これで篤人は16日のヴェルディ戦に出場可能となろう。
鹿島アントラーズ :監督 <試合終了>
小笠原選手は出場停止、マルキーニョス選手は残念ながら怪我、マルシーニョ選手と中田選手は試合を十分できるコンディションではなく、試合から試合までの日数も少ないということで動ける選手で戦っていかなければいけない。動けない選手で戦っていればもっと難しい試合になっていた。水曜日のナビスコカップの精神的な疲労もかなりチーム全体に影響していて、それもなかなか回復できていない。相手はセットプレーから2得点を取っていて全体的に主導権を握っていたかというとそうではない。我々は結果として負けたが内容を考えたらこういうスコアかと疑問に思う。相手はセットプレーという武器をうまく使ってきた。我々は何度もあったチャンスを決められなかったのが残念な結果につながった。退場があるとなおさら条件が厳しくなり、一人少なくなれば難しい試合になる。そして、取られてはいけない3点目を取られてしまい、流れを失ってしまった。いろんな条件があって、このメンバーにしたが、今日に限っては機能しなかった。サッカーは生きた人間がやっているものなので、上手くいく日もあれば上手くいかない日もある。
【J1:第20節 千葉 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
8月9日(土) 2008 J1リーグ戦 第20節
千葉 3 - 1 鹿島 (19:00/フクアリ/16,190人)
得点者:42' ボスナー(千葉)、68' 巻誠一郎(千葉)、70' 本山雅志(鹿島)、77' 巻誠一郎(千葉)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:スターティングメンバーが大きく変わったことが、この結果に大きく影響したか?
「まず、小笠原選手が出場停止で、マルキーニョス選手は残念ながら怪我をしてしまったということだし、マルシーニョ選手にしてもまだコンディションがフィットしていないので90分間プレーできる状態ではない。特に、試合勘に関して日数が少ない状態であれば、なおさら90分プレーできる状態ではないということを考えた時に、動ける選手を使いたいというのが1つの考えだった。また、中盤はかなりの運動量を必要とするポジションであって、さらに攻撃だけでなく守備のために帰陣をしなければならない。いろいろな役割があって、残念ながら本山選手にしろ野沢選手にしろ2試合連続で同様のパフォーマンスを見せられない状態でいる。昨年のようなパフォーマンスを見せられない状態という現状を考えて、まず動ける選手で戦っていかないといけない。動けない選手で戦ってしまえば、もっと難しい結果になっていただろう。おそらく今年は昨年よりも気温と湿度がだいぶ高くなって、選手の消耗度も高いという部分も私は感じているし、水曜日にヤマザキナビスコカップを戦ったところで精神的な部分でもやはり頑張らなくてはならない試合でもあった。そういった疲労の負担がチーム全体として影響している部分があって、なかなか回復もできていないことから、そういった考えに至った。結果という部分と内容という部分を考えたら、確かに相手はセットプレーから2得点しているが、ただ、全体的に主導権を握って、それにふさわしい内容を出しているかといったら、そうではない。結果としては負けたが、内容という部分を考えたら、本当にこういうスコアかと疑問に思う。だが、やはり相手は確実にセットプレーという武器を使い、2点を取ったということではその頑張りを称えないといけない。
逆に、我々のほうが多くのチャンスがあり、それを決められなかったという部分が、やはり残念な結果になってしまった。確かに1点は取ったし、先ほど言ったようにいろいろな条件が重なったこと、プラス(ダニーロ選手の)退場があった。退場があると、なおさらそういった条件がもっと厳しくなるわけであって、やはり1人少ない状況になれば、試合展開は難しくなることになる。うちが1点を取ったが、そのあとに相手に取られてはいけない3点目を取られてしまって、そこで流れを失ってしまった部分があったのではないかなと思う」
Q:今日は両サイドバックの選手を変えたということは大きな変化だったと思うが、それが今日の試合にどう影響して、チームとしてどう機能したのか?
