読書:『横道世之介/吉田修一』

2009年11月28日 10時45分25秒 | エンタメのかけら

知り合いから勧められて読んだ。

不思議な小説だ。

さして劇的なわけでもなく、
日常のスケッチの連続のようだが、
一度読み始めると止まらなくなる。

つまり上質のエンターティメントということなのだろう。

残念なのは、
帯に大書された「感動」の文字や、
書店ポップの「泣いた」的な読者の感想。

読み終えて「そうか?」と思う。

今の出版界では「感動」「泣ける」という言葉が訴求力があるようだが、
それにしてもなあと思う。

勧められるまでこの本がまったく視野に入らなかったのは、
実はそんな帯や書店ポップのせいだった。

売り文句は難しい。

安売りすると逆効果だ。

重いサービス

2009年11月28日 09時58分42秒 | アイデアのかけら

「さくらや」で炊飯器を買ったら、
おまけで米が2キロついてきた。

ありがたいが重い。

炊飯器だけでもかなり重いのに、
さらに2キロだ。

このおまけ、
炊飯器と一緒に持ち帰る人の気持ちまで、
ちゃんと考えて決めたのだろうか。

ありがた迷惑。

そんな気持ちになった米2キロ。