鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

SAF戦試合前日コメント

2009年04月21日 | Weblog
【AFCチャンピオンズリーグ 鹿島 vs SAF】試合前日のオズワルド・オリヴェイラ監督・野沢拓也選手(鹿島)コメント(09.04.21)
Q:明日の試合に向けての意気込みをお願いします。
●野沢拓也選手(鹿島):
「ホームということもあって、やりやすい面もありますが目標は勝点3を取ることなので、全力を尽くしたいと思います」
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「野沢選手と同様の言葉を言いたいと思います。去年の教訓を生かして、あるいは去年達成できなかった目標に向かって、まずは予選リーグを突破するというのが目標であって、明日は勝点3、勝利というものが一番の目標です。それをしっかり達成できるように全力を尽くしたいなと思います」
Q:青木選手が出場停止ということで今日の公式練習で3トップを試していましたが、それはどういう意図だったのでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「野沢選手と僕自身も言いましたけど、勝点を取りに行く、勝利を目指していくということで選手たちにもメッセージを伝えたかったし、攻撃的に行くというのが狙いであって、特にシンガポールの分析をしたうえで、我々、上海、水原、と3戦とも、ホームであろうとアウェイであろうと守備的な戦法をとってくるので、後ろに人数を増やしてもしようがないので、前の方で攻撃的にやっていくというのがひとつのメッセージでもあるし、3人のFWを入れたからといって、彼らに守備の役割がないわけではありません。しっかりと3人がバランス良くやってくれるのではないかと信じています」
Q:野沢選手の役割としては、明日はどういうところを意識して戦うつもりですか?
●野沢拓也選手(鹿島):
「3トップという形になりますけど、攻守の切り替えを意識して、なおかつ、攻めるときは相手の裏をかいていろんなイマジネーションのあるプレーをしたいなと考えてます」
Q:パク選手がボランチに近いポジションでやるのは京都戦以来です。彼に期待する役割は?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「以前にも話しましたけど、パク選手のいいところは3つのポジションをこなせるところ。ハーフ、バック、ボランチもできるわけで、守備の安定感をもたらしますし、攻撃も機動性というところで優れてますので、そういった意味で使い勝手の良い選手でもあるし、そういった力を発揮できる選手とも考えておりますので、問題なくできるのではないかと思います」
Q:お二人にお伺いします。3トップをやってみた手応えはどうでしたでしょうか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まず練習相手が20分でしたし、また対戦相手がBチームということで、シンガポールではありません。Bチームの選手もアピールしたいということで激しさなどがあったと思います。シンガポールと同様の配置はしましたけど想定は難しいわけで、個人の特徴や意識が違います。ですから、何もも心配していませんし、20分の勝負ではなく90分の勝負なので、状況が全く違うので90分になれば違う形になると思いますし、能力の高い選手が揃っていますので機能すると確信しております」
●野沢拓也選手(鹿島):
「今日は、本当に合わせるだけだったので、みんな合わせる感じでやっていました。明日は違うサッカーが見せられるのではないかと思います。皆さんも楽しみにしていて下さい」
Q:新井場選手が7試合ぶりに先発復帰となりますが、先発を外れた経緯と復帰する経緯を教えて下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「ちょうど彼の調子が好ましくない状態だったので、彼を一度休ませるということを考えて、調子を取り戻すということを考えて外しました。その時にパク選手を使って、パク選手が良い出来でしたので継続してパク選手を使ってきました。その期間、彼は下を向くことなく向上心を持って取り組んできましたし、途中出場の試合で攻撃的な役割を与えたときは攻撃的な役割をやってくれましたし、守備の球際の厳しさなどを要求したときは、その役割をやってくれたと思います。そういった意味で、再度チャンスを与える時期が来たんではないかと考えて、今回先発に抜擢しました」
Q:内田篤人選手が代表を含めて厳しい日程が続いていますが、現状をどうとらえていますか?また今回、本山選手と伊野波選手を休ませていますが、内田選手を休ませることもありえますか?
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「一つは、どうしても内田選手には代わりがいないというのが現状です。他の選手のポジションには代わりがいるわけですが、内田選手のところはまだ代わりの選手を育ててる段階で、代えがきかない厳しい状況です。皆さんも彼が不在のとき、チームに与える影響はわかっているかと思います。
伊野波選手のところに関しては、皆さんご存じの大岩選手がいますし、彼は経験もありますし、日曜日のサテライトリーグの試合でも力を発揮しました。ですから遜色なく、チームの機能と効率を発揮できるのではないかと思いますし、新たなものを付け加えられる選手だと思っています。
本山選手に関しては、オフ中に手術をせざるをえない状況から、回復がまだ完全ではないでしょうし、連戦が続くと疲労が溜まり過ぎてしまって力が発揮できなくなっているのが現状です。チャンスがあるときは少しは休ませる、調整をさせることを考えなくてはいけないと思っております。
特に今回は7連戦ですので、7連戦の特に6、7試合目で全員がいい状態をつくらなければなりません。緻密な計算の中で、選手を温存する場面をつくらなければいけないかもしれません。それはいろいろと模索しておりますし、一番大切なのはACLとJリーグの連戦を良い状態、100%に近い状態で全員がこの7連戦を乗りきることです。そに重点をおいて指揮をとっていきたいと考えております」

