最寄り駅で見かけた光景だ。
若い女性が券売機の前にいた。
後ろには行列。
当然すぐさま切符を買うと思うだろう。
でも違った。
僕は彼女の行動を見て唖然とした。
じゃあ、彼女はどうしたのか?
目的駅までの料金を確認した?
・・・違う。
正解は、
その女性はカバンからペットボトルを出すと、
おもむろに飲み始めたのだ。
繰り返す。
後ろに何人も並んでいたのだ。
それにも関わらず、である。
腹立たしいを通り越し、
笑いと恐怖が襲ってきた。
あの女はなにを考えているのだろうか。
わからないから、
おかしいし怖いのだ。