鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

スタメンをいじるのか否か

2015年07月19日 | Weblog
【予想スタメン】得点力不足に悩む鹿島…前節大敗の松本は連敗脱出なるか

1stステージで松本に快勝した鹿島 [写真]=Getty Images

■松本山雅FC 新戦力、安藤と工藤が機能し光明も

 迷い込んだトンネルはかつてないほど長く、そして暗い。15日の松本はアウェーで広島に挑んだが、前半19分までに2つのオウンゴールを含む3失点。「隙を見せないように」と繰り返し説く反町康治監督の取り組みも空しく、この時点で試合の大勢は決した。その後も5-4-1のブロックからショートカウンターを繰り出す広島の術中にはまり、J1昇格後最多となる6失点での大敗。これでリーグ戦の連敗記録は「7」、ナビスコ杯も含めると9連敗となった。

 チームは試合翌日の16日朝から移動を開始し、午後に体力回復を主眼としたリカバリーの練習を実施。さすがに硬い表情で足早に引き揚げる選手もいたが、飯田真輝ら主力メンバー数人は練習後に自主的なボール回しをエンジョイして笑顔を取り戻していた。このほか、選手だけの緊急ミーティングを開く案も浮上しており、指揮官は「選手は懐疑的にプレーしているわけじゃない」などとして容認。わずか「1」でも勝ち点さえ積み上げられれば、雰囲気が一変する可能性はある。

 そのために必要なのは、やはり失点を抑えることに尽きる。「一分の隙も見せずにハードワークする」という原点に立ち返り、少なくとも前半は無失点に封じたいところ。逆に攻撃面は途中加入の新戦力、安藤淳と工藤浩平が機能し、わずかな光明も。安藤は鋭い縦パスを通し、工藤は中盤で攻撃に厚みを生んだ。オビナにくさびを当てたポストプレーも、シンプルながら脅威になり得るだろう。(大枝令)

■松本予想スタメン
3-5-2
GK
村山智彦
DF
飯田真輝
安藤淳
酒井隆介
MF
田中隼磨
岩上祐三
岩間雄大
工藤浩平
喜山康平
FW
オビナ
前田直輝


■鹿島アントラーズ 司令塔柴崎の不在が大きな痛手

 鹿島は昨季終盤に全治8カ月の大けがを負ったダヴィが復帰し、11日の新潟戦、15日の清水戦で途中出場。無得点に終わったが、試運転は完了した。スターティングメンバーに名を連ねるかは流動的だが、周知の圧倒的な得点力は、途中投入でも相手にとって驚異となり得る。

 相手の松本は、2ndステージ2試合を終えて最下位。1stステージから通じて7連敗中と絶不調で、いかに敵地といえども取りこぼすことがあってはならない。5月30日にホームで行われた試合では3-1と完勝しており、その再現が求められる。ただ、左足を痛めている日本代表MF柴崎岳の復帰については流動的。新潟戦に続いて清水戦もベンチ入りメンバーから外れた。現在は患部の状況を見ながら、ランニングなどを開始し、慎重に復帰時期を見極めているところだが、司令塔を欠けば大きな痛手となる。

 柴崎不在の影響もあり、清水戦では決定力不足に悩まされた。シュート数は20-6と相手を大きく上回りながらも無得点に終わった。頼みの小笠原満男がPKを外すなど、苦しい戦いを強いられた。いかに“格下”が相手とはいえ、スコアレスで試合が進めば、相手のカウンター一発に沈む可能性もある。チャンスを確実にモノにしていくことが重要だ。

 いずれにしても、清水戦から中3日の過密日程。いかに疲労を抜くことができるか。トニーニョ・セレーゾ監督が効果的な選手交代をできるかどうかもカギとなる。(totoONE編集部)

■鹿島予想スタメン
4-2-3-1
GK
佐藤昭大
DF
西大伍
ファン・ソッコ
昌子源
山本脩斗
MF
青木剛
小笠原満男
カイオ
土居聖真
金崎夢生
FW
赤崎秀平