Q:中田浩二選手についてです。この前のサテライトの試合でゴールを決めるなどコンディションは戻ってきているようなのですが、青木選手が出場停止もあるなか、あえてベンチ入りを見送られた理由と、監督としてはいつ頃戻ってきて欲しいのかをお聞かせ下さい。
●オズワルド・オリヴェイラ監督(鹿島):
「まず得点をしたからといって次の試合に出られるのだったら、マルキーニョス選手を外して中田選手を入れれば良い話になってしまいます。そういう問題ではなくて、総合的な見方をしなくてはいけません。青木選手がいなくなったから使えるというような安易な考え方はあってはいけないことです。
彼はまだ、競争レベル、特にJリーグとACLの競争レベルには程遠いものであるし、それは技術的な部分ではなく体力的な部分であり、筋力的な部分です。特にボランチというポジションは普通にこなせないポジションであって、特殊なポジションだと考えています。いろいろな要素が必要とされるため、中途半端では使えません。完全な状態、特に筋力的な部分は、踏ん張りであったり体を支える筋力を上げていかなければつとまらないポジションです。彼は今、献身的に自分を高めよう、強くしようという努力を惜しまずに取り組む姿勢を見ていますし、午前中の練習が終わった後も午後に来て筋力を高める作業を献身的にやっています。ただし、それが同じポジションの選手と同等になっているかと言えば、まだほど遠いものであって、僕は毎日彼の状態が気がかりであって、どうなっているのかということを他のスタッフと共に聞いております。
いつ戻ってきて欲しいというのは、彼自身が示さなくてはいけないのであって、そうでなければこちらも使う自信は出て来ません。彼がさらなる努力というものをし続けることを僕を確信しています」

Q:新井場選手同様、興梠選手も久々の先発出場です。彼をベンチに置いておいた理由と、先発に復帰した経緯を教えて下さい。

「新井場選手同様、調子を落としてしまったことがありました。ただ、新井場選手との大きな違いは彼がまだ若いというところです。どうしても若い選手というのは波があります。調子が良い時も悪い時もあって、そこでチームの機能と効率が発揮できていなかったところがありました。また先ほども言いましたように、代わりに選手がいなければそうすることもできないのですが、すばらしい能力を持った大迫選手がいるため、代えざるをえない状況に追い込まれました。ただ、新井場選手同様、練習の姿勢は下を向かずに努力してきたので、僕は非常に評価しています。そういった姿勢を年間を通して保てるかということ、継続性がポイントになるわけです。また、一時的にポジションを取りました。取ったら気が緩んでチームの機能と効率を発揮できなかったら逆戻りです。その継続性をいかにして保つかということが重要であって、同様にベンチに入っていない選手にも良い刺激になっていると思います。「僕は試合に出たいんだ」、「出る力を持っているんだ」ということを示したときは同時に、先発で出ている選手、途中出場の選手にも「気が緩んでいれば交代される」、「入れ替わりがある」という危機感を持って取り組む姿勢が生まれ、相乗効果があると思います。機会があれば年間を通じて、あるいはいままでの指揮の中でもそうしたことを示してきましたし、公平な扱いをしていると思います。選手たちもそれを感じているはずです。
ですから先発で出ている選手も、常に危機感を持っていると思いますし、そういった危機感と健康的な建設的な競争意識がチーム全体の底上げにつながってくるわけです。今でも若い選手が一生懸命努力して狙っているということを感じています。気を緩められない一年間になればと考えております」

以上


日本代表でも活躍する内田篤人選手。疲労回復の秘訣は「食って寝る」とのことでした。


マルキーニョス選手とペアを組んで練習するパク・チュホ選手。いつも人なつっこい笑顔を振りまいてくれます。


次戦も先発予定の大迫勇也選手。練習後にはいつもシュート練習に励んでいます。


コーンローをなびかせるマルキーニョス選手。連戦にもかかわらず好調を維持しています。


両チームの監督・選手でフォトセッション。監督だけだと勘違いした野沢選手がその場を離れようとするとデュリッチ選手が「逃げちゃダメだよ」と声をかけていました。


会見前、スポットライトを浴びたオリヴェイラ監督は「日焼け止めとサングラスが欲しい」とジョーク。会見が終わった後も「相手チームの監督に、うちが3トップで行くとは言ってないですよね?」と記者団に逆質問。「もし言っていたら罰金を取りますよ」と表情を崩していた。

明日は3TOPの布陣で行く様子。
   興梠 大迫 マルキーニョス

 チュホ  満男  野沢

新井場 大岩 岩政 篤人

      曽ケ端

流動的であろうが、登録メンバーはこのようになる模様である。
しかしながら、オリヴェイラ監督のコメントにあるように篤人の控えがいないことは大問題である。
當間もサテライトで先発フル出場して折ったが、篤人の代役としては力不足を否めぬ。
笠井健太も練習で対峙した大迫に簡単に潰されておるようではトップ出場はまだまだと言わざるを得ぬ。
当面は新井場を右に回して凌ぐしか手がない状況である。
とはいえ、新井場は右に回ると能力を100%発揮せずに終わるケースが多い。
彼は左でこそ光る選手なのである。
篤人には食って寝て疲労回復してもらおうではないか。
明日は本山と伊野波、青木を休ませた上で勝利をもぎ取ろうと画策しておる。
ターンオーバーの開始である。

