さてこの花は・・・

ゲンノショウコ[現の証拠]（フウロソウ科）
林縁の草むらでは、こんな花も咲いていました。
ゲンノショウコ、秋の花という印象ですが、花期は7月～10月と図鑑には書いてあります。
私としては8月の終わりに観察したことはありますが、8月に入ってすぐに花を見たのは初めてです。
開いた花は、既に葯が見当たりませんが、その上には開き始めた花があります。開き始めたばかりの花を観察するのは初めてですが、丸々とした葯が顔を覗かせています。
花にもいろいろな表情があるのですね。

2016年の赤花

８月上旬　横浜市内にて

旧盆前に・・・

ヒガンバナ[彼岸花]（ヒガンバナ科）
今日は久しぶりに予定の無い休み、炎天下の中、散策に出掛けてきました。
田んぼの脇を歩いていると土手の草むらに、ひと際鮮やかな蕾が顔を覗かせていました。
辺りには、所々に同じ蕾を見ることができます。
まだ8月に入ったばかりなのに、これはヒガンバナの蕾ですね。

まだ旧盆にもなっていないのに咲いてしまうなと思いながら歩いていると、既に花を咲かせている株に出会いました。
左の花は開ききっていませんね。

もう一株、花を咲かせている株に出会いました。
こちらの花は萎れ始めている感じです。
ヒガンバナ、秋の彼岸の頃に咲くという花ですが、こんなに早く咲いてしまうと調子が狂ってしまいます。去年は9月の頭にやや早く咲いた花を見ましたが、さらにひと月以上も早い花です。
異常気象、草花たちにも影響は大きいでしょうね。

2017年の花

８月上旬　横浜市内にて