【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs SAF】試合前日のオズワルド・オリヴェイラ監督・野沢拓也選手(鹿島)コメント(09.04.21)
Q:明日の試合に向けての意気込みをお願いします。
●野沢拓也選手(鹿島):
「ホームということもあって、やりやすい面もありますが目標は勝点3を取ることなので、全力を尽くしたいと思います」
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「野沢選手と同様の言葉を言いたいと思います。去年の教訓を生かして、あるいは去年達成できなかった目標に向かって、まずは予選リーグを突破するというのが目標であって、明日は勝点3、勝利というものが一番の目標です。それをしっかり達成できるように全力を尽くしたいなと思います」
Q:青木選手が出場停止ということで今日の公式練習で3トップを試していましたが、それはどういう意図だったのでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「野沢選手と僕自身も言いましたけど、勝点を取りに行く、勝利を目指していくということで選手たちにもメッセージを伝えたかったし、攻撃的に行くというのが狙いであって、特にシンガポールの分析をしたうえで、我々、上海、水原、と3戦とも、ホームであろうとアウェイであろうと守備的な戦法をとってくるので、後ろに人数を増やしてもしようがないので、前の方で攻撃的にやっていくというのがひとつのメッセージでもあるし、3人のFWを入れたからといって、彼らに守備の役割がないわけではありません。しっかりと3人がバランス良くやってくれるのではないかと信じています」
Q:野沢選手の役割としては、明日はどういうところを意識して戦うつもりですか?
●野沢拓也選手(鹿島):
「3トップという形になりますけど、攻守の切り替えを意識して、なおかつ、攻めるときは相手の裏をかいていろんなイマジネーションのあるプレーをしたいなと考えてます」
Q:パク選手がボランチに近いポジションでやるのは京都戦以来です。彼に期待する役割は?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「以前にも話しましたけど、パク選手のいいところは3つのポジションをこなせるところ。ハーフ、バック、ボランチもできるわけで、守備の安定感をもたらしますし、攻撃も機動性というところで優れてますので、そういった意味で使い勝手の良い選手でもあるし、そういった力を発揮できる選手とも考えておりますので、問題なくできるのではないかと思います」
Q:お二人にお伺いします。3トップをやってみた手応えはどうでしたでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まず練習相手が20分でしたし、また対戦相手がBチームということで、シンガポールではありません。Bチームの選手もアピールしたいということで激しさなどがあったと思います。シンガポールと同様の配置はしましたけど想定は難しいわけで、個人の特徴や意識が違います。ですから、何もも心配していませんし、20分の勝負ではなく90分の勝負なので、状況が全く違うので90分になれば違う形になると思いますし、能力の高い選手が揃っていますので機能すると確信しております」
●野沢拓也選手(鹿島):
「今日は、本当に合わせるだけだったので、みんな合わせる感じでやっていました。明日は違うサッカーが見せられるのではないかと思います。皆さんも楽しみにしていて下さい」
Q:新井場選手が7試合ぶりに先発復帰となりますが、先発を外れた経緯と復帰する経緯を教えて下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「ちょうど彼の調子が好ましくない状態だったので、彼を一度休ませるということを考えて、調子を取り戻すということを考えて外しました。その時にパク選手を使って、パク選手が良い出来でしたので継続してパク選手を使ってきました。その期間、彼は下を向くことなく向上心を持って取り組んできましたし、途中出場の試合で攻撃的な役割を与えたときは攻撃的な役割をやってくれましたし、守備の球際の厳しさなどを要求したときは、その役割をやってくれたと思います。そういった意味で、再度チャンスを与える時期が来たんではないかと考えて、今回先発に抜擢しました」
