会計スキル・USCPA

会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。

Businessweek:2004年ベスト・ワースト経営者

2005-01-10 18:24:12 | 平成10年問題
 ビジネスウィークに昨年度の経営者のベストとワーストについて特集しています。昨年はバーバリーの女社長が取り上げられてましたが、さてことしは。


GEのイメルトが筆頭です。GEは以前からよい手を打っているので業績はよくなるだろうと言われてましたが、調子よさそうですね。規模が大きすぎて株を買う気になれませんでしたが、買っときゃよかったな。

 アジアからはヒュンダイの経営者が唯一ランクイン。ソナタってのは車のことですかね。売れてるそうです。品質にこだわったのと中国で売れているのが勝因とか。

ホームデポが伸びてるようですね。レジの自動化で効率が高まると言われてましたが成果が現れたようで。消費が落ちるかもしれないことがリスクだったのですが、昨年は問題なかったんですね。年取ったベビーブーマー世代が日曜大工に励むだろうことに賭ける。いいですね、チャレンジングな感じです。
 それにしても、購買の集中化で在庫不足に陥ったことがかかれてますが、これには創業者連中がさぞかし怒ったことでしょう。もともとこの会社は在庫がなければ他の店で買ってでも届けるような顧客重視のカルチャーが売りですからね。

カリスマ主婦マーサ・スチュワートの後継者の記事があります。これはネタとして面白いですね。雑誌編集者で実績がありますが、マーチャンダイジングには経験がないので…とのことです。

 もう一つネタを。これは笑えます。ドイツにある世界4位のセミコンダクターメイカーのCEOが何の説明も無く辞めたとか。いまだ説明がなく、投資家は怒りますわな。
実は、この会社ヨーロッパでは経営管理と透明性でお手本とみなされたとか、そのCEOはアメリカンスタイルで有名で、自分の部屋のステレオでジェームズブラウンを聞いていたとか。やりすぎ? いくらアメリカの経営者でもそこまでやるんだろうか? ヨーロッパには面白いネタが転がってそうです。

 他に、ペプシが中国、インドで伸びたのと、ヘルスコンシャスで調子良いことや、AMDがインテルを追い上げていることなど。AMDは積極的に工場投資してたことを読んだことがあります。

 年末にマーケットをお騒がせしたメルクの経営者がワースト経営者。鎮痛剤の副作用を否定し続けていながら結局認めざるを得なくなり大損。株価は3割落ち。製薬会社はこれがあるので怖いですね。ワーストにはディズニーのアイスナーやファニーメイの経営者名前もあります。

 
 ホント、面白いけど、今日はこの辺で。