「当然ながら両サイドがうちの武器といわれるが、それは内田選手と新井場選手が揃ったところでの条件であって、今はまだその代わりの選手を育てている状態でもある。ただし、新井場選手が右で、石神選手が左という形も、去年も何度もやっているし、それで何度も試合で勝っている。昨年のホームの神戸戦は新井場選手からのクロスボールで最初の得点が生まれたし、最終節の清水戦は石神選手のマルキーニョス選手へのパスからPKを取るという形だった。その他の試合でも、今日の両サイドバックで点を取っている試合がいくつもある。今日負けたからといって、彼らの評価が下がるとかダメだというふうには考えていない。また、今回は変えざるを得ない理由として、小笠原選手の出場停止があった。どうしても両サイドを生かすというためにはやはりゲームメーク、中盤のビルドアップであったり、リズムを作るといったところが重要だ。そういったポジションで考えた時にはやはり昨年も(ボランチは)中後選手がやっていたポジションだし、そのようないろいろな条件が試合を組み立てるうえであったが、それが今日に限ってはうまく機能しなかった。毎試合機能してくれればいちばん理想的な形だが、ただ残念ながら、サッカーというのは生きたスポーツであり、人間がやっている以上、うまくいく日もあれば、うまくいかない日もあるし、勝ったり負けたりがある勝負の世界だ。別に、敗戦が彼らの責任だというふうには、私は考えていないし、そう捉えていない」
以上
【J1:第20節 千葉 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●中後雅喜選手(鹿島):
「千葉のセンターバックは背後への対応がそれほど速くないということで、ロングボールで攻める狙いがあったけど、それが多すぎてしまったかなと思う。最初はうちがセカンドボールを拾えていたけれど、途中からはボールがこぼれる先にいるのが千葉の選手という状況になってしまった」
●青木剛選手(鹿島):
「千葉は前から守備に来ていて、かなりハイペースだったので、後半からは動きが落ちると思ったけど、予想よりも動きが落ちなかった。うちは退場で選手が1人少なくなったこともあるし、選手交代で入ってきた選手が攻撃的な選手ばかりということもあって、守備のバランスが崩れてきて、途中からはセカンドボールがうまく取れなくなった」
鹿島先発4人入れ替えも機能せず/J1
最下位千葉に敗れがっくりの鹿島イレブン(撮影・下田雄一)
<J1:千葉3-1鹿島>◇第20節◇9日◇フクアリ
鹿島が最下位の千葉に手痛い1敗を喫した。先発4人を6日のナビスコ杯清水戦から入れ替えたが、機能しなかった。後半4分にはMFダニーロが2枚目の警告を受けて退場するなど、ゲームプランも崩れた。後半25分に途中出場のMF本山がヘッドで決めたが、すぐに3点目を決められて反撃の芽はついえた。MF青木は「同じ(6日の)ナビスコ杯を戦った千葉もハイペースで来ていて、後半落ちるかと思ったけど落ちなかった」と脱帽していた。
[2008年8月9日23時14分]
鹿島・オリベイラ監督「チャンスを逃した」
2008.8.9 23:00
千葉-鹿島 前半、ヘディングで競り合う千葉・巻(18)と鹿島・大岩=フクアリ【フォト】
J1第20節(9日、千葉3-1鹿島、フクアリ)鹿島は最下位チームにいいところなく屈した。オリベイラ監督は「数多くのチャンスを逃した」と悔やんだ。
小笠原が出場停止処分で、得点源のマルキーニョスは故障でベンチの外。1点を追う後半の出だしには、ダニーロが2度目の警告で退場処分となった。
疲労も重なり、なかなか主力がそろわない。同監督は「動ける選手を使うしかない」と頭が痛そうだ。
主力そろわず…鹿島 最下位千葉に苦杯
千葉に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同
【鹿島1-3千葉】鹿島は最下位チームにいいところなく屈した。オリベイラ監督は「数多くのチャンスを逃した」と悔やんだ。
小笠原が出場停止処分で、得点源のマルキーニョスは故障でベンチの外。1点を追う後半の出だしには、ダニーロが2度目の警告で退場処分となった。
疲労も重なり、なかなか主力がそろわない。同監督は「動ける選手を使うしかない」と頭が痛そうだ。