Q:内田篤人選手が代表を含めて厳しい日程が続いていますが、現状をどうとらえていますか?また今回、本山選手と伊野波選手を休ませていますが、内田選手を休ませることもありえますか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「一つは、どうしても内田選手には代わりがいないというのが現状です。他の選手のポジションには代わりがいるわけですが、内田選手のところはまだ代わりの選手を育ててる段階で、代えがきかない厳しい状況です。皆さんも彼が不在のとき、チームに与える影響はわかっているかと思います。
伊野波選手のところに関しては、皆さんご存じの大岩選手がいますし、彼は経験もありますし、日曜日のサテライトリーグの試合でも力を発揮しました。ですから遜色なく、チームの機能と効率を発揮できるのではないかと思いますし、新たなものを付け加えられる選手だと思っています。
本山選手に関しては、オフ中に手術をせざるをえない状況から、回復がまだ完全ではないでしょうし、連戦が続くと疲労が溜まり過ぎてしまって力が発揮できなくなっているのが現状です。チャンスがあるときは少しは休ませる、調整をさせることを考えなくてはいけないと思っております。
特に今回は7連戦ですので、7連戦の特に6、7試合目で全員がいい状態をつくらなければなりません。緻密な計算の中で、選手を温存する場面をつくらなければいけないかもしれません。それはいろいろと模索しておりますし、一番大切なのはACLとJリーグの連戦を良い状態、100%に近い状態で全員がこの7連戦を乗りきることです。そに重点をおいて指揮をとっていきたいと考えております」
Q:中田浩二選手についてです。この前のサテライトの試合でゴールを決めるなどコンディションは戻ってきているようなのですが、青木選手が出場停止もあるなか、あえてベンチ入りを見送られた理由と、監督としてはいつ頃戻ってきて欲しいのかをお聞かせ下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まず得点をしたからといって次の試合に出られるのだったら、マルキーニョス選手を外して中田選手を入れれば良い話になってしまいます。そういう問題ではなくて、総合的な見方をしなくてはいけません。青木選手がいなくなったから使えるというような安易な考え方はあってはいけないことです。
彼はまだ、競争レベル、特にJリーグとACLの競争レベルには程遠いものであるし、それは技術的な部分ではなく体力的な部分であり、筋力的な部分です。特にボランチというポジションは普通にこなせないポジションであって、特殊なポジションだと考えています。いろいろな要素が必要とされるため、中途半端では使えません。完全な状態、特に筋力的な部分は、踏ん張りであったり体を支える筋力を上げていかなければつとまらないポジションです。彼は今、献身的に自分を高めよう、強くしようという努力を惜しまずに取り組む姿勢を見ていますし、午前中の練習が終わった後も午後に来て筋力を高める作業を献身的にやっています。ただし、それが同じポジションの選手と同等になっているかと言えば、まだほど遠いものであって、僕は毎日彼の状態が気がかりであって、どうなっているのかということを他のスタッフと共に聞いております。
いつ戻ってきて欲しいというのは、彼自身が示さなくてはいけないのであって、そうでなければこちらも使う自信は出て来ません。彼がさらなる努力というものをし続けることを僕を確信しています」
Q:新井場選手同様、興梠選手も久々の先発出場です。彼をベンチに置いておいた理由と、先発に復帰した経緯を教えて下さい。
「新井場選手同様、調子を落としてしまったことがありました。ただ、新井場選手との大きな違いは彼がまだ若いというところです。どうしても若い選手というのは波があります。調子が良い時も悪い時もあって、そこでチームの機能と効率が発揮できていなかったところがありました。また先ほども言いましたように、代わりに選手がいなければそうすることもできないのですが、すばらしい能力を持った大迫選手がいるため、代えざるをえない状況に追い込まれました。ただ、新井場選手同様、練習の姿勢は下を向かずに努力してきたので、僕は非常に評価しています。そういった姿勢を年間を通して保てるかということ、継続性がポイントになるわけです。また、一時的にポジションを取りました。