鹿島大迫に中沢の洗礼…「力不足」/J1
後半途中でベンチに下がる鹿島FW大迫(撮影・蔦林史峰)
<J1:鹿島0-0横浜>◇第6節◇18日◇カシマ
鹿島の新人FW大迫勇也(18)が日本NO・1DFの洗礼を受けた。公式戦2戦連発と勢いに乗って臨んだ横浜戦で、日本代表DF中沢に「完封」された。好機をつくれずに後半9分に途中交代。「中沢さんは強いというか…。自分の力不足です」とポツリとこぼした。
要所で中沢のプレスを受け続けた。前半に中沢を背負った場面では、得意の反転を使わずにポストプレーに徹し、後半1分にはペナルティーエリア内で突破を図ったが、中沢にカットされた。「ちょっとつまってしまった。もっといけばよかった」と振り返った。
高卒ルーキー離れした技術と得点感覚で定位置をつかんだが、この日は中沢に加え、元代表DF松田も擁する横浜守備陣の高い壁を痛感した。「もっとキープして、ゴール前でシュートも打ちたかった。自分の持ち味をどんどん出せれば大丈夫だと思う。それが出せなかった」。この悔しさを今後の糧としたい。
[2009年4月19日8時36分 紙面から]
鹿島は消化不良、今季初スコアレスドロー
2009.4.18 19:26
鹿島-横浜M 後半、シュートを外し、天を仰ぐ鹿島・マルキーニョス=カシマ
J1第6節第2日(18日、鹿島0-0横浜M、カシマ)小笠原が渋い顔でぽつりと言った。「勝ちたかった」。チャンスをつくりながらも、ゴールが遠い。鹿島の勝ち点は「1」にとどまった。
前半は狙い通りに0-0。内田、朴柱昊の両サイドバックも無理して上がらず、守備に重きを置いた。後半に入ると、オリベイラ監督が素早く動く。9分、大迫に代えて興梠を投入。横浜MのDF陣に抑えられていた2トップの一角にスピードのある興梠を入れたことで攻撃が活性化された。
だが、ネットが揺らせない。10分すぎ、右クロスを興梠が頭で合わせたが、ゴール上へ。20分、小笠原のパスを興梠が頭で落とし、マルキーニョスが放ったシュートも枠を外れた。「前半0-0で後半揺さぶる。そこまではできたが…」と岩政は悔しさをにじませた。
「決めるところで決めれば勝ち点3を取れたが、こういう日もある」。今季初の無得点にも、オリベイラ監督は前向きに語った。シーズン序盤、痛い引き分けではないが、消化不良の感が残ったことは確かだ。
後半、鹿島・大迫(中央)がゴール前に攻め込むも、横浜FM・中沢らに阻まれる(撮影・財満朝則)
大迫不発にガックリ「持ち味出せなかった」
<鹿島・横浜>後半、シュートを外し、天を仰ぐ鹿島・マルキーニョス
Photo By スポニチ
【鹿島0―0横浜】鹿島は0―0のドローに終わり、公式戦の連勝が5で止まった。横浜の3バックの横のスペースを突くことが狙いだったが、前半はサイド攻撃が少なくチャンスをつくれなかった。「いつもはサイドに振ることが多いんだけど…。もうちょっとサイドを使って揺さぶればよかった」と伊野波は反省していた。途中出場から後半11分に決定的なヘディングシュートを打った興梠は「ホームだし、勝ち点2を失った感じ」と悔しさをにじませた。
公式戦2戦連発中だった大迫も中沢の強固なディフェンスを受けて、不発に終わり「(中沢相手でも)自分の持ち味をどんどん出せれば大丈夫だと思うけど、きょうの前半は持ち味を出せなかった」と笑顔はなかった。それでも勝ち点1を獲得して首位をキープ。「負けてないし(引き分けは)いいと思う」と内田は前を向いた。
[ 2009年04月19日 ]
不発の鹿島・大迫は反省…J1第6節
◆J1第6節 鹿島0―0横浜M(18日・カシマ) 鹿島は連勝が3でストップ。FW興梠投入後に攻勢に出たが、FWマルキーニョス、MF増田が決定機を生かせなかった。封じ込まれたFW大迫は「力不足」と反省。次節山形戦(25日)はMF小笠原が累積警告で出場停止。代役候補のMF増田は「次に先発のチャンスがあったら、自分を出す」と話した。
(2009年4月19日06時01分 スポーツ報知)
不発もニュースの中心は大迫である。
誓志のヘディングがキーパー正面でなければ、マルキーニョスがポストに嫌われなければ…
残念であった。
後半途中でベンチに下がる鹿島FW大迫(撮影・蔦林史峰)
