青木が一発レッドじゃなくて良かった。
鹿島禁破った!ブラジル人2トップ
鹿島が“おきて破り”の2トップで3年連続の準決勝進出を狙う。6日に行われるナビスコ杯準々決勝第2戦で、鹿島はアウェーで清水と対戦。7月に新加入したMFマルシーニョが、FWマルキーニョスと2トップを組んで先発することが確実となった。クラブはこれまで日本人FWを育成するため、外国籍選手2トップを組まない方針を貫いてきた。だが、ホームでの第1戦は0―0で引き分け。7月27日の浦和戦で退席処分となりベンチ入りできないオリヴェイラ監督は、絶対に負けられない今回の一戦で“禁”を破ることを決断した。マルキーニョスは「連係プレーを含めて、彼のいいところを引き出せれば」と同胞のサポートを約束した。
[ 2008年08月06日 ]
ナビスコ杯準々決勝・6日清水戦
2008/08/06(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
鹿島先制点で重圧かけろ
Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦は6日、各地で4試合を行う。鹿島は日本平スタジアムで午後7時、清水と対戦する。第1戦のホームで0-0で引き分けた鹿島は、得点を取れば、引き分け以上で準決勝進出が決まる。先制点を取って相手にプレッシャーをかけたい。
マルシーニョ先発へ
第2戦はリーグ戦の浦和戦から先発が大幅に入れ替わりそうだ。FWにマルシーニョが入り、中盤には野沢が復帰。DFには中田が入り可能性が高い。浦和戦で退席処分を受けたオズワルド・オリベイラ監督の代わりに指揮を執る奥野僚右コーチは「選手はいい準備ができている。監督不在の影響は大きいが、選手はたくましくやってくれると思う」と選手を信頼。小笠原も「監督は試合前に必要な指示は出してくれると思うし、それを実行するだけ」と話す。
青木は「うまく点が取れれば、相手が焦ると思う。一発勝負で集中力が大事になるので、集中を切らさずに状況に応じたプレーをしたい」と気を引き締めた。中田は「アウェーでも勝ちにいく試合をしないといけない。90分で決められるようにしたい」と意欲を燃やした。
清水は五輪代表で主力の本田拓、岡崎が抜け、藤本もけがで離脱しているが、西沢や枝村、市川ら選手はそろっている。リーグ戦はアウェーで敗れているだけに、リベンジしたいはず。鹿島には気が抜けない相手だ。
0-0の引き分けの場合は15分ハーフの延長戦を行い、それでも勝負がつかないときはPK戦を行う。
【写真説明】
来日、初先発が濃厚なマルシーニョ(左、右は當間)=クラブハウスグラウンド
満を持してマルシーニョが先発との予想。
先日のサテライトに出場しなかったのはこのためであろう。
そのマルシーニョはFマリノス戦、サテライト、浦和戦での途中出場では今一歩の印象であった。
しかしながら、ここに来てやっとJリーグのサッカーに慣れたという判断が成されたということか。
それとも、清水の引きこもりに対してFWの守備を一枚減らしても突破に賭けようという考えなのやも知れぬ。
それほど1st legの清水は酷いサッカーをしておった。
その酷いサッカーに対し、スピードで勝負しようという試みとも取れる。
キックオフ直後にいきなり勝負を仕掛け、勝ち逃げを狙うとも考えられるところである。
そしてマルキーニョスの言う“連携プレイ”はFマリノス戦で魅せたパスであるが、このときはマルシーニョが反応できずに不発に終わった。
今回は言い訳できぬ。
元セレソンの名に恥じぬプレイを期待する。
ずっと鹿島でプレイするためにも。
そうでなければ幾島の如く舞台から退場である。
鹿島が“おきて破り”の2トップで3年連続の準決勝進出を狙う。6日に行われるナビスコ杯準々決勝第2戦で、鹿島はアウェーで清水と対戦。7月に新加入したMFマルシーニョが、FWマルキーニョスと2トップを組んで先発することが確実となった。クラブはこれまで日本人FWを育成するため、外国籍選手2トップを組まない方針を貫いてきた。だが、ホームでの第1戦は0―0で引き分け。7月27日の浦和戦で退席処分となりベンチ入りできないオリヴェイラ監督は、絶対に負けられない今回の一戦で“禁”を破ることを決断した。マルキーニョスは「連係プレーを含めて、彼のいいところを引き出せれば」と同胞のサポートを約束した。
[ 2008年08月06日 ]
ナビスコ杯準々決勝・6日清水戦
2008/08/06(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
鹿島先制点で重圧かけろ
Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦は6日、各地で4試合を行う。鹿島は日本平スタジアムで午後7時、清水と対戦する。第1戦のホームで0-0で引き分けた鹿島は、得点を取れば、引き分け以上で準決勝進出が決まる。先制点を取って相手にプレッシャーをかけたい。
マルシーニョ先発へ
第2戦はリーグ戦の浦和戦から先発が大幅に入れ替わりそうだ。FWにマルシーニョが入り、中盤には野沢が復帰。DFには中田が入り可能性が高い。浦和戦で退席処分を受けたオズワルド・オリベイラ監督の代わりに指揮を執る奥野僚右コーチは「選手はいい準備ができている。監督不在の影響は大きいが、選手はたくましくやってくれると思う」と選手を信頼。小笠原も「監督は試合前に必要な指示は出してくれると思うし、それを実行するだけ」と話す。
青木は「うまく点が取れれば、相手が焦ると思う。一発勝負で集中力が大事になるので、集中を切らさずに状況に応じたプレーをしたい」と気を引き締めた。中田は「アウェーでも勝ちにいく試合をしないといけない。90分で決められるようにしたい」と意欲を燃やした。
清水は五輪代表で主力の本田拓、岡崎が抜け、藤本もけがで離脱しているが、西沢や枝村、市川ら選手はそろっている。リーグ戦はアウェーで敗れているだけに、リベンジしたいはず。鹿島には気が抜けない相手だ。
0-0の引き分けの場合は15分ハーフの延長戦を行い、それでも勝負がつかないときはPK戦を行う。
【写真説明】
来日、初先発が濃厚なマルシーニョ(左、右は當間)=クラブハウスグラウンド
満を持してマルシーニョが先発との予想。
先日のサテライトに出場しなかったのはこのためであろう。
そのマルシーニョはFマリノス戦、サテライト、浦和戦での途中出場では今一歩の印象であった。
しかしながら、ここに来てやっとJリーグのサッカーに慣れたという判断が成されたということか。
それとも、清水の引きこもりに対してFWの守備を一枚減らしても突破に賭けようという考えなのやも知れぬ。
それほど1st legの清水は酷いサッカーをしておった。
その酷いサッカーに対し、スピードで勝負しようという試みとも取れる。
キックオフ直後にいきなり勝負を仕掛け、勝ち逃げを狙うとも考えられるところである。
そしてマルキーニョスの言う“連携プレイ”はFマリノス戦で魅せたパスであるが、このときはマルシーニョが反応できずに不発に終わった。
今回は言い訳できぬ。
元セレソンの名に恥じぬプレイを期待する。
ずっと鹿島でプレイするためにも。
そうでなければ幾島の如く舞台から退場である。