会計スキル・USCPA

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イスラエルがまた

2008-07-28 00:59:16 | 政治
先日はジンバブエがムチャクチャでんがな、というハナシだったんですか、カーターさんの著書を拝見してから、イスラエルが俄然注目なんですな。

カーターさんのおっしゃるとおりだとしたら、かなりトンデモなわけで、これはついついフォローしたくなるわけでして。

それで,まあ、カーターさんの続編として読めそうな本を迷った末に買って読んでるわけですが、

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 1 (単行本)

これが結構面白くて、カーターさんがパレスチナ本を書いてメタメタに批判されていることが書いてあったり、米国がテロに狙われる理由はイスラエルを全面支援してて公平さを欠いているからだとか、堂々と主張しています。

過剰なイスラエル援助には経済上もモラル上も正当性がない、ということをこと細かに説明していっているのですが、テーマはイスラエルロビーの強力さにもあって、題名がそうですな、米国の政治過程がどんなもんか、ということを垣間見れるようにもなっていて、

バーナンキさんの早業のような華麗な政策舵取りじゃあない、その、泥臭い、えげつない、グロくて怖い面がビミョーに香ってくるんですね。

ちなみに、米国のイスラエル支援についてですが、

ちょっと引用させてもらいます。未検証です

※※※
[対イスラエル関連]

1948年~2006年までのイスラエルへの直接支援金:2550億ドル[30兆円を超す金額]
イスラエルに対する米国の支援費全額:1688兆ドル[註・ちょっと意味不明]
米国の対外支援のうちイスラエルに行く割合:27%
世界のなかでイスラエル人口が占める割合:0.1%
ルイジアナの被災者が2002年に受け取った連邦援助:1500ドル(一人あたり。彼らは納税者である)
イスラエル人一人あたりに対する米国の支援費:581ドル(2003年。彼らは納税者ではない)
エチオピア人一人あたりに対する米国の支援費:2.5ドル(2004年)
※※※

ふむふむ。

で、そのジンバブエ級のネタに格上げされたイスラエルなんですが、

W Bank settlement plan condemned

There has been strong international criticism in response to reports of Israeli plans to develop a new settlement in the West Bank.

ウエストバンクの占領地への入植をまた新しくやろうとしているということで、国際的な非難が起きているんだとか。

A US official said the expansion was not helpful to the peace process while UK Foreign Minister David Miliband expressed dismay at the reports.

UN Secretary General Ban Ki-Moon said he was "deeply concerned" at the plan.

米英の高官はむにゃむにゃ、国連のバンさんは深く懸念、と表現強いですな。

Under the terms of the Middle East peace plan known as the roadmap , the basis for current talks between Israel and the Palestinians, all settlement activity should be frozen.

現在、話し合われているロードマップでは、新規の入植は停止することになっているんだそうで、これ、約束破りなわけですな。

カーターさんの著書でも、イスラエルが約束を守らない、と何度も書いていて、それを読んだあとでこの記事を読むと、またやッとるわ、ないしはまだやっとんか、ってかんじです。

It has been reported that Israel is close to giving final approval to new homes at Maskiot, in the Jordan Valley.

最終的な認可をイスラエルがもうすぐ出しそう、というハナシではあるんですが、





もうやっとるヤンケ。




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