鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ニューイヤーカップ 大分戦

2015年02月02日 | Weblog
2015年02月01日(日)


本日行われた2015Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ大分戦は5-2で勝利しました。

2015Jリーグプレシーズンマッチ 2015 Jリーグ・スカパー! ニューイヤーカップ




鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・キャンプはどうしてもフィジカル中心のトレーニングとなる。選手は身体が重かっただろうし、その中でよく対応してくれた。シーズンの初めの試合なのでミスは仕方ない。予想していたことで、気にしていない。
・若い選手が数多く入ったが、しっかりとトレーニングをしてこのチームのサッカーを浸透させていきたい。ファン ソッコと高崎は、初戦の割にはうまくプレーしてくれた。連係が深まれば、もっと高いパフォーマンスを期待できると思う。
・自分の下で2年間練習している選手たちは動き方を理解しているが、新しい選手は連係面がまだ浅い。うちのチームで求められることを教えていきたい。







【本山 雅志】
身体が重かったけど、ゴール前で仕事をすることができて良かった。試合勘はまだなくて、重い感じの試合だったけど、徐々に良くなっていくと思う。負けることもなく、また課題を見つけられた。さらにフィジカルを強化して頑張りたい。

【中村 充孝】
試合勘がなくてもっときついかなと思っていたけど、最初の10分は試合に入るのに時間がかかったとはいえ、思っていたよりはすんなり入れた。ボールのフィーリングを含めて、今できることを意識していた。攻守の切り替えであったり、そういうところを早くすることが必要だった。それはできたと思う。

【土居 聖真】
試合勘がないのは仕方ないし、疲れの中でのミスは絶対に出てくるもの。その中で最大限のことをしようと自分の中で決めていた。ミスがあろうとなかろうと、得点は取らないといけない。その中で1得点を決められたことは良かったと思う。

鹿島の伝統背番「8」新エース土居が1発

ニューイヤー杯でドリブルする鹿島MF土居(左)。今季から伝統の8番を背負う

<スカパー!ニューイヤー杯・宮崎ラウンド:鹿島5-2大分>◇1日◇宮崎市KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場

 今年から新設されたプレシーズンマッチ大会「Jリーグ・スカパー! ニューイヤー杯」の宮崎ラウンドが1日、開幕し、鹿島(J1)が大分(J2)を下した。今季初の実戦で開始4分に先制を許したが、5得点で圧勝。今季から伝統の背番号8になったMF土居聖真(22)が得点するなど、目標の4冠へ幸先よく滑り出した。4日の第2戦は福岡と対戦する。

 今季初の実戦で新エースが結果を出した。1-1の後半3分、トップ下のMF土居聖真(22)がMF遠藤のスルーパスで抜け出す。ペナルティーエリア右へ持ち込むと、そのまま右足を振ってゴール左隅へ蹴り込んだ。先月22日からの宮崎キャンプで肉体をいじめている最中で「疲れの中でのミスは絶対に出てくるもの。その中で最大限のことをしようと決めていた」と冷静だった。

 今季から背番号8に変えた。過去にブラジル代表FWベベット、MF小笠原、野沢がつけてきたアタッカーのエース番号。昨季までは28番で「いつか2(10の位)が取れる選手になれ」と言われてきた。その期待に応え、昨季は同期の日本代表MF柴崎、DF昌子とともに全34試合に出場。今季もトップ下に君臨する。

 2-2の後半39分にはロンドン五輪代表DF山村が決勝弾を奪った。味方シュートのはね返りを右足ボレー。本職はセンターバックだが、ボランチで出場して結果を出した。今オフ、J2千葉からの獲得オファーを断って残留。「代表ではボランチだったし、どこでプレーしてもゲームに入れるよう準備したい」とチームの幅を広げて貢献した。

 今季目標はACL初制覇を含む4冠。新設大会の開幕戦を5発で飾った鹿島が、例年はなかったCS中継でファンに順調な調整をアピールした。
 [2015年2月2日7時49分 紙面から]

35歳の鹿島・本山が2得点アピール「体が重かったけど…」
 Jリーグ・スカパー! ニューイヤー・カップ宮崎ラウンド第1日(1日、鹿島5-2大分、KIRISHIMAハイビスカス陸上競技場)鹿島は35歳の本山が仕上がりの良さをアピールした。3-2の後半45分、右折り返しに飛び込んで得点。ロスタイムにも守備ラインの裏へ抜け出して決めた。キャンプ中とあって「体が重かったけど、ちゃんと点を取れてよかった」と笑顔を見せた。