新井場先発復帰

2009年04月21日 | Weblog
鹿島 新井場が7戦ぶり先発復帰
 鹿島のDF新井場が7試合ぶりに先発復帰することが濃厚となった。22日のACL・SAF戦はMF青木が出場停止。左サイドバックのMFパク・チュホがボランチに入り、新井場が左サイドバックで先発する可能性が高い。新井場も「準備は常にしている。チームの勝利に貢献できればと思っている」と意気込んだ。オリヴェイラ監督も「守備が安定していてフィードもいい」と期待を寄せていた。
[ 2009年04月21日 ]

鹿島、新井場7戦ぶり先発へ…22日ACL
 鹿島DF新井場がアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のアームド・フォーシズ戦(22日・カシマ)で、公式戦7戦ぶりに先発する可能性が出てきた。3月15日のリーグ戦、新潟戦を最後にスタメン落ちしたが、ここ数試合途中出場で積極的なプレーを披露。MF青木が出場停止でDFパクがボランチ起用され、左サイドバックに入る可能性がある。「準備は常にしている」と意欲を見せた。
(2009年4月21日06時01分 スポーツ報知)

新井場が先発へ復帰との報。
青木の出場停止に伴い、チュホをボランチへ上げ新井場が左SBに入る模様である。
この形は京都戦の後半に見られ、チュホから素晴らしい縦パスがPAに進入した新井場に通ったことが思い起こされる。
この二人のコンビネーションは確立されていると言えよう。
新井場もここで奮起しレギュラーポジション奪回を狙っておろう。
我等も鹿島の左に新井場ありきと常々思っておる。
攻撃力ならJリーグ随一である。
左サイドの矢が放たれれば、攻撃の合図である。
SAF戦は攻撃的に行くこととなろう。
大量得点の予感がしておる。
高氏は後醍醐天皇の諱である尊治より御一字を賜り、足利尊氏となったのであった。

大道全治六ヶ月

2009年04月20日 | Weblog
大道選手の負傷について
大道広幸選手が4月20日、精密検査を受け、以下の通り診断されましたのでお知らせします。

1.受傷名:
 右ヒザ前十字靭帯損傷

2.全治等:
 復帰まで約6カ月(近日中に手術を行う)

3.負傷状況:
 4月19日サテライトリーグvsFC東京(カシマ)後半37分
 相手選手の動きに反応した際、右ヒザを痛める


大道はやはり重傷であったか。
あの倒れ方を見た瞬間に予期しておったが、心が痛む。
ここは気持ちを切り替え、戻ってこれる日までリハビリに励むしかない。
心を折らず、強い精神力を培うのだ。
我等は待っておる。
そのサッカーセンスで鹿島アントラーズに貢献する時を。

サテライトリーグ FC西東京戦

2009年04月19日 | Weblog
     よよ 小谷野
ヤス  ユダ  船山 誓志
新井場 大岩 後藤 當間
      小澤

誓志→修人
新井場→宮崎
小谷野→川島
ヤス→大道

得点
ユダ×2

後藤がこれほどの力を持っておるとは驚いた。
相手の平山を完全に抑え込んでおった。


Fマリノス戦報道

2009年04月19日 | Weblog
鹿島大迫に中沢の洗礼…「力不足」/J1

後半途中でベンチに下がる鹿島FW大迫(撮影・蔦林史峰)
<J1:鹿島0-0横浜>◇第6節◇18日◇カシマ
 鹿島の新人FW大迫勇也(18)が日本NO・1DFの洗礼を受けた。公式戦2戦連発と勢いに乗って臨んだ横浜戦で、日本代表DF中沢に「完封」された。好機をつくれずに後半9分に途中交代。「中沢さんは強いというか…。自分の力不足です」とポツリとこぼした。

 要所で中沢のプレスを受け続けた。前半に中沢を背負った場面では、得意の反転を使わずにポストプレーに徹し、後半1分にはペナルティーエリア内で突破を図ったが、中沢にカットされた。「ちょっとつまってしまった。もっといけばよかった」と振り返った。

 高卒ルーキー離れした技術と得点感覚で定位置をつかんだが、この日は中沢に加え、元代表DF松田も擁する横浜守備陣の高い壁を痛感した。「もっとキープして、ゴール前でシュートも打ちたかった。自分の持ち味をどんどん出せれば大丈夫だと思う。それが出せなかった」。この悔しさを今後の糧としたい。

 [2009年4月19日8時36分 紙面から]

鹿島は消化不良、今季初スコアレスドロー
2009.4.18 19:26

鹿島-横浜M 後半、シュートを外し、天を仰ぐ鹿島・マルキーニョス=カシマ
 J1第6節第2日(18日、鹿島0-0横浜M、カシマ)小笠原が渋い顔でぽつりと言った。「勝ちたかった」。チャンスをつくりながらも、ゴールが遠い。鹿島の勝ち点は「1」にとどまった。