[ 2008年08月09日 22:44 ]
大きかった小笠原の穴…ヤング鹿島完敗
<千葉・鹿島>サポータからのバ声が飛びかう中、イレブンを出迎える鹿島のオリヴェイラ監督
Photo By スポニチ
【鹿島1―3千葉】鹿島が最下位の千葉にまさかの黒星を喫した。この日は主将のMF小笠原が累積警告で出場停止。オリヴェイラ監督は今季初先発となるMF増田やDF石神ら多くの若手を先発で送り出したが、結果は出せなかった。6日にナビスコ杯から敗退。チームは必勝態勢で臨んでいただけに、増田は「セットプレーから2失点。集中力を欠いたことが結果につながってしまった」と振り返った。
[ 2008年08月10日 ]
鹿島、大胆さい配裏目…J1第20節
◆J1第20節 千葉3―1鹿島(9日、フクアリ) 大胆さい配が裏目に出た。出場停止のMF小笠原、ケガで欠場のFWマルキーニョス以外にも、ベストからメンバー2人を入れ替えたが、明確な攻撃の形が見えず最下位に大失態。「動ける選手を起用した。うまくいく日もあれば、そうでない日もある」とオリヴェイラ監督。首位はかろうじてキープしたが、スタンドからは大ブーイングが飛んだ。
(2008年8月10日06時01分 スポーツ報知)
J1第20節 鹿島 千葉に不覚
2008/08/10(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)第20節(9日・フクダ電子アリーナほか=9試合)鹿島が最下位の千葉に1-3で敗れたが、勝ち点35で首位を維持。浦和は柏と2-2で引き分け、2位は変わらないが勝ち点1差と迫った。
名古屋はFC東京に0-1で敗れたが3位はキープ。川崎は京都を2-1で破り、4位に浮上した。清水と2-2で引き分けた大分が5位。G大阪は横浜Mに1-2で敗れて6位に後退した。
神戸は磐田を1-0で下し、東京Vは新潟に4-0と快勝。大宮は札幌を2-1で破った。
■ダニーロ退場
【評】千葉は前半42分にボスナーが先制ゴール。後半23分にはFKから巻が頭で2点目を挙げ、1点かえされた後の同32分に再び巻が決めた。
鹿島は後半開始早々にダニーロが退場。反撃は途中出場の本山の1点にとどまった。
【写真説明】
千葉-鹿島 後半2分、空中戦で千葉・坂本と競り合う鹿島・興梠(13)=フクダ電子アリーナ
悔やむ鹿島のオリベイラ監督
2008.8.9 23:14
千葉に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=フクアリ千葉に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=フクアリ
鹿島は最下位チームの千葉にいいところなく屈した。オリベイラ監督は「数多くのチャンスを逃した」と悔やんだ。
小笠原が出場停止処分で、得点源のマルキーニョスは故障でベンチの外。1点を追う後半の出だしには、ダニーロが2度目の警告で退場処分となった。
疲労も重なり、なかなか主力がそろわない。同監督は「動ける選手を使うしかない」と頭が痛そうだ。(フクアリ)
若手起用が裏目に出たように見えたが、彼等はそれぞれのポジションではそれなりの働きをしていたと言えよう。
ただし、レギュラーから半数近く換えてしまっては連携不足は否めなかった。
それが攻撃力不足に現れた。
ボールは持てるがシュートまでは行けず不満が残った。
守備も結果ほど悪かったとは思えぬ。
ただ、先制点を与えたことが痛かったように思える。
セットプレイからの失点はここ数試合(数年)の課題であり、昨季のフクアリでもセットプレイから3失点しておる。
誓志の言うように集中力を欠いたとしても頂けない。
しかしながら、壁の位置だけでなく周囲の選手のポジションにまで執拗に口を挟みメンタルに影響を与えた高山主審に問題があったことは明白である。
アウェイの笛としても納得がいかぬ。
この行為で集中が切れたのがゴール裏からも目に取れた。
その主審によって生み出された相手の先制点という結果が試合結果に直結したことは明白であった。
残念であるが、悔いている場合ではない。
次節までの1週間で修正し、勝利を得なければならぬ。
また一つ一つ勝利を積み重ねねばならぬのである。