 この日はアジア・カップ日本代表の柴崎、昌子、植田は休養した。新加入の高崎や黄錫鎬を起用したセレーゾ監督は「初めてにしては、うまくできていた」と満足そうだった。(共同)

本山爆発2得点!鹿島 新設ニューイヤー杯で逆転勝利
 Jリーグのプレシーズン大会として新設されたニューイヤー杯が宮崎で開幕し、鹿島はJ2大分に5―2の逆転勝利。日本代表としてアジア杯に参加していた柴崎、昌子、植田がベンチ外となる中、後半27分から出場した元日本代表MF本山はダメ押しの2得点を挙げ、「去年はあまり試合に出られなかったのでアピールするのも大事」と話した。

 今季から就任した柳沢コーチは「彼がチームに必要な存在だと証明している」と目を光らせ、新設の「クラブリレーションズオフィサー」に就任した中田浩二氏もテレビ解説を務めるなど広告塔として活動。クラブを支えた選手がそれぞれの形で今季を歩み始めた。
[ 2015年2月2日 05:30 ]

【JSNYC】宮崎ラウンド開幕! 初戦は鹿島が大分に快勝


本山(写真)の2ゴールなどで、鹿島が大分に快勝した。
先手を取ったのは大分トリニータだった。立ち上がりから出足の良さを見せると、4分に相手の横パスを奪った岡本英也が前線へつなぎ、これを受けた為田大貴が左足で狭いコースを突いて早々に先制点を奪う。対する鹿島アントラーズは相手3バックのサイドに生まれたスペースを有効に活用して流れを引き寄せ、35分に左サイドからの折り返しを遠藤康が蹴り込んで同点とした。

後半、大きくメンバーを入れ替えた鹿島は48分に土居聖真が相手GKとの一対一をキッチリ決めて逆転に成功。だが、大分も縦パスから左サイドを崩し、最後は新加入のエヴァンドロがゴール。田坂和昭監督が「2点目はいい形で決まった」と振り返ったように、鮮やかな攻撃で試合を振り出しに戻した。

その後、両チームともポストやバーを直撃するチャンスを作りながら終盤を迎えると、終盤に強さを見せたのは鹿島だった。84分、山本脩斗の左クロスに西大伍が頭で合わせたシュートがバーを叩いたところを、ボランチの位置から飛び出した山村和也が押し込んで勝ち越す。さらに90分、90+2分と本山雅志が立て続けに決め、終わってみれば5-2の大勝。「始動からフィジカルを追い込んでいて、今は疲れがピーク」(西)という状況ながら、今シーズン初めての対外試合でキッチリと結果を出した。だが、キャプテンマークを巻いてフル出場を果たした小笠原満男は「疲れていることを内容が悪かった理由にしてはいけない」とプロフェッショナルに徹するコメント。「修正点はチーム内で話し合います」と厳しい口調で語った。

一方、敗れた大分の田坂監督は「いい部分を出すことができて、悪い部分も明確になった。この時期に練習試合でなく、プレシーズンマッチを戦えるのはありがたい。次に向けていい準備ができる」と内容や試合環境に充実の表情を見せていた。

宮崎ラウンドの次戦は4日、アビスパ福岡が登場して鹿島と対戦する。

文=青山知雄(サッカーキング)


大分と対戦した鹿島は5ゴールを奪い大勝した [写真]=J.LEAGUE PHOTOS,. INC

再び鹿島を“常勝軍団”へ…今季初戦で小笠原が見せた勝利へのこだわり

大分戦ではチーム最年長ながらフル出場を果たした小笠原 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS,. INC

「疲れているから動けないわけではないし、サッカーができないわけでもない。もちろんそれでミスが出るわけでもない。そういう甘い考えなら試合に出なければいい。選手である以上はみんなが90分間出たいと思っているはずだし、俺はその欲がなくなったら終わりだと思う」