 前半は狙い通りに0-0。内田、朴柱昊の両サイドバックも無理して上がらず、守備に重きを置いた。後半に入ると、オリベイラ監督が素早く動く。9分、大迫に代えて興梠を投入。横浜MのDF陣に抑えられていた2トップの一角にスピードのある興梠を入れたことで攻撃が活性化された。

 だが、ネットが揺らせない。10分すぎ、右クロスを興梠が頭で合わせたが、ゴール上へ。20分、小笠原のパスを興梠が頭で落とし、マルキーニョスが放ったシュートも枠を外れた。「前半0-0で後半揺さぶる。そこまではできたが…」と岩政は悔しさをにじませた。

 「決めるところで決めれば勝ち点3を取れたが、こういう日もある」。今季初の無得点にも、オリベイラ監督は前向きに語った。シーズン序盤、痛い引き分けではないが、消化不良の感が残ったことは確かだ。



後半、鹿島・大迫(中央)がゴール前に攻め込むも、横浜FM・中沢らに阻まれる(撮影・財満朝則)

大迫不発にガックリ「持ち味出せなかった」

<鹿島・横浜>後半、シュートを外し、天を仰ぐ鹿島・マルキーニョス
Photo By スポニチ

 【鹿島0―0横浜】鹿島は0―0のドローに終わり、公式戦の連勝が5で止まった。横浜の3バックの横のスペースを突くことが狙いだったが、前半はサイド攻撃が少なくチャンスをつくれなかった。「いつもはサイドに振ることが多いんだけど…。もうちょっとサイドを使って揺さぶればよかった」と伊野波は反省していた。途中出場から後半11分に決定的なヘディングシュートを打った興梠は「ホームだし、勝ち点2を失った感じ」と悔しさをにじませた。

 公式戦2戦連発中だった大迫も中沢の強固なディフェンスを受けて、不発に終わり「(中沢相手でも)自分の持ち味をどんどん出せれば大丈夫だと思うけど、きょうの前半は持ち味を出せなかった」と笑顔はなかった。それでも勝ち点1を獲得して首位をキープ。「負けてないし(引き分けは)いいと思う」と内田は前を向いた。

[ 2009年04月19日 ]

不発の鹿島・大迫は反省…J1第6節
 ◆J1第6節 鹿島0―0横浜M(18日・カシマ) 鹿島は連勝が3でストップ。FW興梠投入後に攻勢に出たが、FWマルキーニョス、MF増田が決定機を生かせなかった。封じ込まれたFW大迫は「力不足」と反省。次節山形戦(25日)はMF小笠原が累積警告で出場停止。代役候補のMF増田は「次に先発のチャンスがあったら、自分を出す」と話した。
(2009年4月19日06時01分 スポーツ報知)

不発もニュースの中心は大迫である。
誓志のヘディングがキーパー正面でなければ、マルキーニョスがポストに嫌われなければ…
残念であった。

Fマリノス戦コメント

2009年04月19日 | Weblog
鹿島アントラーズ:オズワルド・オリヴェイラ監督
前半の入り方として最初からスペースを消さないこと、すぐに上がらないという狙いがあった。タイミングを見て攻撃に上がるように指示していたが、後半に入ってきちんとできていたと思う。ただ、今日は自分たちの狙いとしているものがいつも練習で行っているものと食い違っていた。他の試合では内容が悪くて勝ち点3を取れていたのに、今日の方が内容的には良かったがチャンスがあったのに決め切れなかった。これは運だけではない。最後にしっかりと詰めていれば勝ち点3は取れていたと思う。

内田の交代については、今日は彼の調子がおもわしくなかった。後半、坂田が入ってきたので、彼の特徴からすると右サイドを狙ってくることは予想していたので新井場を投入し、守備の安定性と攻撃のバリエーションを増やせればと(内田を)交代させた。


