7月15日(日) ナビスコ準々決勝 広島戦 開催致します
7月15日(日)Jリーグヤマザキナビスコカップ第2戦 サンフレッチェ広島戦は予定度通り開催致します。
2点差以上で勝利を 鹿島、きょう広島戦 ナビスコ杯
2007/07/15(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 12頁
Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝トーナメント準々決勝第2日最終日は15日、各地で2試合を行う。鹿島はカシマスタジアムで広島と対戦する。キックオフは午後6時30分。初戦を0-1で敗れた鹿島は、逆転での準決勝進出を目指す。
鹿島が準決勝に進出するには90分以内で2点差以上での勝利が条件。失点した場合は、1点差での勝利では得失点差で並び、アウエーゴール数で敗退してしまうため、やはり2点差以上での勝利が条件となる。1-0での勝利の場合は延長戦(15分ハーフ)に入り、それでも勝負がつかなければPK戦となる。新井場は「アウエーゴールのことを考えれば点もやれないが、難しいことを考えず2点差つけて勝てるようにしたい」と気合を入れる。
先発予想はGK曽ケ端、DF内田、岩政、ファボン、新井場、MF中後、小笠原、野沢、本山、FW柳沢、マルキーニョス。初戦から5人が入れ替わる予定。復帰したばかりの小笠原は「次のステージに進むためにも、チームとして勝つことが大事。試合で勝ちたい、みんなと喜びたいという気持ちを、うまく試合に出したい」と意欲を燃やす。
約3カ月ぶりの公式戦出場を果たす柳沢は「試合に出るために準備してきたので不安はない。あとはやるだけ」と話し、「次を乗り越えないと10冠も見えてこない。いい結果を残せるようにしたい」と気合を入れた。
U-20W杯から帰国したばかりの内田も先発が濃厚で「疲れは大丈夫。帰ってくるときから、出させてもらえるなら出るつもりでいた。一生懸命頑張りたい」と話した。
広島はアウエーで守備的に来ることが予想される。布陣は前回と変わらずウェズレイの1トップできそうで、そこにU-20W杯から帰国した柏木が加わりそう。鹿島は前回、アウエーで守備的な広島を崩せずにカウンターから失点しただけに、同じパターンを繰り返したくはない。岩政は「修正というよりも、どういう気持ちで試合に入るかが大事。90分あるので焦る必要はない。これだけ選手が変わればリズムも違ってくる。気持ち的にもフラットな状態で入りたい」と、平常心で戦うことを強調していた。
台風で順延も心配されたが、無事開催。
U-20でチームを離れていた篤人も合流しベストメンバーを組めそうである。
ナビスコ杯だけでなく中断後のリーグ戦の行方も占う戦いになるであろう。
聖地で攻撃的に行く心構えは我等の声援と共にある。
雨にも風にも負けず集結するのだ。