取ったら気が緩んでチームの機能と効率を発揮できなかったら逆戻りです。その継続性をいかにして保つかということが重要であって、同様にベンチに入っていない選手にも良い刺激になっていると思います。「僕は試合に出たいんだ」、「出る力を持っているんだ」ということを示したときは同時に、先発で出ている選手、途中出場の選手にも「気が緩んでいれば交代される」、「入れ替わりがある」という危機感を持って取り組む姿勢が生まれ、相乗効果があると思います。機会があれば年間を通じて、あるいはいままでの指揮の中でもそうしたことを示してきましたし、公平な扱いをしていると思います。選手たちもそれを感じているはずです。
ですから先発で出ている選手も、常に危機感を持っていると思いますし、そういった危機感と健康的な建設的な競争意識がチーム全体の底上げにつながってくるわけです。今でも若い選手が一生懸命努力して狙っているということを感じています。気を緩められない一年間になればと考えております」
以上
日本代表でも活躍する内田篤人選手。疲労回復の秘訣は「食って寝る」とのことでした。
マルキーニョス選手とペアを組んで練習するパク・チュホ選手。いつも人なつっこい笑顔を振りまいてくれます。
次戦も先発予定の大迫勇也選手。練習後にはいつもシュート練習に励んでいます。
コーンローをなびかせるマルキーニョス選手。連戦にもかかわらず好調を維持しています。
両チームの監督・選手でフォトセッション。監督だけだと勘違いした野沢選手がその場を離れようとするとデュリッチ選手が「逃げちゃダメだよ」と声をかけていました。
会見前、スポットライトを浴びたオリヴェイラ監督は「日焼け止めとサングラスが欲しい」とジョーク。会見が終わった後も「相手チームの監督に、うちが3トップで行くとは言ってないですよね?」と記者団に逆質問。「もし言っていたら罰金を取りますよ」と表情を崩していた。
明日は3TOPの布陣で行く様子。
興梠 大迫 マルキーニョス
チュホ 満男 野沢
新井場 大岩 岩政 篤人
曽ケ端
流動的であろうが、登録メンバーはこのようになる模様である。
しかしながら、オリヴェイラ監督のコメントにあるように篤人の控えがいないことは大問題である。
當間もサテライトで先発フル出場して折ったが、篤人の代役としては力不足を否めぬ。
笠井健太も練習で対峙した大迫に簡単に潰されておるようではトップ出場はまだまだと言わざるを得ぬ。
当面は新井場を右に回して凌ぐしか手がない状況である。
とはいえ、新井場は右に回ると能力を100%発揮せずに終わるケースが多い。
彼は左でこそ光る選手なのである。
篤人には食って寝て疲労回復してもらおうではないか。
明日は本山と伊野波、青木を休ませた上で勝利をもぎ取ろうと画策しておる。
ターンオーバーの開始である。
Q:明日の試合に向けての意気込みをお願いします。
●野沢拓也選手(鹿島):
「ホームということもあって、やりやすい面もありますが目標は勝点3を取ることなので、全力を尽くしたいと思います」
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「野沢選手と同様の言葉を言いたいと思います。去年の教訓を生かして、あるいは去年達成できなかった目標に向かって、まずは予選リーグを突破するというのが目標であって、明日は勝点3、勝利というものが一番の目標です。それをしっかり達成できるように全力を尽くしたいなと思います」
Q:青木選手が出場停止ということで今日の公式練習で3トップを試していましたが、それはどういう意図だったのでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「野沢選手と僕自身も言いましたけど、勝点を取りに行く、勝利を目指していくということで選手たちにもメッセージを伝えたかったし、攻撃的に行くというのが狙いであって、特にシンガポールの分析をしたうえで、我々、上海、水原、と3戦とも、ホームであろうとアウェイであろうと守備的な戦法をとってくるので、後ろに人数を増やしてもしようがないので、前の方で攻撃的にやっていくというのがひとつのメッセージでもあるし、3人のFWを入れたからといって、彼らに守備の役割がないわけではありません。しっかりと3人がバランス良くやってくれるのではないかと信じています」
Q:野沢選手の役割としては、明日はどういうところを意識して戦うつもりですか?