【J1:第6節 鹿島 vs 横浜FM】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(09.04.18)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:前半、両SBがあまりあがらずにセーフティにやっている印象を受けたのですが、それは監督からの指示だったのか、選手たちがピッチで判断したのかというところと、前半の入り方についての評価をお願いします。
「それは僕自身からの指示であって、最初から入るな、スペースを消すなと指示しました。3バックは両サイドの背後がウィークな部分であるので、最初から入ってしまうと5バック気味になってしまうので、抑えながらタイミングを見てあがれということを指示しました。まあ、後半はかなりいけた部分があったと思いますし、それはちょっと指示、狙いというところも含まれています。
前半の入り方というよりも、自分たちの狙いとしたことが、練習でやっていたことと実際とで食い違っていた部分があって、相手が入ってくるまえに特に中盤が引きすぎてしまったという部分があったんではないかと思います。もうひとつはFWの動き出しの部分で、あるいは狙いとしている戦法のところでうまくFWがやれない部分があったので、前半では機能性と効率性が求めてたものとは違うものがありましたけど、ただハーフタイムで修正をかけて後半はうまく狙いの部分ができたのではないかと思います。」
Q:結果として勝点1に留まったことについてはどうお考えですか?
「他の試合で内容が悪くても勝点3を取れた試合もありますし、今日の方が内容的には良かったのではないかと思うんですけど、ただ、最後、決めるところで決めきれなかったわけですし、チャンスがあったわけですから、最後つめるところをしっかりしていれば勝点3を取れたと思いますけど、そういう日もあると思います。」
Q:内田選手の交代理由をお知らせ下さい。
「(同じ記者の質問が3回続いたので)こんなにひとりの方が続けて質問することは滅多にないので、できれば継続して質問して下さい。今日の記者の皆さんの中では得点王ではないかと思います(笑)
残念ながら見ての通り、調子が思わしくないということが一番の理由です。特にビルドアップの中で、最終的なフィードの部分でパスミスが多く目立っていましたし、でももうひとつはマリノスさんが11番の坂田選手を入れてきたので、分析でいくと彼の特徴というのはうちの右サイド、相手であれば左の方に流れてプレーすることが多い特徴を持った選手ですので、そのときにディフェンスがもろくなると厳しくなってくるのでそういった意味で新井場選手も質の高いフィードができますし、また守備でもスピードで対抗できる選手ですので、そういった守備の安定性と攻撃のバリエーションというかフィードの部分を増やせればと思いました。」
Q:FWの若手の大迫選手、興梠選手の今日の評価をお知らせ下さい。
「二人とも高い能力を持つ選手でもありますし、高い質を持っているんじゃないかなと思います。マルキーニョスにとってのパートナーには両方とも相応しい選手じゃないかと考えております。」
Q:今季初めて無得点の試合だったと思いますが、マリノスのディフェンスはどういう印象を持ちましたか?
「確かにマリノスは思わしい結果は出てないかもしれませんが、シーズン当初からすばらしいサッカーを見せていると思いますし、特にこの数試合、3試合くらいですけど特に守備の安定性というところでは非常によくなっているのではないかと思います。守備が安定していれば逆に攻撃の中ではすばらしい選手もいっぱいいますし、10番、14番、今年新加入の9番、ベンチにもたくさんいます。守備がしっかりしてくれば攻撃も安定してくるし、いろんな状況が生まれるんじゃないかと思います。今日は相手の守備能力という部分が評価されると思いますが、ただ、他の試合に比べたらチャンスという部分ではかなり多く作っているのではないかと思うので、それを上回る部分が多少足りなかったところはありますけど、チャンスの回数ではこの数試合の中ではいちばん多かったのではないかと思います。」

以上

【J1:第6節 鹿島 vs 横浜FM】試合終了後の各選手コメント(09.04.18)
●内田篤人選手(鹿島):
(前半は抑えめに入った?)そういうわけじゃない。今日は相手が出てきたから。若い子も元気があるみたいだった。(内田選手も若いけど?)試合が多いから・・・。(交代は?)最近疲れてる。さすがにミスが多くなる」
●新井場徹選手(鹿島):
「狙いに行ってた。向こうも守りに入っていたし、交わしていかないとあれかなと。しようがない。これが結果」
Q:ACLは青木選手、Jリーグの次節は小笠原選手が出場停止だが?
「その辺は監督が考えること。選手としては言われたことをやるだけです」
●興梠慎三選手(鹿島):
「いつでも出られる準備をしてた。0-0だったけど内容はよかった。マリノス
は強いし1点を争う試合になると思っていた。ベンチから見ていて入ったら点を取ろうと思っていた。0-0だったし、ホームだし。マルキ(マルキーニョス)とも話してたんだけど、相手のDFがよかったし難しかった。3バックにしてはスペースをくれなかった。いつでも先発で行けますよ。2ケタゴールが目標だし。」
●増田誓志選手(鹿島):
「1点入れなきゃ行けないんでサイドからを意識しすぎた。(惜しいヘディングシュートは?)ああいうところを決めるか決めないかで変わる。実際、引き分けでチームを救えることはアピールになるのに・・・力不足です」
Q:次のACLは青木選手、次節は小笠原選手が出場停止だが?
「明日からの姿勢で決まる。青木さんや満男さんになろうと考えず自分が考えてきたことをやりたい。明日のサテライトの試合で決まると思う。MFはみんなチャンスだと思っている。チャンスを掴みたい。今日はDFがしっかり耐えてた。マイボールの時間が少なかった。そのなかでゼロに抑えてた。こういう中でゼロで抑えてればウチが勝つと思った。立ち上がりが悪い気がする」
●伊野波雅彦選手(鹿島):
「あー、という感じです。中盤を省略してきた。やられそうなのはスローインからだけだった。どうしても山瀬選手と狩野選手につきすぎて3列目から出てくるのはいままでなかったし。うちのSBがあくところ、中央が多くてボランチをずらさないといけなかった。チャンスはあったし、それを決めるか決めないかだけだし、もうちょっとサイドを使っても良かったかなと思う。いつもだともっとサイドを使えていた。CB3枚が大きいぶん、もう少し揺さぶっても良いと思いました。
慎三(興梠)が入ってスペースに抜けてくれた。慎三が入ってからウラを突けるようになった。良いアクセントになってくれた。この結果は嬉しくはない。後ろからもなにかが出来た。相手に合わせてパススピードも遅くてはまってしまった。相手に合わせずにやればよかった」