<J1:鹿島0-0横浜>◇第6節◇18日◇カシマ
鹿島の新人FW大迫勇也(18)が日本NO・1DFの洗礼を受けた。公式戦2戦連発と勢いに乗って臨んだ横浜戦で、日本代表DF中沢に「完封」された。好機をつくれずに後半9分に途中交代。「中沢さんは強いというか…。自分の力不足です」とポツリとこぼした。
要所で中沢のプレスを受け続けた。前半に中沢を背負った場面では、得意の反転を使わずにポストプレーに徹し、後半1分にはペナルティーエリア内で突破を図ったが、中沢にカットされた。「ちょっとつまってしまった。もっといけばよかった」と振り返った。
高卒ルーキー離れした技術と得点感覚で定位置をつかんだが、この日は中沢に加え、元代表DF松田も擁する横浜守備陣の高い壁を痛感した。「もっとキープして、ゴール前でシュートも打ちたかった。自分の持ち味をどんどん出せれば大丈夫だと思う。それが出せなかった」。この悔しさを今後の糧としたい。
[2009年4月19日8時36分 紙面から]
鹿島は消化不良、今季初スコアレスドロー
2009.4.18 19:26
鹿島-横浜M 後半、シュートを外し、天を仰ぐ鹿島・マルキーニョス=カシマ
J1第6節第2日(18日、鹿島0-0横浜M、カシマ)小笠原が渋い顔でぽつりと言った。「勝ちたかった」。チャンスをつくりながらも、ゴールが遠い。鹿島の勝ち点は「1」にとどまった。
前半は狙い通りに0-0。内田、朴柱昊の両サイドバックも無理して上がらず、守備に重きを置いた。後半に入ると、オリベイラ監督が素早く動く。9分、大迫に代えて興梠を投入。横浜MのDF陣に抑えられていた2トップの一角にスピードのある興梠を入れたことで攻撃が活性化された。
だが、ネットが揺らせない。10分すぎ、右クロスを興梠が頭で合わせたが、ゴール上へ。20分、小笠原のパスを興梠が頭で落とし、マルキーニョスが放ったシュートも枠を外れた。「前半0-0で後半揺さぶる。そこまではできたが…」と岩政は悔しさをにじませた。
「決めるところで決めれば勝ち点3を取れたが、こういう日もある」。今季初の無得点にも、オリベイラ監督は前向きに語った。シーズン序盤、痛い引き分けではないが、消化不良の感が残ったことは確かだ。
後半、鹿島・大迫(中央)がゴール前に攻め込むも、横浜FM・中沢らに阻まれる(撮影・財満朝則)
大迫不発にガックリ「持ち味出せなかった」
<鹿島・横浜>後半、シュートを外し、天を仰ぐ鹿島・マルキーニョス
Photo By スポニチ
【鹿島0―0横浜】鹿島は0―0のドローに終わり、公式戦の連勝が5で止まった。横浜の3バックの横のスペースを突くことが狙いだったが、前半はサイド攻撃が少なくチャンスをつくれなかった。「いつもはサイドに振ることが多いんだけど…。もうちょっとサイドを使って揺さぶればよかった」と伊野波は反省していた。途中出場から後半11分に決定的なヘディングシュートを打った興梠は「ホームだし、勝ち点2を失った感じ」と悔しさをにじませた。
公式戦2戦連発中だった大迫も中沢の強固なディフェンスを受けて、不発に終わり「(中沢相手でも)自分の持ち味をどんどん出せれば大丈夫だと思うけど、きょうの前半は持ち味を出せなかった」と笑顔はなかった。それでも勝ち点1を獲得して首位をキープ。「負けてないし(引き分けは)いいと思う」と内田は前を向いた。
[ 2009年04月19日 ]
不発の鹿島・大迫は反省…J1第6節
◆J1第6節 鹿島0―0横浜M(18日・カシマ) 鹿島は連勝が3でストップ。FW興梠投入後に攻勢に出たが、FWマルキーニョス、MF増田が決定機を生かせなかった。封じ込まれたFW大迫は「力不足」と反省。次節山形戦(25日)はMF小笠原が累積警告で出場停止。代役候補のMF増田は「次に先発のチャンスがあったら、自分を出す」と話した。
(2009年4月19日06時01分 スポーツ報知)
不発もニュースの中心は大迫である。
誓志のヘディングがキーパー正面でなければ、マルキーニョスがポストに嫌われなければ…
残念であった。
「(中沢相手でも)自分の持ち味をどんどん出せれば大丈夫だと思うけど、」
この辺がストライカーの自信ですね。
大いに期待します。