浩二バーゼル残留事実上決定
バーゼルDF中田浩二(27)の残留が事実上、決定した。古巣の鹿島が獲得オファーを出したが、バーゼルのグロス監督が「中田は次の練習試合でプレーするし、チームに残る」と明言。中田は「日本に帰りたいわけではないが、鹿島が必要としているならば帰る意思がある」と話す一方で、「現状には満足している。静観するだけで、自分からアクションを起こすことはない」と説明した。
鹿島も先月下旬に放出の意向がないことは確認。鈴木満取締役は「こちらの条件の範囲内で獲得したいと考えているし、向こうが出さないからと言って条件をつり上げて無理にということはない」と話した。来週までに状況を調査し、来オフの獲得も含め、今後の方針を固める。[2007年7月7日9時4分 紙面から]
鹿島が中田浩獲得断念へ…開幕戦迎える22日リミット
J1鹿島がスイスリーグ・バーゼルDF中田浩二(27)の獲得について、同チームが開幕戦を迎える22日をリミットに断念する方針であることが6日、分かった。
鹿島幹部は「シーズンが始まれば(移籍は)より難しい状況になる。お金の問題じゃないので、アクションも起こしにくい。いまは静観するしかない」と見解を明かした。
鹿島の獲得オファーについてバーゼル・グロス監督は5日、「中田は次の練習試合でプレーするし、チームに残る」と明言。クラブとしても放出の意思がないことを文書で通達している。
5日に行われた日本代表MF中村俊輔が所属するセルティックとの練習試合を欠場した中田浩は、「鹿島が必要としているならば帰る意思がある」と話したが、鹿島は今夏の獲得を事実上断念。移籍金なしでの移籍が可能となる来夏の獲得を見据え、契約状況などの調査を継続する。
バーゼル再度明言 中田は出さない
J1鹿島が獲得に乗り出しているMF中田に関し、バーゼルのクラブ首脳があらためて放出を否定した。鹿島側にはすでに断りのファクスを送付しているが、チームの強化担当を兼務するグロス監督は5日に「彼は売りに出ていない。彼は必要な選手。チームに残る」と断言した。中田も「鹿島が必要としてくれるならば帰る意思はある。でも、欧州でプレーできていることも、バーゼルでやっていることにも不満はない」と話した。[ 2007年07月07日付 紙面記事 ]
浩二、バーゼル残留 移籍金5億円ネック鹿島断念
スイス1部リーグ、バーゼルのDF中田浩二(27)が残留することが6日、決定的となった。古巣の鹿島が獲得を目指していたが、中田を高く評価するバーゼルと交渉が折り合わなかった。この日、バーゼルのクリスチャン・グロス監督(52)は中田の残留を明言。中田自身も「自分からアクションを起こすことはない」と話しており、今夏の鹿島復帰は事実上、消滅した。
中田と古巣の鹿島は“相思相愛”だったが、来年6月末まで契約が残るバーゼルが、中心選手の中田を手放すことはなかった。昨シーズン、中田はリーグ戦36試合中34試合に出場。左サイドバックやセンターバックとして活躍。リーグ戦2位に大きく貢献した。
中田を高く評価するバーゼルは、鹿島からオファーを受けた当初から放出を拒否。執拗(しつよう)に食い下がる鹿島に対し、移籍金を300万ユーロ(約5億円)に設定した。鹿島が用意できる移籍金は1億5000万円程度が限界で、交渉は難航。5日にバーゼルのグロス監督が「中田はチームに残る」と明言し、事実上、クラブ間の交渉は打ち切られた。鹿島幹部も「出来る範囲で獲得するつもりでしたが…」と今夏の移籍については断念する考えを認めた。
鹿島復帰を希望していた中田も、自らの立場を冷静に把握。「現状には満足している。静観するだけで自分からアクションを起こすことはない」と話しており、気持ちを切り替えている。来夏に関しては、中田はバーゼルとの契約が切れるため、移籍金は派生しない。鹿島は引き続き、中田獲得の可能性を探っていくことになる。
左サイドバック、センターバック、ボランチを高いレベルでこなし、ポリバレント(多様性)な能力を誇る中田を日本代表イビチャ・オシム監督(66)は高く評価。6月のキリン杯では、ドイツW杯以来、1年ぶりに代表復帰を果たした。しかし、指揮官は欧州組の招集に関しては、移動の負担を考慮し、極めて慎重。バーゼル残留が決定的になった中田は頻繁に代表に合流することは難しく、オシム・ジャパンにも少なからず影響を与えることになりそうだ。(2007年7月7日06時03分 スポーツ報知)
ここ数日紙面を賑わしたユダの移籍問題にやっと終止符が打たれた模様。
流石に五億円(300万ユーロ)と言われてしまっては手を引かざるを得ない。
我等もホッとしたというところが正直な気持ちであろう。
悲しんでいるのは、儲けそこなった田邊とユダと加藤あいの遠距離恋愛カップルと言ったところか。
そして粘着ストーカーと化していた鈴木満強化部長も傷心である。
左利きのあなたの手紙、右手で破って右手でなぞって真似てみる。
いくら書いても埋め尽くせない白紙の行が、そこにある。
あの「冬」の日がなかったら楽しい日々が続いたのに…