

―2部への移籍には次へのステップという位置づけもあったのではないですか?
「そうですね。そのための半年というのもありましたし、ステップアップすることを前提に考えて、自分が成長できる環境でプレーすることが大事かなと考えました。W杯のことも、あるにはありましたが、それよりも自分がこの先、選手としてどうしたいのかを考えました。日本に残ってやったほうが良いのか、まずは2部でも海外のチームで自分を磨く方が良いのか。その結果、自分の今後を考えたときに、海外でやるのが一番かなと思ったんです。決断まで少し時間がかかりましたが、迷いはなかったです」

―今、話に出た“これからの自分”というものをどう描いているのですか?
「日本人のFWが海外の1部のレベルの高いチームでプレーしているケースは少ないので、そういうところでプレーしたいと思っています。サッカー人生の中で、そういうチームでプレーしている時間を長くしたいなと思って、その中で冬の移籍を決断しました。シンプルに、それだけですね」

―移籍後すぐにゴールが続きました。好調な滑り出しに見えました。
「そうですね。でも、好調に見えましたか? まだまだやることがたくさんあるなと思いましたし、チーム状況もあって、いろいろと考えながらやっていました」

―最初はどんなことを考えながらプレーしていたんですか?
「なかなか前にボールが入らない状況もあって、自分が下がってゲームをつくったりもしないといけない中で、いろいろと幅が広がった感じです。その状況の中で点を取る方法を考えたことが大きかったですね」

―ボールが出てこない点は日本との大きな違いでしたか?
「そうですが、逆にそういうのが楽しかったという部分もあります。日本では味わえない部分でもありますし、こういうサッカーもあるんだなと割り切っていました」

―とんとんと3点取りましたが、全部パターンが違ったのが印象的でした。
「そうですね。でも、たまたまかもしれないですよ。むしろ同じパターンでばかり点を取ることのほうが少ないんじゃないですかね。僕はあまりパターンとかは意識していないですね」

―特に意識して臨んだことはありますか?
「得点に対する気持ちがブレずにやることが一番だと思っていましたし、ゴールへの迫力を上げないといけないと思っていました。ゴールに対する姿勢であったり、そういうことですね。向こうのFWにはそういうものがすごくありますし、それを強く感じました」

―フィジカル的な部分で感じたことは?
「ドイツはセンターバックが重いし、強いので、もうちょっとウェイトを付けたいなというのは思いました。スピードを殺さずに強さを付けたい。でも、それには慣れもあると思うんですよね。少しでも早く慣れるように、フィジカル強化も並行しながらやらないといけないという感じでした」

―DFとの駆け引きや技術面では手応えもあったのでは?
「海外のDFは、(FWが)止まって受けるより、裏を狙ったり、動いたりする選手が嫌いだと思うんです。実際、嫌がりますしね。そういうプレーをしつつ、ポストプレーもしつつ、混ぜながらやることが一番かなと思います」

―日本とは違うサッカーに適応しつつある中で、自身のプレースタイルの変化も感じますか?
「すごく幅が広がったかなと思いますね。受けたあとにうまくゴール前に入る動きとか、そういう場面は増えたかなと思います」

―その点ではスパイクの『ナイキ ハイパーヴェノム』も助けになっているのでは?
「すごく軽くて、走りやすいスパイクなんですよ。スピードを生かすという点ではとても助かっています」

―そもそもスパイクにはどんなこだわりがあるんですか?
「まず何よりも軽いことです。次に足が痛くないことで、それくらいなんですよ。フィット感などの感覚的な部分は、履き始めだけ少し気にしますけど、その後は慣れてくるので大丈夫です」

―それにしても、成長を実感するのではないですか?
「でも、まだ3か月しかやっていないので。これからですよ。もっとこうしたほうがいいとか、ああしたほうがよかったというのは、日本にいたときよりも考えるようになりました。それ自体がすごくプラスだと思うので、1年後とかに『移籍してよかった』と思えるようにしたいですね」

―現在の状況には満足していますか?
「大変でしたし、難しいこともありましたけど、全部含めて楽しかったかなと思います。でも、まだまだですね。満足度で言うと……半分くらいかな。まだ全然です」

―飄々としている印象ですけど、チーム内でもそういう感じですか?
「そうですね。このままです。というのも、最初のころは『みんなに話しかけて仲良くならなきゃ』というのがあったんですけど、そのうち疲れちゃって(笑)。自分らしくしていれば良いのかなと思いました。それにこっちから絡みに行かなくても、みんなが絡んでくるから。楽しくやってますよ(笑)」