 1日に行われた大分トリニータとの「Jリーグ・スカパー!ニューイヤーカップ」初戦を戦い終えた小笠原満男は静かに、しかし強い口調で語った。

 1月中旬のチーム始動からフィジカル中心に鍛えてきた鹿島は、この大分戦が初めての対外試合。疲労のピークにある状況とボールを使った練習時間の短さからコンビネーション不足は仕方ないように思われた。ただ、安易な連係ミスで開始早々に先制点を献上していたのも事実。より高みを目指す小笠原は「もっと良いゲームをしたかった。まだまだ良くしなければいけない部分が多くて……。もっと試合の中でやらなきゃいけない。『疲れている』とは言っちゃいけないし、そういうことを言うのはありえない」と厳しい意見を口にした。

 昨シーズン限りで同期加入の中田浩二が現役を引退。若手が多いチームをともに背中で引っ張ってきた盟友がピッチを離れ、小笠原自身も“勝者のメンタリティー”を継承する伝道師としての責任をさらに強く感じているではないだろうか。ピッチに立てば年齢は関係ない。どんな状況でも内容や結果を追い求め、決して言い訳はしてはならない。勝つための手段と考え方を伝えるために――。鹿島が“常勝軍団”でありつづけたポイントを伝えたいと、彼は日常の練習から行動で示してきた。

 この日の試合終盤に印象的なシーンがあった。ユース所属でトップチームに帯同していた田中稔也が高い位置でドリブル突破を仕掛け、相手に奪われてカウンターを食らいそうになった瞬間、背番号40がボールを持った相手選手へ猛然とプレスを仕掛け、何ごともなかったかのようにピンチの芽を摘んだ。試合後、このプレーについて問うと、「誰か一人を責めるのではなくて、ミスは減らさなきゃいけないし、ミスがあってもチーム全体の問題だと思って誰かがカバーしなければいけない」と答えてくれた。

 小笠原は以前もこう話している。

「若手の良さをどんどん引き出したいし、それが彼らの成長につながる。『俺がフォローしてやるから、どんどん積極的に仕掛けろ』って。同じことを何回も繰り返していたらダメだけど、やりながら仕掛けるタイミングを知ればいいし、そこもしっかり伝えていきたい。俺も若い頃はそうやって伸び伸びプレーさせてもらったから」

 これもクラブに代々受け継がれてきた伝統の一つなのだろう。

 鹿島はアジアカップの日本代表メンバーに柴崎岳、昌子源、植田直通の3選手が招集され、昨年のJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞したカイオ、さらにトップ下で存在感を強める土居聖真など、若さと勢いがクローズアップされがちだ。だが、その一方で“常勝”を知る小笠原が伝えるべきことは、まだまだ少なくない。試合後の「もっと試合の中でやらなきゃいけない」というコメントには、チームとしても個人としても、もっとできたはずという自戒の念と向上心が込められていたようにも感じる。

 大分戦ではチーム最年長ながら今シーズン初の対外試合でフル出場を果たしたが、試合出場に対するこだわりは誰よりも強い。公式戦はもちろん、練習試合でもフル出場し続けたいという。もちろんチームの勝利は意識するものの、どんな試合でも自分が出続けて結果を残したいと考えるのは、彼にとっては当然のことなのだろう。

 今年4月で36歳になる。昨年はJ1新記録となるリーグ戦16シーズン連続得点を達成し、新シーズンはその記録更新も期待される。これも彼が残してきた偉大なる足跡だ。チームに勝利をもたらすために、そして再び鹿島を“常勝軍団”に押し上げるために。小笠原満男が自身にも周囲にも高い意識を求め続ける。

文=青山知雄




ニューイヤーカップ・大分戦である。
不用意なミスから先制点を決められた際には不安が過ぎったが、底力を見せた格好となった。
風格を魅せたのはヤスであろう。
同点弾に続き聖真の勝ち越し弾もアシスト。
特別な存在になりつつある。
また、本山もベテランの味を醸し出した。
今季の活躍を予感させる。
そして山村である。
CBとして高さを見せつけ、ボランチとしては運動量と得点という結果を出した。
楽しみな存在と言えよう。
新たな大会の開幕戦にて勝利を飾ったのは幸先の良いこと。
続く福岡戦でも勝利を飾り、タイトルを目指したい。
楽しみにしておる。

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1 コメント

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Unknown (mon)
2015-02-03 09:53:27
FWにゴールがなくて残念!
特に高崎は連携不足で見せ場がなかっただけに、最後に放ったシュートは決めて欲しかった…。
FW赤高崎のツートップはないのかな?
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