●野沢拓也選手(鹿島):
「3トップという形になりますけど、攻守の切り替えを意識して、なおかつ、攻めるときは相手の裏をかいていろんなイマジネーションのあるプレーをしたいなと考えてます」
Q:パク選手がボランチに近いポジションでやるのは京都戦以来です。彼に期待する役割は?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「以前にも話しましたけど、パク選手のいいところは3つのポジションをこなせるところ。ハーフ、バック、ボランチもできるわけで、守備の安定感をもたらしますし、攻撃も機動性というところで優れてますので、そういった意味で使い勝手の良い選手でもあるし、そういった力を発揮できる選手とも考えておりますので、問題なくできるのではないかと思います」
Q:お二人にお伺いします。3トップをやってみた手応えはどうでしたでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まず練習相手が20分でしたし、また対戦相手がBチームということで、シンガポールではありません。Bチームの選手もアピールしたいということで激しさなどがあったと思います。シンガポールと同様の配置はしましたけど想定は難しいわけで、個人の特徴や意識が違います。ですから、何もも心配していませんし、20分の勝負ではなく90分の勝負なので、状況が全く違うので90分になれば違う形になると思いますし、能力の高い選手が揃っていますので機能すると確信しております」
●野沢拓也選手(鹿島):
「今日は、本当に合わせるだけだったので、みんな合わせる感じでやっていました。明日は違うサッカーが見せられるのではないかと思います。皆さんも楽しみにしていて下さい」
Q:新井場選手が7試合ぶりに先発復帰となりますが、先発を外れた経緯と復帰する経緯を教えて下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「ちょうど彼の調子が好ましくない状態だったので、彼を一度休ませるということを考えて、調子を取り戻すということを考えて外しました。その時にパク選手を使って、パク選手が良い出来でしたので継続してパク選手を使ってきました。その期間、彼は下を向くことなく向上心を持って取り組んできましたし、途中出場の試合で攻撃的な役割を与えたときは攻撃的な役割をやってくれましたし、守備の球際の厳しさなどを要求したときは、その役割をやってくれたと思います。そういった意味で、再度チャンスを与える時期が来たんではないかと考えて、今回先発に抜擢しました」
Q:内田篤人選手が代表を含めて厳しい日程が続いていますが、現状をどうとらえていますか?また今回、本山選手と伊野波選手を休ませていますが、内田選手を休ませることもありえますか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「一つは、どうしても内田選手には代わりがいないというのが現状です。他の選手のポジションには代わりがいるわけですが、内田選手のところはまだ代わりの選手を育ててる段階で、代えがきかない厳しい状況です。皆さんも彼が不在のとき、チームに与える影響はわかっているかと思います。
伊野波選手のところに関しては、皆さんご存じの大岩選手がいますし、彼は経験もありますし、日曜日のサテライトリーグの試合でも力を発揮しました。ですから遜色なく、チームの機能と効率を発揮できるのではないかと思いますし、新たなものを付け加えられる選手だと思っています。
本山選手に関しては、オフ中に手術をせざるをえない状況から、回復がまだ完全ではないでしょうし、連戦が続くと疲労が溜まり過ぎてしまって力が発揮できなくなっているのが現状です。チャンスがあるときは少しは休ませる、調整をさせることを考えなくてはいけないと思っております。
特に今回は7連戦ですので、7連戦の特に6、7試合目で全員がいい状態をつくらなければなりません。緻密な計算の中で、選手を温存する場面をつくらなければいけないかもしれません。それはいろいろと模索しておりますし、一番大切なのはACLとJリーグの連戦を良い状態、100%に近い状態で全員がこの7連戦を乗りきることです。そに重点をおいて指揮をとっていきたいと考えております」
Q:中田浩二選手についてです。この前のサテライトの試合でゴールを決めるなどコンディションは戻ってきているようなのですが、青木選手が出場停止もあるなか、あえてベンチ入りを見送られた理由と、監督としてはいつ頃戻ってきて欲しいのかをお聞かせ下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まず得点をしたからといって次の試合に出られるのだったら、マルキーニョス選手を外して中田選手を入れれば良い話になってしまいます。そういう問題ではなくて、総合的な見方をしなくてはいけません。青木選手がいなくなったから使えるというような安易な考え方はあってはいけないことです。