小笠原選手は出場停止、マルキーニョス選手は残念ながら怪我、マルシーニョ選手と中田選手は試合を十分できるコンディションではなく、試合から試合までの日数も少ないということで動ける選手で戦っていかなければいけない。動けない選手で戦っていればもっと難しい試合になっていた。水曜日のナビスコカップの精神的な疲労もかなりチーム全体に影響していて、それもなかなか回復できていない。相手はセットプレーから2得点を取っていて全体的に主導権を握っていたかというとそうではない。我々は結果として負けたが内容を考えたらこういうスコアかと疑問に思う。相手はセットプレーという武器をうまく使ってきた。我々は何度もあったチャンスを決められなかったのが残念な結果につながった。退場があるとなおさら条件が厳しくなり、一人少なくなれば難しい試合になる。そして、取られてはいけない3点目を取られてしまい、流れを失ってしまった。いろんな条件があって、このメンバーにしたが、今日に限っては機能しなかった。サッカーは生きた人間がやっているものなので、上手くいく日もあれば上手くいかない日もある。
【J1:第20節 千葉 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
8月9日(土) 2008 J1リーグ戦 第20節
千葉 3 - 1 鹿島 (19:00/フクアリ/16,190人)
得点者:42' ボスナー(千葉)、68' 巻誠一郎(千葉)、70' 本山雅志(鹿島)、77' 巻誠一郎(千葉)
●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:スターティングメンバーが大きく変わったことが、この結果に大きく影響したか?
「まず、小笠原選手が出場停止で、マルキーニョス選手は残念ながら怪我をしてしまったということだし、マルシーニョ選手にしてもまだコンディションがフィットしていないので90分間プレーできる状態ではない。特に、試合勘に関して日数が少ない状態であれば、なおさら90分プレーできる状態ではないということを考えた時に、動ける選手を使いたいというのが1つの考えだった。また、中盤はかなりの運動量を必要とするポジションであって、さらに攻撃だけでなく守備のために帰陣をしなければならない。いろいろな役割があって、残念ながら本山選手にしろ野沢選手にしろ2試合連続で同様のパフォーマンスを見せられない状態でいる。昨年のようなパフォーマンスを見せられない状態という現状を考えて、まず動ける選手で戦っていかないといけない。動けない選手で戦ってしまえば、もっと難しい結果になっていただろう。おそらく今年は昨年よりも気温と湿度がだいぶ高くなって、選手の消耗度も高いという部分も私は感じているし、水曜日にヤマザキナビスコカップを戦ったところで精神的な部分でもやはり頑張らなくてはならない試合でもあった。そういった疲労の負担がチーム全体として影響している部分があって、なかなか回復もできていないことから、そういった考えに至った。結果という部分と内容という部分を考えたら、確かに相手はセットプレーから2得点しているが、ただ、全体的に主導権を握って、それにふさわしい内容を出しているかといったら、そうではない。結果としては負けたが、内容という部分を考えたら、本当にこういうスコアかと疑問に思う。だが、やはり相手は確実にセットプレーという武器を使い、2点を取ったということではその頑張りを称えないといけない。
逆に、我々のほうが多くのチャンスがあり、それを決められなかったという部分が、やはり残念な結果になってしまった。確かに1点は取ったし、先ほど言ったようにいろいろな条件が重なったこと、プラス(ダニーロ選手の)退場があった。退場があると、なおさらそういった条件がもっと厳しくなるわけであって、やはり1人少ない状況になれば、試合展開は難しくなることになる。うちが1点を取ったが、そのあとに相手に取られてはいけない3点目を取られてしまって、そこで流れを失ってしまった部分があったのではないかなと思う」
Q:今日は両サイドバックの選手を変えたということは大きな変化だったと思うが、それが今日の試合にどう影響して、チームとしてどう機能したのか?