スタメンに名を連ねた大迫勇也(鹿島)。日本代表・中澤(横浜FM)の執拗なマークを受ける。今日は得点のないまま、後半9分に興梠と交代となった。


大迫とのビッグルーキー対決となった渡邉千真(右・横浜FM)。青木(鹿島)のボールキープに対してディフェンスをみせる。大迫とともに得点のないまま、後半27分に坂田と交代した。


スコアレスドローに終わった試合の後、握手を交わす中澤(横浜FM)と興梠(鹿島)。マッチアップする場面もあったものの、代表ではチームメイトだったこともあり、笑顔での握手となった。


篤人はお疲れとのこと。
若さで乗り切るしかない所であろう。
出場停止の青木・満男の代役は今日のサテで確認して来ようと思う。

1000得点を狙うマルキーニョス

2009年04月18日 | Weblog
マルキーニョスが鹿島通算1000点奪取狙う
 昨季JリーグMVPと得点王の2冠を獲得した鹿島FWマルキーニョス(33)が、J最速となるチーム通算1000得点(現在998点)のメモリアルゴール奪取を狙う。17日に茨城県鹿嶋市内で18日のホーム横浜戦に向けた調整練習を行い「1000得点は横浜戦で達成できると思う。自分が決めたら、これほどの喜びはない」と話した。

 03年に所属し、完全優勝も果たした古巣横浜との対戦では、07年に鹿島加入後4戦4得点と好相性だ。先発でコンビを組むのが6試合目となる新人FW大迫との連係も「大迫は足もとでボールをもらおうとするから、僕はトップ下の選手のように流動的に動く」と相互理解が進んでいる。

 [2009年4月18日7時4分 紙面から]

1000得点への意欲十分のマルキーニョスである。
鹿島に移籍してからFマリノス戦では得点力がより爆発してる。
メモリアルゴーラーに最も近い男であろう。
マルキが決めればチームも勢いづく。
大迫との連携が深まり、トップ下の選手のように流動的に動くようになっておるとのこと。
そうして出来たスペースに野沢が飛び込みより大きな脅威となっておる。
メモリアルゴールだけでなく、爆発的な攻撃力を魅せて欲しいところ。
歓喜の声を上げる為、聖地へ集うのだ。

点が欲しい大迫

2009年04月18日 | Weblog
鹿島大迫は通算1000点よりも目の前の1点
 鹿島の新人FW大迫勇也(18)は日本代表DF中沢、元代表DF松田を擁する横浜戦を前にしてもマイペースを貫いた。この日の調整練習ではレギュラー組に入り、セットプレーなどを確認。練習後は疲労回復のためのマッサージを受け、控室を出たのは最後から3番目だった。普段から「1000得点ってうれしいですかね~。それより、僕はとにかく点を取りたいです」と話すように、記念弾より目の前の1ゴールを目指す。
 [2009年4月18日7時5分 紙面から]

メモリアルゴールよりも目先の結果が欲しい新人の大迫である。
スターと言えど、まだまだ18歳のひよっこであった。
ポジションを確実なものとするため、FWとしてのゴールが欲しいのであろう。
一つ一つ結果を重ね、大きく成長して欲しい。
鹿島に輝くスターとして。

満男、守備職人

2009年04月18日 | Weblog
鹿島・小笠原 ゴールより守備優先
2009年4月18日 紙面から
 鹿島のMF小笠原満男(30)がリーグ史上初のチーム通算1000得点がかかる横浜M戦(18日・カシマ)に向け、自らのゴールよりも守備優先の姿勢で臨む。あと2点で到達するメモリアルゴールにもフォア・ザ・チームの精神を貫く。
 節目の勲章にも、小笠原の姿勢がぶれることはない。達成目前の1000得点について「おれの仕事は守備。前の人が取ってくれればそれでいい。(前へ行って)いいよと言われればいくらでも行くけど」とチーム第一の考えを強調した。
 これまで記念ゴールにはジーコをはじめ、秋田、黒崎、長谷川、柳沢、中田などクラブ史に残る名選手が名を連ねているが、小笠原の名前はない。それだけに小笠原に達成してほしいという声もあるが「今、与えられている仕事はそれじゃない」とピシャリ。頼もしい主将が見据えているのは、目の前の勝利だけだ。 (川村庸介)


1000得点のメモリアルゴールは小笠原満男かと想像をしてみたが、本人はその気がない模様。
守備の職員としてバイタルエリアの支配者として君臨するのであろう。
とはいえ、小笠原満男の攻撃力をこのまま眠らせておくのはあまりにも惜しい。
ここでキーとなるのはユダの復活であろう。
ユダを投入し、3ボランチ気味にすることで満男の守備的負担を軽くする布陣も考えられる。
これからの過密日程では、全員サッカーで勝利を呼び込んでいきたい。

岩政出場へ

2009年04月18日 | Weblog
右足首ねんざも岩政「痛みない」…鹿島
 右足首をひねって15日の練習を離脱した鹿島DF岩政が、横浜M戦に強行出場する。17日は全体練習には参加せずに治療を受け、午後からスタッフらとともに練習を行った。「もし今日、試合があってもできた。明日の試合は当然、行きます。痛みもない」と断言。オリヴェイラ監督も「休むタイプの選手ではない」と話した。
(2009年4月18日06時01分 スポーツ報知)

