鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

名古屋戦コメント・報道

2008年08月24日 | Weblog
鹿島アントラーズ :監督 <試合終了>
非常にいい立ち上がりの中で1点を取ることができた。しかし、同点に追いつかれる前にチャンスはあったが決めることができなかった。逆にセットプレーでやられてしまったが、その後は我々も盛り返して積極的にプレーしていたし、(内容としては)相手が押していたというよりも我々がいつものような効率的なプレーができなかったということ。内容に見合っていない結果になってしまったというだけだった。選手たちは一生懸命戦っていたが、結果負けてしまったということが今日の試合だったと思う。

【J1:第22節 鹿島 vs 名古屋】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
8月23日(土) 2008 J1リーグ戦 第22節
鹿島 1 - 2 名古屋 (18:34/カシマ/19,868人)
得点者:3' マルキーニョス(鹿島)、11' 吉田麻也(名古屋)、60' ヨンセン(名古屋)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:今日の試合を簡単にふり返って下さい。
「非常に良い立ち上がりができて、速い時間帯で1点目を取れました。そのあとも主導権を握りながら押して、同点に追いつかれる前に2点目やさらに点を取るチャンスがありました。残念ながら相手が押して押して、流れの中での失点ではないので、そこがすごく残念です。セットプレーというのは集中力、注意力が欠けてはいけない場面です。そこでやられてしまいました。でも、そのあとも盛り返しましたし、全体的に見ても相手が押したかと言えば、それに見合った内容はほとんどなかったですし、我々が積極性をもってやっていました。最終的な効率という部分で、他の試合では出来ていたことが出来なかっただけであって、内容に見合っていない結果になってしまったと思います。選手たちが負けるために試合をやってるような姿勢を感じてはいませんし、彼らが一生懸命戦った上で、負けという結果になってしまっただけだと思います」
Q:結局、開始直後のマルキーニョス選手の1点で終わってしまいました。これは相手の守備を褒めるべきなのでしょうか?
「言われたとおり、相手のディフェンスを褒める部分もありますし、我々の落ち着きが足りなかった部分もあります。特に我々が悪い流れの時は、全部中央、あるいは1本でパスを通そうとする狙うパスが多くなって、それが得点につながらない悪い癖が出てしまいました。特に後半には多くのスペースがあり、そこを落ち着いて慌てずに、スペースがあるからといってスピードアップするのではなくて、その状況に応じた判断をしなくてはいけなかったかなと思います。もうちょっとサイドに空いてるスペースを使っていけば、得点につながるように崩せたと思いますし、そこで落ち着きが足りなかったと思います。逆にそれが決められなくて、あるいは何本かのパスが通らないことで相手のディフェンスが勇気を持ったし、自信を持って対応したことで、試合の結果に反映していったのだと思います」

以上

【J1:第22節 鹿島 vs 名古屋】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●本山雅志選手(鹿島):
「良い形で点を取れて良い形で試合を運んでいた。セットプレーでやられて残念です。千葉戦でも同じようにセットプレーでやられている。考えなくてはいけない。今日は前に急ぎすぎていた。監督からももう少しうまく回すように指示があったけど、うまくできなかった。
(Q:カシマスタジアムでの名古屋戦連勝記録が途絶えたが?)
気にしていません。いつかは負けるし、どんなチームでも勝ち続けるのは難しい。点を取られてから名古屋が積極的に来た。僕らももっと足を動かせば良かったが、うまくいかなかった」
●青木剛選手(鹿島):
「上位対決ということで勝って首位を維持したかった。結果が出ず残念です。もう一度、足下をしっかり見て、課題を直してもう一度首位に立ちたい。
アウェイで大勝していたことは関係ない。1点を取られるまではすごくいい流れだった。でも1発のセットプレーでやられてしまった。ただ、前半は同点で終われたので後半勝負だと思っていたら先に取られてしまった。相手はしっかり2つのブロックを作っていたので崩すのは難しかった。
相手は1-2になった時点で勢いが出ていた。名古屋は90分できた。でも、うちはできたときもあったけど、相手に上回られてしまった。
(最近、試合に波があるように見えるが?)
結果がすべてを物語っている。波があるのも結果を見れば当然だと思う。去年の終わりのように波がない状態に持っていかないと優勝はない」
●興梠慎三選手(鹿島):
「1点目が痛かった…。点を決められてから…」
●岩政大樹選手(鹿島):
「順位云々より、勝点が積み重なっていかないといけない。相手を含めても、試合の入り方を含めても、勝たなければいけない試合だった。うちはいまメンバーを固定しないというか、できずにいる。夏場はどのチームも勝ったり負けたりしているが、9月以降は成熟してくる。それがどこまで成熟するかで秋になると力の差が出てくる。全員のコンディションやコンビネーションも含めてやっていかないといけない。話し合いや練習でできる部分もあれば、試合でしかできない部分もある。みんなにチャンスがあることに応えなくてはいけない」