「当然ながら両サイドがうちの武器といわれるが、それは内田選手と新井場選手が揃ったところでの条件であって、今はまだその代わりの選手を育てている状態でもある。ただし、新井場選手が右で、石神選手が左という形も、去年も何度もやっているし、それで何度も試合で勝っている。昨年のホームの神戸戦は新井場選手からのクロスボールで最初の得点が生まれたし、最終節の清水戦は石神選手のマルキーニョス選手へのパスからPKを取るという形だった。その他の試合でも、今日の両サイドバックで点を取っている試合がいくつもある。今日負けたからといって、彼らの評価が下がるとかダメだというふうには考えていない。また、今回は変えざるを得ない理由として、小笠原選手の出場停止があった。どうしても両サイドを生かすというためにはやはりゲームメーク、中盤のビルドアップであったり、リズムを作るといったところが重要だ。そういったポジションで考えた時にはやはり昨年も(ボランチは)中後選手がやっていたポジションだし、そのようないろいろな条件が試合を組み立てるうえであったが、それが今日に限ってはうまく機能しなかった。毎試合機能してくれればいちばん理想的な形だが、ただ残念ながら、サッカーというのは生きたスポーツであり、人間がやっている以上、うまくいく日もあれば、うまくいかない日もあるし、勝ったり負けたりがある勝負の世界だ。別に、敗戦が彼らの責任だというふうには、私は考えていないし、そう捉えていない」
以上
【J1:第20節 千葉 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●中後雅喜選手(鹿島):
「千葉のセンターバックは背後への対応がそれほど速くないということで、ロングボールで攻める狙いがあったけど、それが多すぎてしまったかなと思う。最初はうちがセカンドボールを拾えていたけれど、途中からはボールがこぼれる先にいるのが千葉の選手という状況になってしまった」
●青木剛選手(鹿島):
「千葉は前から守備に来ていて、かなりハイペースだったので、後半からは動きが落ちると思ったけど、予想よりも動きが落ちなかった。うちは退場で選手が1人少なくなったこともあるし、選手交代で入ってきた選手が攻撃的な選手ばかりということもあって、守備のバランスが崩れてきて、途中からはセカンドボールがうまく取れなくなった」
鹿島先発4人入れ替えも機能せず/J1
最下位千葉に敗れがっくりの鹿島イレブン(撮影・下田雄一)
<J1:千葉3-1鹿島>◇第20節◇9日◇フクアリ
鹿島が最下位の千葉に手痛い1敗を喫した。先発4人を6日のナビスコ杯清水戦から入れ替えたが、機能しなかった。後半4分にはMFダニーロが2枚目の警告を受けて退場するなど、ゲームプランも崩れた。後半25分に途中出場のMF本山がヘッドで決めたが、すぐに3点目を決められて反撃の芽はついえた。MF青木は「同じ(6日の)ナビスコ杯を戦った千葉もハイペースで来ていて、後半落ちるかと思ったけど落ちなかった」と脱帽していた。
[2008年8月9日23時14分]
鹿島・オリベイラ監督「チャンスを逃した」
2008.8.9 23:00
千葉-鹿島 前半、ヘディングで競り合う千葉・巻(18)と鹿島・大岩=フクアリ【フォト】
J1第20節(9日、千葉3-1鹿島、フクアリ)鹿島は最下位チームにいいところなく屈した。オリベイラ監督は「数多くのチャンスを逃した」と悔やんだ。
小笠原が出場停止処分で、得点源のマルキーニョスは故障でベンチの外。1点を追う後半の出だしには、ダニーロが2度目の警告で退場処分となった。
疲労も重なり、なかなか主力がそろわない。同監督は「動ける選手を使うしかない」と頭が痛そうだ。
主力そろわず…鹿島 最下位千葉に苦杯
千葉に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン
Photo By 共同
【鹿島1-3千葉】鹿島は最下位チームにいいところなく屈した。オリベイラ監督は「数多くのチャンスを逃した」と悔やんだ。
小笠原が出場停止処分で、得点源のマルキーニョスは故障でベンチの外。1点を追う後半の出だしには、ダニーロが2度目の警告で退場処分となった。