―さて、代表についてお聞きしたいです。W杯はいつごろから意識していましたか?
「もともと、思っていたかな。ちょっとずつですけど」

―それは2014年のW杯を?
「意識していました。少しずつ鹿島で試合に出られるようになって、徐々に長い時間、出られるようになっていくのと同時に、意識していました。でも、本当に意識するようになったのは1年前くらいですかね」

―東アジア杯の頃ですか?
「そのちょっと前くらいですね」

―Jリーグの試合に継続的に出られるようになった以外に理由はありますか?
「プロ4年目(2012年)の最初くらいから、(当時の)ジョルジーニョ監督にずっと『代表に入れ』と言われていて、それから意識していたんです」

―A代表デビューとなった東アジア杯では得点も決めました。当時は手応えがありましたか?
「全然ですね。そのときはまだまだ足りないなと思っていたので、逆にもっとがんばらないといけないなと思いました」

―ザッケローニ監督は東アジア杯以前、メンバーを固定気味に戦っていましたが、本大会でのメンバー入りというのもここから現実的に考えられるようになったのではないですか?
「どうなんですかね。あくまで自分次第だと思っていたので。自分のプレーをすることが一番だし、自分は自分で、選ぶのは監督なので」

―その後の欧州遠征も含めて、大迫選手と代表のスタイルがフィットしていくように見えました。
「でも、まだ代表に合わせている感も強いんです。自分に合わせてもらうくらいじゃないと、点は取れないと思っています。決まり事などに気を遣い過ぎというか、意識し過ぎというか……。悪いことではないですけど、自分にしかできないことをやったり、付け加えたりしていかないと自分の成長にもつながらないと思うので、そこは大事にしたいですね」

―W杯本大会ですが、グループリーグから白熱しそうですね。
「どこも強いですから、『対戦相手を評価してください』とよく言われるんですが、どこも能力が高いんですよね。だから逆に楽しみでもあります。その中で自分やチームのプレーをやらないといけないので」

―初戦が大事と言われていますが?
「全部大事だと思います。一戦一戦が大事です。『どれが』というのはない。全部です。最初勝っただけでもダメだし、逆に負けて落ち込んでいるわけにもいかないと思います」

―ブラジルの気候はどうですか?
「暑いのは鹿島にいるときから好きなんですよ。夏場の試合が好きでした。日本も暑いですからね。とにかく楽しみです」

―対戦してみたい国はありますか?
「うーん……。どこでも良いというか、どことでもやりたいですね。1試合でも多くやれれば、強い相手ともできると思いますし、がんばるしかないですね。1試合1試合、勝つことと点を取ることが大事だと思っています。でも、とにかく楽しみです!」

(取材・文 了戒美子)


ドイツチャレンジについて語る1860ミュンヘンの大迫である。
移籍に関してはFW起用が重要であったとのこと。
実際に結果を出した。
来季はステップアップすることとなろう。
日本を代表するストライカーとして、更なる飛躍に期待が高まる。
大迫のブラジルW杯、そして欧州での活躍を期待したい。

栃木・隆雅、僕も負けていられない

2014年05月23日 | Weblog
[栃木]飛躍の気配を漂わせる鈴木隆雅「僕は(クロスを)上げるだけ。あとは中が決めてくれるはず」
 前節の長崎戦(1△1)、後半途中から出場した左SBの鈴木隆雅は、一皮むけ、“さなぎが蝶になる”気配を漂わせた。

 追加点が欲しい1-1の場面で登場し、「2、3本クロスを上げられたのは良かったし、それがチャンスになっていた」と振り返ったように、左足から良質なクロスを供給。86分には「ジャンさん(大久保哲哉)が見えていたし、狙いどおりのボールだった。僕の角度からは入ったかなと思った」と言うほどほぼ完璧なクロスを入れた。惜しくも大久保のヘディングシュートは枠を外れ、初アシストこそマークできなかったが、「僕は(クロスを)上げるだけ。あとは中が決めてくれるはず」と一定の手ごたえを得たようで、今後も自分の色を出していくつもりだ。

 飛躍を誓う鈴木隆にとって「一番、刺激になっている」のが、鹿島の同期である伊東幸敏。開幕スタメンを飾った同僚に、「僕も負けていられない」とライバル心をむき出しにし、定位置確保に参戦する気概を見せた。
(栃木担当 大塚秀毅)


栃木にて成長を見せる鈴木隆雅である。
途中出場でチャンスを掴みつつある模様。
好クロス連発で自分のカラーを出しておるとのこと。
その裏には鹿島にてポジションを得た同期入団のユキの存在がある。
右サイドのユキが鹿島を牽引しておる様子が伝わると、隆雅も「負けてられない」とライバル心をむき出しである。
近い将来に鹿島の左サイドを担う選手に成長するのだ。
楽しみにしておる。