鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

監督去就先送り

2006年11月07日 | Weblog
鹿島アウトゥオリ監督、去就結論出ず
 鹿島は6日、パウロ・アウトゥオリ監督(50)と来季の去就について会談した。すでにクラブは続投を要請していたが、同監督はナビスコ杯決勝終了まで態度を保留していた。この日は約1時間、今後の強化方針などを話し合ったが、結論は出なかった。鈴木満強化部長は「ただ『監督をして下さい』とお願いするのではなく、お互いすり合わせなければいけない部分がある。一致すればやることになるだろうし、そうならないかもしれない」と慎重。今後も話し合いを重ね、今月中に結論を下す予定だ。

アウトゥオリ監督進退は今月中結論
 去就が注目される鹿島のアウトゥオリ監督がクラブ首脳と会談したが、結論は持ち越された。鈴木満強化部長は「クラブの強化方針と監督の考えをすり合わせていく段階。意思疎通がないといけないから」と説明。週明けにも再度、話し合いの場を設け、今月中に結論を出す。チームは8日の天皇杯4回戦・JFLホンダFC戦に向けて再始動。DF岩政は「天皇杯が今年最後のタイトル。もう一度、10冠に向けて頑張りたい」と意気込んだ。

鹿島・アウトゥオリ監督、去就保留
 来季の去就が注目される鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(50)が6日、鈴木満取締役強化部長(49)と会談を行ったが、結論は保留となった。
 今季、1年契約で就任した同監督には母国ブラジルのクラブチームやコロンビア、メキシコ代表などからのオファーが殺到。鹿島はすでに残留要請を行っており、この日も続投に向けて約2時間話し合ったが、結論は出なかった。同取締役強化部長は「クラブの強化方針、将来像と監督が持っているイメージをすり合わせている段階。監督がほかのチームと天びんにかけているということもない。まだお金の提示もしていない」と説明。「次はいつ話し合うか? 今日のことを整理してからじゃないと。来週くらいかな」と話した。

『まだお金の提示もしていない』
こんな状態では結論が出ようはずもない。
まさに「埒もない」話し合いである。
プロである以上、「成果」と「対価」で物事は決まる。
アウトゥオリ監督の成果はなんぞや。
そして彼の対価とは。
それを判断し分析し、彼に正確に伝えることがフロントの大きな役割である。
現在、公式戦5連敗中、冠も既に二つ逃している。
その彼にどのようなタスクを与え、どう回収するのかを見せる時が、手腕が問われる時が来ているのである。
20万石で250万石に戦いを挑むには、知恵を働かさねばならぬのだ。
ただの「義」では埒が開かぬ。
苦戦の最中、出奔した伊達成実が颯爽と単騎にて戻ってくる、ということは万に一度の機会である。
期待してはならぬのだ。
戦いは会う前に決しているのである。

通年制続行

2006年11月07日 | Weblog
鬼武チェアマン、Jリーグのプレーオフ制導入に否定的
 7月20日に就任したJリーグの鬼武健二チェアマン(69)が6日、大阪市内のホテルで記者懇親会を開き、Jリーグにプレーオフ制を導入する考えがないことを明かした。プロ野球は来季から両リーグがプレーオフを導入。ラグビーのトップリーグ、バレーボールのVリーグなど、他の競技では頻繁にプレーオフが行われているが、「昨年から1リーグにしたが、心配された中位同士の中だるみもなかった。今のところプレーオフは考えていない」と同チェアマン。総合力が試される1リーグ制で今後も続けていく。

昨季より欧州標準となる通年制になり一つ前に進んだところで、こんな案が出ていたとは心外である。
※本来は96年に一度採用されている。
『他の競技では頻繁にプレーオフが行われている』
ドメスティックこの上ない。
またも鎖国したいという所存なのか。
どこの誰が発言しておるのかと問い正しとうござる。
新たなチェアマンのこの決断には同意するところではある。
しかし、この鬼武という男はリーグ開催秋-春を画策する机上論者である。
通年制は1年間の王者を決める正しい方法であるが、秋-春開催はただの欧州への右へ倣えである。
※CSやプレーオフは観客動員と視聴率を狙った経営者側の理論。
スタジアムへ足を運ばない者共の言い分でしかない。
欧州でもロシアは春-秋開催であるし、無理に合わせる必然は全くもってあり得ない。
そして世界一の選手輸出国ブラジルは冬-秋である。
このような理論を翳す輩はテレビの前でただの選手批判を繰り返し、監督を変えれば勝利が転がり込んでくると考えているものである。
我等は弾圧に耐え、正しき道を進まねばならぬ。
しかしながら、「義」と称し理論を唱えるだけでは人は付いてゆかぬものだ。
策を練り謀を仕込んでこその勝利と言えよう。
秀頼を陣頭に連れ出せなかった時点で負けは決まっていたのである。