会計スキル・USCPA

会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。

アーロンチェアを超える究極の椅子

2009-12-27 22:29:27 | 生活
先日、ハーマンミラー社のアーロンチェアについてちょこっとご紹介しました。それ以来迷って迷って、大塚家具まで行って実際に座ったりしてみましたが、良いんですなこれが。ぴたっとくるというんですかね。

ボーナス出たら何買うか マルコム・グラッドウェル ハーマンミラー

こうやってパソコンをたたいている間も腰が曲がって、クビが前に突き出している姿勢なんですが、結構身体にムリな姿勢で、長時間は無理ですな。それが、この椅子だと何時間でもオーケーみたいな体験談なり自慢話がネット上にわんさか。

苦労しながら洋書まで読んでて出会った究極の掘り出し物、と思っていたら、オフィスチェアの定番扱いな感じで、別に珍しくもなんでもなかったようで。

結構高いんですが、仕事場でパソコン、家でもパソコン。そんな私にいまどうしても必要なものではないのか、世界のトップに君臨する究極の椅子をこの手に、とだんだん買う気になってきたわけですが、じゃあっと思ったら、これ何よ。



アーロンを超えた? ハーマンの新作チェアは「あなたの動きを妨げない」

ナニッ? 20万円以上もするの?

アーロンチェアを超えたって値段のこと?

アータねえ、イスでしょ、イス。マッサージ機能ついてないんでしょ。といやみの一つも言いたい一方で、究極の椅子を手に入れる決意をしたトコでこれを見せられると、ちょっと待て、みたいな、こう・・・。

なんでやん。

回転運動もできると、あっちこちに書いてあって、意味がわからなかったんですが、こういうことだったんですな。



背もたれに体重をかけたまま、くねくねできる。背もたれが腰の回転までサポートしてくれるってこと。こういうトコは、いろいろ試行錯誤して作りあげてる感がありますね。すぐにこういうアイディアはマネされるでしょうが自分で思いつくにはそれ相応の突き詰めがないと行き着かない地点ですな。このトップを走ってる感じ、良いですね。先駆者の自由、先駆者が拡げる地平、というんでしょうかね。

ちょいホメ過ぎか。ホメても安くはならないんで。


クリック!「指先」が引き寄せるメガ・チャンス

2009-12-27 09:23:39 | 読書
著者はデータが好きで好きで。小さい頃は円周率の数値にパターンがないのかずっとながめていたんだそうです。

数値の分析をメシの種にするまでになってしまった。

クリック!「指先」が引き寄せるメガ・チャンス
ビル・タンサー
イースト・プレス

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本書はネットユーザーがどんな検索ワードで、どんなサイトにアクセスしているかを分析することで、いろんなことがリアルタイムにわかる、ということを具体的に事例で紹介しています。

マーケット調査なんかでデータを取るということは一般になされていますが、調査の手法によってバイアスがかかったりして、実は中立でなかったり・・・。

人が能動的にクリックしたものであれば間違いありませんな。

公式発表前の失業率予想、IBM買収後のレノボのブランド力分析、アダルトサイトへのアクセスが減りつつあるのはなぜか。ネットギャンブルがゼロサムの世界だった、などなど。

確かにネット人口が増えるにつれて、マスの動きはネットの動きに反映するようになってるんですな。どうやってメジャーになってゆくか。はじめは熱心で初物好きなユーザーがSNSでやり取りしてそのサイトに導かれいたのが、次第にグーグルのような検索サイトからのアクセスが増えてゆく。SNS→検索で、検索からのアクセスがSNSを超えたあたりを一つのティッピングポイントとして著者はとらえています。

来年、なにがブレークするのか、かなり正確に予測できる。

ネットマーケティングは今後重要な、ってかメジャーな手法になってゆくでしょうな。