疲労も重なり、なかなか主力がそろわない。同監督は「動ける選手を使うしかない」と頭が痛そうだ。
[ 2008年08月09日 22:44 ]
大きかった小笠原の穴…ヤング鹿島完敗
<千葉・鹿島>サポータからのバ声が飛びかう中、イレブンを出迎える鹿島のオリヴェイラ監督
Photo By スポニチ
【鹿島1―3千葉】鹿島が最下位の千葉にまさかの黒星を喫した。この日は主将のMF小笠原が累積警告で出場停止。オリヴェイラ監督は今季初先発となるMF増田やDF石神ら多くの若手を先発で送り出したが、結果は出せなかった。6日にナビスコ杯から敗退。チームは必勝態勢で臨んでいただけに、増田は「セットプレーから2失点。集中力を欠いたことが結果につながってしまった」と振り返った。
[ 2008年08月10日 ]
鹿島、大胆さい配裏目…J1第20節
◆J1第20節 千葉3―1鹿島(9日、フクアリ) 大胆さい配が裏目に出た。出場停止のMF小笠原、ケガで欠場のFWマルキーニョス以外にも、ベストからメンバー2人を入れ替えたが、明確な攻撃の形が見えず最下位に大失態。「動ける選手を起用した。うまくいく日もあれば、そうでない日もある」とオリヴェイラ監督。首位はかろうじてキープしたが、スタンドからは大ブーイングが飛んだ。
(2008年8月10日06時01分 スポーツ報知)
J1第20節 鹿島 千葉に不覚
2008/08/10(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)第20節(9日・フクダ電子アリーナほか=9試合)鹿島が最下位の千葉に1-3で敗れたが、勝ち点35で首位を維持。浦和は柏と2-2で引き分け、2位は変わらないが勝ち点1差と迫った。
名古屋はFC東京に0-1で敗れたが3位はキープ。川崎は京都を2-1で破り、4位に浮上した。清水と2-2で引き分けた大分が5位。G大阪は横浜Mに1-2で敗れて6位に後退した。
神戸は磐田を1-0で下し、東京Vは新潟に4-0と快勝。大宮は札幌を2-1で破った。
■ダニーロ退場
【評】千葉は前半42分にボスナーが先制ゴール。後半23分にはFKから巻が頭で2点目を挙げ、1点かえされた後の同32分に再び巻が決めた。
鹿島は後半開始早々にダニーロが退場。反撃は途中出場の本山の1点にとどまった。
【写真説明】
千葉-鹿島 後半2分、空中戦で千葉・坂本と競り合う鹿島・興梠(13)=フクダ電子アリーナ
悔やむ鹿島のオリベイラ監督
2008.8.9 23:14
千葉に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=フクアリ千葉に敗れ、肩を落とす鹿島イレブン=フクアリ
鹿島は最下位チームの千葉にいいところなく屈した。オリベイラ監督は「数多くのチャンスを逃した」と悔やんだ。
小笠原が出場停止処分で、得点源のマルキーニョスは故障でベンチの外。1点を追う後半の出だしには、ダニーロが2度目の警告で退場処分となった。
疲労も重なり、なかなか主力がそろわない。同監督は「動ける選手を使うしかない」と頭が痛そうだ。(フクアリ)
若手起用が裏目に出たように見えたが、彼等はそれぞれのポジションではそれなりの働きをしていたと言えよう。
ただし、レギュラーから半数近く換えてしまっては連携不足は否めなかった。
それが攻撃力不足に現れた。
ボールは持てるがシュートまでは行けず不満が残った。
守備も結果ほど悪かったとは思えぬ。
ただ、先制点を与えたことが痛かったように思える。
セットプレイからの失点はここ数試合(数年)の課題であり、昨季のフクアリでもセットプレイから3失点しておる。
誓志の言うように集中力を欠いたとしても頂けない。
しかしながら、壁の位置だけでなく周囲の選手のポジションにまで執拗に口を挟みメンタルに影響を与えた高山主審に問題があったことは明白である。
アウェイの笛としても納得がいかぬ。
この行為で集中が切れたのがゴール裏からも目に取れた。
その主審によって生み出された相手の先制点という結果が試合結果に直結したことは明白であった。
残念であるが、悔いている場合ではない。
次節までの1週間で修正し、勝利を得なければならぬ。
また一つ一つ勝利を積み重ねねばならぬのである。