岩政は問題ないとのこと。
これでユダのベンチ入りも無くなったと考えてよかろう。
ユダの復活は4月22日のSAF戦を待つこととなろう。
もしかして4月19日のサテライトで勇姿を拝めるやも知れぬ。
サテ戦にも足を運ぼうではないか。

大迫、貯金通

2009年04月18日 | Weblog
お金よりゴール!大迫は小遣い3万円でOK
 鹿島FW大迫は昇給よりゴールにこだわる。18日の横浜戦で公式戦6試合連続となる先発が確実で、あと66分間出場すれば年俸の上限がないA契約となる。現在の480万円から700万円へと年俸がアップするが「お金はどうでもいいです。今は(1カ月)3万円でもやっていけますから、ためています」と気にしていなかった。それよりも「まず1点取らないと。(リーグ戦)2点目の方がうれしい」と12日のFC東京戦に続くゴールだけに集中していた。横浜戦からは23日間で7試合という過密日程が待っており「気を抜いたら(先発を)入れ替えられる。コンスタントに結果を出していきたい」と必死だった。
[ 2009年04月18日 ]

お小遣いは三万円の大迫である。
無駄を省き、金は貯めておくのだ。
そして、一発勝負をせよ。
けっしてM資金に投資してはならぬぞ。

ボール監視マン投入

2009年04月18日 | Weblog
J初1000ゴール球見失うな!鹿島に監視マン
 リーグ史上初のクラブ通算1000得点にあと「2」と迫る鹿島が、横浜M戦(18日・カシマ)での達成に備え「記念ボール追跡人」を配置することが17日、分かった。記念ボールはカシマスタジアム内のミュージアムに展示されることが決まったが、試合では7個のボールが使い回されるため、“お宝球”特定へ全精力を注ぐ。

 Jリーグは試合で「マルチボールシステム」を採用している。試合球のほか、ピッチ周辺に待機する18人のボールパーソンが予備球として6個を保持。ボールが外に出た際、主審の許可なしに予備球を投げ入れ、試合球として使用できるシステムだ。時間効率を上げる目的で90年代に採用されたが、今回ばかりはこれがネックになる。

 「1000得点はリーグ、クラブの歴史に残るので、そのボールはミュージアムに飾ります。そのため、1000点目となったボールは必ず特定させなければいけません。スタッフが試合中、ずっとそのボールを目で追います」とクラブ関係者。記念弾を追う「追跡人」を5人程度配置する異例の措置をとる。

 7個のボールは、試合前に主審が承認したら交換は認められていない。それは1000得点の記念ボールでも例外ではない。試合ではボールが入れ替わり使い回されるため、実際に1000得点目となったボールは、ボールパーソンの手から試合へ、そしてボールパーソンへという移動を繰り返す。そこで重要な役割を担うのが追跡人だ。

 ピッチレベル、スタンドから計5人が1つのボールを見守る。必要とあらば、双眼鏡、鉛筆と紙を用い、特定作業をすることも検討しているという。追跡人の1人は「ボールがぶつかり合うとか、複雑な動きだけは勘弁してほしい」と切なる願いをこぼした。MF本山は「(運を)持っているか、持っていないか分かる。持っている人が決めるでしょう」。追跡人が勝利、記録達成を願いながら、血眼になる。

 ◆チーム通算得点 1位は鹿島の998得点。次いでG大阪の959得点、磐田の958得点が続く。鹿島の998得点の内訳は、1位が長谷川祥之(鹿島の下部組織コーチ)の89得点。2位が柳沢敦(現京都)の80得点。3位が小笠原満男の55得点。対戦相手別では最多が千葉からの79得点、次いで名古屋戦の74得点、G大阪戦の67得点となっている。

(2009年4月18日06時01分 スポーツ報知)

持ってる男が決めるであろう1000得点目である。
マルキーニョスが最右翼であるが、900得点記録を持つ野沢も侮れぬ。
楽しみである。
足利高氏は京都六波羅を征圧した。

自己管理を徹底せよ

2009年04月17日 | Weblog
鹿島オリベイラ監督が選手の自己管理要求
 鹿島は17日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスで横浜戦(18日、カシマ)に向けた調整練習を行った。レギュラー組はセットプレーの確認などの軽いメニューを消化したのみ。リーグ戦、ACLの過密日程に臨むことになるが、オリベイラ監督は「まずは選手自身の自己管理を徹底してほしいと要求している。今後は気温も高くなるし、選手のパフォーマンスや状況を考えた上で選手入れ替えも考えたい」と話していた。
 [2009年4月17日18時20分]

オリヴェイラ監督が自己管理の徹底を選手に要求しているとのこと。
確かに、これから季節が移り、気温が上がって行くであろう。
その中で不摂生でもしようものならば、パフォーマンスの低下は免れられまい。
そんな選手を抱えてしまっては計算が立たぬ。
今現在レギュラーポジションを得ておる選手も、後ろには実力伯仲のサブが控えておる。
パフォーマンスが落ちたならば、次なる選手の出番と相成ろう。
せっかく掴んだポジションである。
つまらぬ事で手放してしまってはならぬ。
自己管理を徹底し、最高のパフォーマンスで過密日程を駆け抜けたい。