彼はまだ、競争レベル、特にJリーグとACLの競争レベルには程遠いものであるし、それは技術的な部分ではなく体力的な部分であり、筋力的な部分です。特にボランチというポジションは普通にこなせないポジションであって、特殊なポジションだと考えています。いろいろな要素が必要とされるため、中途半端では使えません。完全な状態、特に筋力的な部分は、踏ん張りであったり体を支える筋力を上げていかなければつとまらないポジションです。彼は今、献身的に自分を高めよう、強くしようという努力を惜しまずに取り組む姿勢を見ていますし、午前中の練習が終わった後も午後に来て筋力を高める作業を献身的にやっています。ただし、それが同じポジションの選手と同等になっているかと言えば、まだほど遠いものであって、僕は毎日彼の状態が気がかりであって、どうなっているのかということを他のスタッフと共に聞いております。
いつ戻ってきて欲しいというのは、彼自身が示さなくてはいけないのであって、そうでなければこちらも使う自信は出て来ません。彼がさらなる努力というものをし続けることを僕を確信しています」
Q:新井場選手同様、興梠選手も久々の先発出場です。彼をベンチに置いておいた理由と、先発に復帰した経緯を教えて下さい。
「新井場選手同様、調子を落としてしまったことがありました。ただ、新井場選手との大きな違いは彼がまだ若いというところです。どうしても若い選手というのは波があります。調子が良い時も悪い時もあって、そこでチームの機能と効率が発揮できていなかったところがありました。また先ほども言いましたように、代わりに選手がいなければそうすることもできないのですが、すばらしい能力を持った大迫選手がいるため、代えざるをえない状況に追い込まれました。ただ、新井場選手同様、練習の姿勢は下を向かずに努力してきたので、僕は非常に評価しています。そういった姿勢を年間を通して保てるかということ、継続性がポイントになるわけです。また、一時的にポジションを取りました。取ったら気が緩んでチームの機能と効率を発揮できなかったら逆戻りです。その継続性をいかにして保つかということが重要であって、同様にベンチに入っていない選手にも良い刺激になっていると思います。「僕は試合に出たいんだ」、「出る力を持っているんだ」ということを示したときは同時に、先発で出ている選手、途中出場の選手にも「気が緩んでいれば交代される」、「入れ替わりがある」という危機感を持って取り組む姿勢が生まれ、相乗効果があると思います。機会があれば年間を通じて、あるいはいままでの指揮の中でもそうしたことを示してきましたし、公平な扱いをしていると思います。選手たちもそれを感じているはずです。
ですから先発で出ている選手も、常に危機感を持っていると思いますし、そういった危機感と健康的な建設的な競争意識がチーム全体の底上げにつながってくるわけです。今でも若い選手が一生懸命努力して狙っているということを感じています。気を緩められない一年間になればと考えております」
以上
日本代表でも活躍する内田篤人選手。疲労回復の秘訣は「食って寝る」とのことでした。
マルキーニョス選手とペアを組んで練習するパク・チュホ選手。いつも人なつっこい笑顔を振りまいてくれます。
次戦も先発予定の大迫勇也選手。練習後にはいつもシュート練習に励んでいます。
コーンローをなびかせるマルキーニョス選手。連戦にもかかわらず好調を維持しています。
両チームの監督・選手でフォトセッション。監督だけだと勘違いした野沢選手がその場を離れようとするとデュリッチ選手が「逃げちゃダメだよ」と声をかけていました。
会見前、スポットライトを浴びたオリヴェイラ監督は「日焼け止めとサングラスが欲しい」とジョーク。会見が終わった後も「相手チームの監督に、うちが3トップで行くとは言ってないですよね?」と記者団に逆質問。「もし言っていたら罰金を取りますよ」と表情を崩していた。
明日は3TOPの布陣で行く様子。
興梠 大迫 マルキーニョス
チュホ 満男 野沢
新井場 大岩 岩政 篤人
曽ケ端
流動的であろうが、登録メンバーはこのようになる模様である。
しかしながら、オリヴェイラ監督のコメントにあるように篤人の控えがいないことは大問題である。
當間もサテライトで先発フル出場して折ったが、篤人の代役としては力不足を否めぬ。
笠井健太も練習で対峙した大迫に簡単に潰されておるようではトップ出場はまだまだと言わざるを得ぬ。
当面は新井場を右に回して凌ぐしか手がない状況である。
とはいえ、新井場は右に回ると能力を100%発揮せずに終わるケースが多い。
彼は左でこそ光る選手なのである。
篤人には食って寝て疲労回復してもらおうではないか。
明日は本山と伊野波、青木を休ませた上で勝利をもぎ取ろうと画策しておる。
ターンオーバーの開始である。