鹿島アウトゥオリ監督、去就結論出ず
鹿島は6日、パウロ・アウトゥオリ監督(50)と来季の去就について会談した。すでにクラブは続投を要請していたが、同監督はナビスコ杯決勝終了まで態度を保留していた。この日は約1時間、今後の強化方針などを話し合ったが、結論は出なかった。鈴木満強化部長は「ただ『監督をして下さい』とお願いするのではなく、お互いすり合わせなければいけない部分がある。一致すればやることになるだろうし、そうならないかもしれない」と慎重。今後も話し合いを重ね、今月中に結論を下す予定だ。
アウトゥオリ監督進退は今月中結論
去就が注目される鹿島のアウトゥオリ監督がクラブ首脳と会談したが、結論は持ち越された。鈴木満強化部長は「クラブの強化方針と監督の考えをすり合わせていく段階。意思疎通がないといけないから」と説明。週明けにも再度、話し合いの場を設け、今月中に結論を出す。チームは8日の天皇杯4回戦・JFLホンダFC戦に向けて再始動。DF岩政は「天皇杯が今年最後のタイトル。もう一度、10冠に向けて頑張りたい」と意気込んだ。
鹿島・アウトゥオリ監督、去就保留
来季の去就が注目される鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(50)が6日、鈴木満取締役強化部長(49)と会談を行ったが、結論は保留となった。
今季、1年契約で就任した同監督には母国ブラジルのクラブチームやコロンビア、メキシコ代表などからのオファーが殺到。鹿島はすでに残留要請を行っており、この日も続投に向けて約2時間話し合ったが、結論は出なかった。同取締役強化部長は「クラブの強化方針、将来像と監督が持っているイメージをすり合わせている段階。監督がほかのチームと天びんにかけているということもない。まだお金の提示もしていない」と説明。「次はいつ話し合うか? 今日のことを整理してからじゃないと。来週くらいかな」と話した。
『まだお金の提示もしていない』
こんな状態では結論が出ようはずもない。
まさに「埒もない」話し合いである。
プロである以上、「成果」と「対価」で物事は決まる。
アウトゥオリ監督の成果はなんぞや。
そして彼の対価とは。
それを判断し分析し、彼に正確に伝えることがフロントの大きな役割である。
現在、公式戦5連敗中、冠も既に二つ逃している。
その彼にどのようなタスクを与え、どう回収するのかを見せる時が、手腕が問われる時が来ているのである。
20万石で250万石に戦いを挑むには、知恵を働かさねばならぬのだ。
ただの「義」では埒が開かぬ。
苦戦の最中、出奔した伊達成実が颯爽と単騎にて戻ってくる、ということは万に一度の機会である。
期待してはならぬのだ。
戦いは会う前に決しているのである。
鹿島は6日、パウロ・アウトゥオリ監督(50)と来季の去就について会談した。すでにクラブは続投を要請していたが、同監督はナビスコ杯決勝終了まで態度を保留していた。この日は約1時間、今後の強化方針などを話し合ったが、結論は出なかった。鈴木満強化部長は「ただ『監督をして下さい』とお願いするのではなく、お互いすり合わせなければいけない部分がある。一致すればやることになるだろうし、そうならないかもしれない」と慎重。今後も話し合いを重ね、今月中に結論を下す予定だ。
アウトゥオリ監督進退は今月中結論
去就が注目される鹿島のアウトゥオリ監督がクラブ首脳と会談したが、結論は持ち越された。鈴木満強化部長は「クラブの強化方針と監督の考えをすり合わせていく段階。意思疎通がないといけないから」と説明。週明けにも再度、話し合いの場を設け、今月中に結論を出す。チームは8日の天皇杯4回戦・JFLホンダFC戦に向けて再始動。DF岩政は「天皇杯が今年最後のタイトル。もう一度、10冠に向けて頑張りたい」と意気込んだ。
鹿島・アウトゥオリ監督、去就保留
来季の去就が注目される鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(50)が6日、鈴木満取締役強化部長(49)と会談を行ったが、結論は保留となった。
今季、1年契約で就任した同監督には母国ブラジルのクラブチームやコロンビア、メキシコ代表などからのオファーが殺到。鹿島はすでに残留要請を行っており、この日も続投に向けて約2時間話し合ったが、結論は出なかった。同取締役強化部長は「クラブの強化方針、将来像と監督が持っているイメージをすり合わせている段階。監督がほかのチームと天びんにかけているということもない。まだお金の提示もしていない」と説明。「次はいつ話し合うか? 今日のことを整理してからじゃないと。来週くらいかな」と話した。
『まだお金の提示もしていない』
こんな状態では結論が出ようはずもない。
まさに「埒もない」話し合いである。
プロである以上、「成果」と「対価」で物事は決まる。
アウトゥオリ監督の成果はなんぞや。
そして彼の対価とは。
それを判断し分析し、彼に正確に伝えることがフロントの大きな役割である。
現在、公式戦5連敗中、冠も既に二つ逃している。
その彼にどのようなタスクを与え、どう回収するのかを見せる時が、手腕が問われる時が来ているのである。
20万石で250万石に戦いを挑むには、知恵を働かさねばならぬのだ。
ただの「義」では埒が開かぬ。
苦戦の最中、出奔した伊達成実が颯爽と単騎にて戻ってくる、ということは万に一度の機会である。
期待してはならぬのだ。
戦いは会う前に決しているのである。
↓
>独立した企業
自転車操業をしている訳ではないのである。
そして浦和以外のクラブは日本人を中心にしている。
昨期と変わった点は、監督と彼が連れてきた外人二人。
そして、一つ一つの勝利を捨てた試合。
ナビスコ決勝直前の4試合だけでなく、ホームの名古屋戦・京都戦、国立で行った清水戦もテストとしか思えない。
結果オーライで見逃してしまった我等の罪は重い。
ただ、この報道をみる限り、フロントの方針が見えてこない。
ナビスコ決勝を待たずしてオファーを出した過去がある以上、結果とは無関係に条件を提示すべきである。
金額も提示せず、今更「すりあわせ」とは如何なものか。
このような対応を行う者と信頼関係を築けるものであろうか。
フロントが総退陣することは稀である。
彼等のメンタルこそ改善すべきで無かろうか。
真意はともかくとして、結果を残したトニーニョ・セレーゾと比べるならば、今現在では下と言わざるを得ない。
それを覆すことがアウトゥオリ監督が今すべきこと。
サンパウロのレギュラーと控えの控えに甘んじることを避けて日本にやってきた選手の知名度は大きく異なるのは当然のことであろう。
昨日のU-19の左サイドが浦和で三都主・相馬の控えで誰も知らないことと同義である。