Fマリノス戦プレビュー

2009年04月17日 | Weblog
【J1:第6節 鹿島 vs 横浜FM】プレビュー:今節から7連戦がスタートする鹿島。前節5-0で大勝した横浜FMを迎え勝利を目指す。(09.04.17)
今季、3連覇を狙う鹿島は各チームから強烈なマークを受けてきた。本来なら3バックのDFも攻撃参加する広島でさえ、自陣で守りを固める戦い方を選択。それにもかかわらず、第5節まで4勝1敗勝点12で首位に立ったということは、さらなる強さを身につけた証左に他ならない。AFCチャンピオンズリーグに出場しているガンバ大阪、名古屋グランパス、川崎フロンターレといったライバルたちが勝点を伸ばせずにいることを見れば、鹿島の強さもよくわかる。

前節のFC東京戦も鹿島の強さを感じる試合だった。強さといっても攻撃力で相手を粉砕したわけではない。連戦の疲れでチーム全体の運動量が落ちたなか、ゲームを的確にコントロールしてF東京に傾いた流れを遮断、慌てることなくゲームを終わらせた。特に、相手の右サイドで縦横無尽の働きを見せていた石川直宏を封じたオズワルドオリヴェイラ監督の交代策は見事だった。本山雅志に代えて新井場徹を投入し、パクチュホを2列目にあげて石川を高い位置からケア。さらに、その後ろに本職の左SBである新井場がいることで、石川を交代に追い込んだ。
パクに対するオリヴェイラ監督の評価は高い。
「彼がいることで、攻撃のアグレッシブさを保ったまま守備力をあげることができる。試合中、相手の出方に臨機応変に対応できるようになった」
今節より7連戦に入る鹿島にとって、90分間ファイトできるパクの存在は非常に心強い。

チーム状態は高いレベルを保っている鹿島だが、横浜FM戦を前にした水曜日、岩政大樹が右足首を捻挫するアクシデントに見舞われた。木曜、金曜の練習も回避し、土曜の試合への出場が危ぶまれている。ただ、本人は「練習に出なかったのは僕の判断です。痛さはないっす。いきますよ」とコメント。足を引きずる様子もなく、試合への出場は可能なようだ。監督も「彼は試合を休まないタイプなので大丈夫かと思いますが、大岩選手もいるので心配はしていません」と、信頼を示す。試合の朝、監督の判断にかかってくるだろう。

対する横浜FMは、前節神戸に対して5得点の大勝、シーズン初勝利をあげた。攻撃の核となる2シャドーに山瀬功治が復帰し得点力が増した。シュートの巧いワントップの渡邉千真に加え、2列目から山瀬たちが飛び出してくる。それを防ぐポイントとして、ボランチの青木剛は「動き出した選手にしっかりつくこと」をあげた。7連戦の初戦に勝つことができれば波に乗る。内田篤人も「マリノスが(連戦の)最初だし、流れに乗ってしまえば」と、連戦最初の試合で結果を残す大切さを強調していた。ちなみに、鹿島はあと2ゴールでチーム通算1,000ゴールを達成する。ここ最近、2得点以上しているだけに、誰が達成するのかにも注目して欲しい。

以上


[ J1:第6節 鹿島 vs 横浜FM ]前日練習の様子
古傷の太腿裏を痛めて別メニューで調整している田代有三選手。あと1週間ほどでチームに合流する予定ですが古傷なだけに「無理したくない」とコメントしていました。



[ J1:第6節 鹿島 vs 横浜FM ]前日練習の様子
このところ途中出場で鋭い動きを見せている興梠慎三選手。練習でもキレのある動きで主力組を苦しめ、スタメン復帰を虎視眈々と狙っています。



[ J1:第6節 鹿島 vs 横浜FM ]前日練習の様子
岩政大樹選手に欠場する可能性があるなか、ひさびさのベンチ入りも浮上する中田浩二選手。元気な姿を見せていました。



[ J1:第6節 鹿島 vs 横浜FM ]
髪型をコーンロウに変えたマルキーニョス選手。理由は、「ちょっと暑くなってきたから」とのことでした。


オリヴェイラ監督はチュホに高評価である。
確かに彼がレギュラーに定着してから全ての試合で勝利しておる。
左サイドを蹂躙されることはない。
非常にバランスの取れた選手である。
ポリバレントであるチュホのポジションを変え新井場を投入することで、様々な戦術オプションを取れることも嬉しい。
これほどまでに活躍するとは嬉しい誤算であった。
また、岩政は無事のようではあるが、もし出場を回避するようであればユダがベンチ入りするとのこと。
これで、ヤスと共にレフティ率が上がるのも面白い。
そして髪型を変えたマルキーニョスである。
季節が移り、暖かくなって変えるということは髪型の変遷を風物詩としようとしておるのやもしれぬ。
小栗旬の石田三成が如き、面白髪型でなければ問題ないであろう。
明日からの過密日程に気持ちを引き締め、聖地での勝利を誓いたい。