鹿島3分で1点、あとは沈黙/J1
<J1:名古屋2-1鹿島>◇第22節◇23日◇カシマ
 鹿島が電光石火で1点を挙げたが、その後は不発に終わった。開始3分で鮮やかなパスワークからFWマルキーニョスのゴールで先制した。だが後半途中のDF岩政のヘッドや、MFダニーロの左足ミドルで追加点を挙げることはできなかった。オリベイラ監督は「2点取れるチャンスはあったが、決められなかった。内容に見合った試合ではなかった」と悔しがった。

 [2008年8月23日22時44分]

鹿島、対名古屋戦の不敗神話「21」でストップ
2008.8.23 22:49

名古屋に敗れ、肩を落とす小笠原(40)ら鹿島イレブン=カシマ【フォト】
 J1第22節(23日、鹿島1-2名古屋、カシマ)カシマスタジアムで名古屋相手の鹿島の不敗神話は、公式戦連勝「21」で止まった。本山は「いつかは負ける。どんなチームでも勝ち続けるのは難しい」と、淡々と結果を受け入れた。

 マルキーニョスの先制ゴールまでは良かった。だが勝ち越しを許し、その後の反撃も実らず、青木は「DFがしっかり守っていて難しかった」と漏らした。

 「チーム状態が落ちているとは考えていない」とはDF岩政。浦和が勝って首位の座を明け渡したが、「それよりも(鹿島が)勝ち点3を取れなかったのが問題」と話した。


鹿島陥落…不敗神話も21でストップ

<鹿島・名古屋>名古屋に敗れ、肩を落とす小笠原(40)ら鹿島イレブン
Photo By 共同

 【鹿島1―2名古屋】ついに記録が途切れた。93年5月16日のJリーグ開幕戦でMFジーコ(元日本代表監督)がハットトリックを決め5―0で大勝して以来、カシマスタジアムでは公式戦21連勝中だった名古屋戦で、鹿島がついに敗れた。MF青木は「連勝記録がストップしたことより、上位対決で負けて順位を落としたことの方が大きい」と振り返った。

 前半3分にFWマルキーニョスのゴールで先制。絶好のスタートを切ったかに見えた。ところが、前半11分に6日の清水戦、9日の千葉戦でともに失点を許したセットプレーからまたも同点弾を許すと、後半15分にはDF大岩がPKを献上して勝ち越しを許した。DF岩政は「セットプレーには盲点がある。そこを修正しないと」と今後の課題を口にした。

 これで名古屋戦の連勝記録が途切れたばかりか、昨年6月から続いたホームの不敗記録も26試合でストップ。首位からも5試合ぶりに転落した。それでも、MF青木は「すぐに試合があるし、最後にまた首位に立てるようにやるしかない」と再出発を誓っていた。

[ 2008年08月24日 ]

鹿島陥落!J最長連勝記録ついに途絶えた…J1第22節
 ◆J1第22節 鹿島1―2名古屋(23日・カシマ) Jリーグで最も長い連勝記録がついに途絶えた。鹿島がカシマスタジアムの対名古屋戦で初黒星を喫した。93年5月16日リーグ開幕から公式戦21試合21勝と連勝記録を築いてきたが、16年目、22試合目でストップ。昨年6月から続いていた同スタジアム不敗記録も26試合で止まり、神話が完全に崩壊。順位も首位から暫定3位に転落した。

 前半3分、FWマルキーニョスが先制したが、セットプレー、PKから2失点で敗戦。DF岩政は「試合の入り方が良すぎてゴールまで決めて、安心感が出るんじゃないかと、心配していた」と話した通りの展開になった。「記録は関係ない。それより上位対決に敗れ、順位を落としてしまったことが大きい」とMF青木。今季3度目の首位陥落。王者がなかなか波に乗れない。

(2008年8月24日06時01分 スポーツ報知)

第22節 名古屋2-1鹿島 攻撃に精度欠く
2008/08/24(日) 本紙朝刊 五1 A版 6頁

【写真説明】
鹿島-名古屋 前半7分、名古屋・吉村らと競り合う鹿島・本山(中央)=カシマスタジアム


セットプレイから失点し、引かれた相手を崩しきれず敗戦。
何度も見た光景である。
この試合に関しては攻撃陣よりも不用意なファールをすることとなった守備陣に物申したい。
とはいえ、少々寄せただけで倒れる相手選手のドメスティックなプレイとそれを流さずファールにしてしまうドメスティックなジャッジが呼び込んだ敗戦であった。
このジャッジによって球際を強く行けなくなったことは見逃せない。
これもJリーグならではと諦めざるを得ない。
であれば修正は容易である。
強い気持ちを持ち、球際は常に強く、集中を欠かさずプレイし続けるだけである。
我等はドメスティックに終わらず、アジアをそして世界を視野に入れておるのだから。