カイオの先発復帰を予想するサッカーキングのプレビューである。
過密日程にて連戦となっておる。
ここはメンバーをいじってくるのか注目が集まるところ。
カイオの起用も、またダヴィの先発復帰はあるのか、そして、全体練習に合流した岳を使ってくるのか興味は尽きぬ。
それも、もう数時間でわかる。
チーム一丸となって松本山雅を倒したい。
勝利を信じておる。

求められるのは、無失点での完勝

2015年07月19日 | Weblog
【J1展望】2ndステージ・3節|松本-鹿島|鹿島は柴崎が復帰か? 松本は負ければ公式戦10連敗
サッカーダイジェスト編集部
2015年07月18日


松本――チームの真価が問われる一戦。鹿島――求められるのは、無失点での完勝。


故障者/松本=後藤、那須川、ドリバ、塩沢、棗 鹿島=柴崎、ジネイ
出場停止/松本=なし 鹿島=なし


J1リーグ 2ndステージ・3節
松本山雅FC - 鹿島アントラーズ
7月19日(日)/18:00/松本平広域公園総合球技場

松本山雅FC
2ndステージ成績(2節終了時):18位 勝点0 0勝0分2敗 1得点・8失点
年間成績(19試合終了時):16位 勝点15 4勝3分12敗 18得点・34失点

【最新チーム事情】
●前節は広島に0-6と大敗。リーグ戦の連敗記録は「7」に伸びた。
●選手だけでの緊急ミーティングを行なう案が浮上。実現すれば結束がより高まるか?
●安藤、工藤の新戦力ふたりは実戦を通じてさらにフィット感を強めている。

【担当記者の視点】
 リーグ戦では7連敗中だが、ナビスコカップを含めた公式戦では9連敗中……。この9試合で喫した失点の数は「26」。1試合平均失点は約2.88。守備の崩壊をせき止められず、苦しい状況が続いている。

 前々節・浦和戦は1-2の敗戦も、試合内容はそこまで悪くなかった。しかしその良い流れも、前節・広島戦の0-6の大敗で一気に吹き飛んでしまった。

 おそらく選手たちが負ったダメージは相当なものだろうが、ここからもう一度、這い上がることができるか。連戦で体力的にキツいかもしれないが、その点も含めて、この試合ではメンタル的な逞しさが求められるはず。

 チームの真価が問われる一戦であるのは間違いない。ガムシャラにボールを追いかけ、最後の1秒まで勝利を信じて、戦い抜けるか。それさえもできなければ、明るい未来は絶対に見えてこないだろう。

鹿島アントラーズ
2ndステージ成績(2節終了時):5位 勝点4 1勝1分0敗 3得点・2失点
年間成績(19試合終了時):7位 勝点26 7勝5分7敗 30得点・27失点

【最新チーム事情】
●柴崎が全体練習に合流。1か月ぶりの復帰はなるか。
●ダヴィのコンディションが向上。先発の可能性あり。
●守備陣はカウンターへの対応を確認。

【担当記者の視点】
 前節の清水戦は、年間最下位のチームを相手にスコアレスドローに終わった。シュート20本を放ちながらゴールを割れず、勝点を取りこぼした。

 復帰への期待がいっそう高まる柴崎は、左足第5中足骨の痛みで先月20日の横浜戦を最後に欠場しているが、松本戦の前に全体練習へ合流した。17日は非公開練習となったため試合出場の可否は不明だが、4試合ぶりに戻ってくれば違いを生み出してくれるだろう。

 守備陣は今季1度もない2試合連続での無失点を目指す。要の昌子は「一方的に攻めている時のほうが怖い。清水戦も大前くんのカウンターで危ない場面があった」と警戒。ファン・ソッコとリスク管理に注力する。

 7連敗中の松本から勝点3を奪えないとなれば、サポーターも黙っていない。難しい敵地でも完勝が求められる試合だ。


「難しい敵地でも完勝が求められる試合だ」と締めるサッカーダイジェストのプレビューである。
前節は、攻めの形を作れずミスを連発する清水に対して、シュート20本を放つもスコアレスに終えた。
これには落胆した向きも多かろう。
同じ轍を踏んではならぬ。
圧倒的アウェイとなるアルウィンでは、簡単な試合にはなるまい。
強い気持ちにて勝利を掴み取りたい。
楽しみな一戦である。