今、日本に何人の医師がいるのか正確にはわからないそうだ。
正確にいえば、
医師免許を発行した数はわかるが、
そのうちに何人が本当に医師として活動しているかわからない、
ということである。
確かに、
免許をとったが、医師以外の仕事に携わっている人もいるだろう。
あるいは、年齢的に引退した人もいるだろう。
別に免許を返すわけではないので、
医師を引退した人の数は把握できない。
もちろん、
どんな職業も、
働いている人数を正確に把握することは不可能だが、
医師の場合、
そもそも医学部の学生の数自体が、
医師の数をコントロールするために、
国によって制限されている。
なのに、今、何人の医師がいるのかわからない、
というのは、ちょっとおかしなことになっている。
そんな問題点について考える番組を、
現在、作っている。