鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

北の怪物・宮澤くん

2007年07月31日 | Weblog

室蘭大谷、PK発進…全国高校総体
 ◆全国高校総体第3日 ▽サッカー1回戦 室蘭大谷2(PK5―4)2山形中央(30日・白水大池公園) サッカーは室蘭大谷がPK戦で山形中央(山形)を下した。エースストライカー・宮沢裕樹(3年)の1ゴール1アシストで残り2分で2点差を追いつき、PK戦を制して04年以来3年ぶりの総体白星を挙げた。31日、2回戦では丸岡(福井)と対戦する。

 初戦の緊張も相手のマークも北の怪物・宮沢は最後に克服した。2点ビハインドの後半33分、PKを冷静にゴール左に流し込んだ1分後、左サイドのFW柿本隆(3年)にスルーパスを通して同点弾のおぜん立て。「時間がなかったので焦りはあった。ただ(柿本)隆との関係を意識して点を取ろうと思っていた」北海道予選準決勝から3試合連続ゴールを含む1ゴール1アシストで、エースがPK戦での勝利を呼び込んだ。

 北海道より10度以上は高い気温33度に、チーム自慢のサイド攻撃が影を潜めた。宮沢は山形中央の高めのDFラインにプレッシャーをかけられて前線に上がれない。後半1分、20分と失点。相手の術中に陥りかけたが、Jリーグ5クラブが注目する男は勝機を見逃さなかった。「気持ちを切らさないように声をかけ続けた」主将として声をかけ続け、同時に前に上がることで活路を開いた。

 今大会で1、2を争う注目株。後半4分には左サイドを抜け出して豪快に左足を一せん。シュートはポストを叩いたが場内は大きなどよめきが起きた。開会式では日本サッカー協会の田嶋幸三専務理事が来賓として出席。席上アジア杯を4位で終えた日本代表の課題を口にした。「失敗を恐れずシュートを打つこと。そういう選手を求めています」この言葉はまるで宮沢に向けられていたようだった。

 前回選手権では3回戦で作陽(岡山)にPK負け。ジンクスを打ち消す意味でもこの勝利は大きかった。「PKでも勝つ。こいつらにはすごい意味がある。次も試合できるしね」と結果が出て加藤栄治監督(50)も満足顔。2回戦の丸岡戦では192センチのセンターバック梅井大輝(3年)とのマッチアップは必至。文字通りの大きな“カベ”を突破してこそ、逸材の価値がはかれる。(2007年7月31日10時08分  スポーツ報知)

一ヶ月ぶりの宮澤くん情報。
北の怪物とは大物である。
2点差を詰め寄る1G1Aはその名に恥じぬ活躍であろう。
そしてPK戦での勝利。
勝者としての階段を上っているのである。
鉄砲百挺程の攻撃力と考えたい。
迎え入れるには港が必要であろうか。
幸いにも鹿島には十分な港も舟もある。
安心して天下を共に取ろうではないか。


魂継承

2007年07月31日 | Weblog

鹿島青木ら偉大なOBからスピリット継承
 鹿島が偉大なOBから王者のスピリット(魂)を継承された。30日、若手選手は貴重な助言を胸に秘め、練習に臨んでいた。29日の本田氏の引退試合で常勝時代を支えた外国人OBとトークショーで接する機会を持った。ブラジル代表の名選手でもあったジョルジーニョ氏と話したMF青木は「昨日より今日、今日より明日はもっとうまくなりたいという気持ちを持てと。ブラジル代表でやっていた人が日本のクラブで力を抜かなかったのだから説得力がある」と目を輝かせた。
 今季リーグ戦12試合1得点と結果が出ていないFW田代もアルシンド氏からストライカーのあるべき姿を学んだ。「誰でも点の取れない時期はある。結果が出ない時になにをすべきか。チームが勝つことで必然と自分の調子も上がる」と言われ、勇気づけられた。4シーズンもタイトル獲得から遠ざかり、優勝の味を知らない若手選手も増えてきた鹿島にとって、金言となった。
【広重竜太郎】 [2007年7月31日9時31分 紙面から]

青木と田代が金言を得、一皮剥けたとのこと。
特に現在の中心選手である青木が毎日うまくなりたいと更なる向上心を得たことは大きい。
長尾影虎が嫡子ならずとも兄の養子となることで家督を譲り受け守護代への道を切り開き、後の守護そして関東管領への伏線を張った。
これも女人を近付けぬ精神力のたまものである。
青木も愛犬を野に放ちメンタルを強化するのだ。