鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

スーパーサブ興梠慎三

2009年04月07日 | Weblog
鹿島がFW興梠をACLスーパーサブ起用
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の第3節の初日が7日に各地で行われる。G組3位と出遅れた鹿島はアウェーでシンガポールAFと対戦。決勝トーナメント進出に向けて負けられない一戦で、リーグ戦で2戦連続途中出場で決勝点を決めているFW興梠慎三(22)が三たび「スーパーサブ」として起用されることになった。高温多湿の厳しい環境でアウェー勝利を奪いにいく。

 勝負強さを発揮する背番号13が、高温多湿のアウェー戦の鍵を握る。オリベイラ監督がこの日の会見で「先発は4日の京都戦と同じ」と明言したことで興梠のベンチスタートが確定したが、リーグ戦で2戦連続「サヨナラ弾」を決めた男は重要な責務を背負った。

 30度近い気温と70%前後の湿度が予想される。鹿島の鈴木満強化部長は「相手は守りを固めるだろうけど、疲れてきた後半に速い興梠を入れれば効果的」と話した。50メートル5秒台の興梠のスピードでかき回し、ゴールをこじ開けようというのだ。

 今回の一戦を含め新人FW大迫に公式戦4戦連続で先発を奪われた形だけに、興梠は「頭(先発)で出たい」という。それでも、普段から「結果を出し続けることが大事だと思う」と集中力を維持。オリベイラ監督は「得点する以外に大切な部分があるし、今と思った時に先発に入れる」と話した。先発返り咲きのため、興梠は「スーパーサブ」で三たび結果を残したいところだ。(シンガポール=菅家大輔)
 [2009年4月7日7時43分 紙面から]


興梠より大迫!オリヴェイラ監督ベストの決断

紅白戦でドリブル突破を図る鹿島・大迫勇也
Photo By スポニチ

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は7日から1次リーグ第3節の試合が各地で行われる。G組の鹿島はアウェーでシンガポール・アームド・フォーシズFC(SAF=シンガポール)と対戦する。ここ2試合で無得点に終わり先発落ちのピンチに立たされていたFW大迫勇也(18)は、公式戦4試合連続で先発出場することが決定。先発の座を不動のものとするためにも、上海申花戦に続くACL2試合連続ゴールを狙う。

 気温31度、湿度71%という、うだるような暑さの中で行われた紅白戦。レギュラー組でFWマルキーニョスと2トップを組んだのは、またしても大迫だった。「先発は(4日の)京都戦と同じ。今のベストメンバーでいく」。オリヴェイラ監督は大物新人を入れた布陣が王者・鹿島の最高のイレブンだと判断した。

 当初はメンバーを入れ替える可能性が高かった。鈴木満取締役強化部長は「3月は連係を深めるためにメンバーを固めたけど、4月は(メンバーを)替えていくと思う」と“ターンオーバー制”の採用を示唆していた。特にFW陣は競争が激しく、大迫を含めて5人が遠征に参加。中2日のハードな日程と2試合連続ゴール中という調子を考慮すればFW興梠の先発復帰が濃厚だった。だが、オリヴェイラ監督は「得点以外にも大切なことがある。今は(大迫と興梠を)代えるタイミングではない」と大迫の総合力を高く評価して先発に残した。

 「FWは結果なんで」と話す大迫にとっては、まさに正念場だ。ライバルの興梠とは対照的に、公式戦初ゴールを決めた3月18日のACL上海申花戦の後はJリーグで2試合連続無得点。今回は慣れない人工芝と暑さという厳しいアウェーの状況で結果が求められている。「この暑さでサッカーをするのは初めて。でもそんなに気にならない。きょうで慣れました。疲労の部分も大丈夫です」。環境も中2日の過密日程も言い訳にするわけにはいかない。

 「前半から飛ばさないようにしたい」と“省エネ”プレーからゴールするイメージは完成している。今季公式戦2戦2敗と苦手のアウェーでチームを勝利に導く一発を決めて、大迫が不動のレギュラーの座をつかむ。

[ 2009年04月07日 ]

切り札に興梠!鹿島、高温多湿の気候を利用し後半勝負…ACL

試合会場で練習する鹿島の(左から)マルキーニョス、興梠、本山
 アジア・チャンピオンズリーグで、7日にアウェーでアームド・フォーシズ(シンガポール)と戦う鹿島が6日、試合会場のジャラン・ベサルスタジアムで公式練習を行った。オズワルド・オリヴェイラ監督(58)は2試合連続で途中出場から決勝点を挙げているFW興梠慎三(22)を切り札に指名。高温多湿な気候を利用し、後半勝負の「興梠投入布陣」で勝ち点3を狙う。

 鹿島が高温多湿を利用してアウェー勝利をつかむ。先発はFWマルキーニョス、大迫の2トップとなるが、クラブ幹部は「この気候だと、相手も終盤必ずバテてくる。そこで興梠が出れば、より効果的に崩せる」とオリヴェイラ監督の意図を説明。リーグ戦の広島戦(3月22日)、京都戦(4日)とここ2試合、途中出場で決勝点を挙げているFW興梠をあえてベンチに置き、終盤に切り札として起用する方針だ。

 シンガポールは東南アジア特有の高温多湿地域。この日、練習が行われた午前10時で気温31度、湿度71%を計測した。試合は午後7時30分(現地時間)開始だが、シンガポール・サッカー協会関係者は「夜になっても気温は30度前後。湿度は下がることはない」と明言。50メートル5秒台の俊足が、後半にこそ威力を発揮すると踏んだ。

 途中出場のスペシャリストでもある。プロ入り後、リーグ戦45試合(合計620分)に途中出場し、7得点。88・6分に1得点の計算で、リーグ最多得点記録保持者であるFW中山雅史(磐田)の168分に1得点を大きく上回る。しかも、これまで途中出場から得点した試合は7戦全勝と、チームに勝利を呼ぶ男だ。

 オリヴェイラ監督は会見で「得点だけじゃなく、他のプレーも含めて興梠を先発に戻すタイミングではない」と話した。MFダニーロが負傷中でポストプレーヤー不在となるため、上背のある大迫を先発に選んだ側面もある。「途中と先発でモードを切り替える。途中からはどんどん仕掛ける。先発を奪うために結果を出し続ける」と興梠。鹿島の13番が高温多湿を追い風に、相手ゴールに襲いかかる。

(2009年4月7日06時03分 スポーツ報知)

今日の先発は大迫、結果を出している興梠はスーパーサブとのこと。
確かにこの布陣で勝利という結果が出ておる。
また、東南アジア特有の高温多湿の気候に対し、飛ばす興梠ではなく抑える大迫で行くというのも頷ける。
興梠の投入が攻撃へのスイッチとなろう。
鎌倉を守る為、登子は足利高氏の元へ嫁ぐのであった。