恐怖よりも厄介な病

2020年07月23日 08時34分44秒 | その他のかけら
出演者やスタッフなど僕の身近な場所でも、
新型コロナウィルスの感染者が増え始めた。
このところの東京都の感染者数を見ていれば、
驚く話ではない。

ただ身近に感染者が出ると、
この病が厄介なものであることをひしひしと感じる。

ドラマや映画の撮影は一時中断となり、
バラエティ番組の収録は延期となる。
濃厚接触者がいないか追跡調査が行われ、
いたら検査を受け、検査結果が出るまで自宅待機となる。

そう、あらゆることがストップし、
さらに余計な作業が増える。

これは何もテレビ業界に限ったことではない。

店や施設で感染者が出たら、
消毒を済ませるまで閉めることになるし、
学校で出たら休校となる。

新型コロナウィルスに対する、
僕からすると、いささか「甘い考え方」を
最近よく散見する。

曰く「インフルエンザの方が死亡率は高い」
曰く「重症者は今、少ない」

確かにそうだ。

しかしながら、
インフルエンザの患者が出たところで、
ドラマの撮影は中断しないし、店も閉めない。

一方、新型コロナウィルスの感染者が出たら、
重症だろうが無症状だろうが、
あらゆることがストップする。

それが現在のルールだからだ。

現状、新型コロナウィルスは、
健康に被害を及ぼすだけではなく、
あらゆる活動をストップさせる病である。
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。