自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

精の出る・・・

2007-06-20 21:39:00 | お散歩
ヤマウコギ[山五加木](ウコギ科)
本州、四国の山野に生える落葉低木。雌雄異株で葉は掌状複葉で互生し、5枚の小葉がつきます。5~6月、葉の間に葉柄より短い花茎を出し、先に黄緑色5弁花の小花を散形花序につけます。
根皮を「五加皮(ゴカヒ)」と称し強壮薬として利用し、五加皮酒の原料にもします。 ふつう「ウコギ」というと中国原産の「ヒメウコギ」のことを指し、ウコギに似て山に生えることからこの名がついたそうです。
若芽や若葉は、山菜として天ぷらなどにすると美味しいそうです。
日頃の疲れを癒すために、食べてみてはいかがでしょうか・・・・・

6月上旬 横浜市内にて 
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ここでも帰化して・・・

2007-06-19 21:29:00 | お散歩
ヘラオオバコ[箆大葉子](オオバコ科)
ヨーロッパ原産の1年草で、道端や荒地、空き地など日本各地に帰化しています。6~8月、高さ30~70cmの花茎の先にはじめ頭状、のちに穂状の花序を出します。こんな具合に約1cmほどのび出た雄しべが目立ちます。葉の形は縦に葉脈の走るへら形~披針形でで、この葉の形からヘラオオバコと名付けられたそうです。
これは、公園内の草地に生えていたものですが、株全体に周囲の草たちとは違う雰囲気があり、かなり目立った感じでした。
横浜でも見かけるようですが、普段の散策中に出会ったことはありません。でも、帰化植物ということを考えれば、あまり出会わないほうがよいのかもしれませんね・・・・・
5月下旬 ひたちなか市内にて 
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これで止まるか!!

2007-06-18 21:56:09 | お散歩
オオチドメ[大血止](セリ科)。
各地の山野に生える匍匐性の多年草で、葉は腎円形で縁は裂けます。6~10月、葉の脇から花柄を出しこんな花を咲かせます。
同属にチドメグサがありますが、これは葉を傷口に貼ると血が止まる事から名付けられたそうです。チドメグサ類の区別は難しいそうですが、オオチドメは花柄が長く、葉の上に突き出る事が特徴です。
今日家に帰ったら、子供が鼻血を出してティッシュで鼻を押さえていました。これはチドメグサの出番か、と思いましたが、鼻の中に入れるにはちょっと葉が大き過ぎますね・・・・・

6月上旬 横浜市内にて 
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ホタルがいた・・・

2007-06-17 13:43:00 | お散歩
ホタルブクロ[蛍袋](キキョウ科)。
山野や丘陵などに生える多年草で、6~7月、枝先に淡紅紫色~白色の鐘形花をつけます。根生葉は柄のある卵心形で、茎葉は鋸歯のある三角状卵形~披針形。若い葉や花は食べられるそうです。
昔、子供がこの花の中にホタルを入れて遊んだからこの名がついたという説もあるそうです。
よく似たヤマホタルブクロとの違いは、萼片の間の形状にあるようです。
「ひろし」さんのBlog舞岡公園の自然に記事が載っていますので参考にしてください。

6月中旬 横浜市内にて 
カワニナ(カワニナ科)です。ホタルの幼虫の餌として有名ですね。このカワニナはよく行く自然公園の小川にいたものです。この公園もホタルの生息地として有名ですが、今年もそろそろホタルの季節ですね。
撮影したときは気付かなかったのですが、この貝の先についてるもの、ホタルの幼虫でしょうか・・・
昨日は、四季の森公園へ行ってホタルを見てきました。去年秦野へ行って見たときよりもホタルの数は少なかったですが、この横浜でホタルを見れてちょっと感動しました。
カメラのフラッシュはもちろんですが、懐中電灯や携帯電話の光でもホタルが発光しなくなるそうです。マナーは守って鑑賞しましょうね。。。。。

5月中旬 横浜市内にて
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髭の花・・・

2007-06-16 14:20:00 | お散歩
オオバジャノヒゲ[大葉蛇の髭]
(ユリ科)。
北海道を除く、各地の山野の林内に生える多年草です。同属のジャノヒゲとよく似ていますが、葉の幅が広くやや厚みがあり、長さも長くなります。
花期は7~8月だそうですが、もう幾つかの株で花をつけていました。
やはり、今年は季節訪れが早いのでしょうか・・・
ジャノヒゲは、「麦門冬(バクモンドウ)」という生薬の基原植物ですが、オオバジャノヒゲには特に薬用としての用途はないそうです。名前は似ていても違うんですね。。。。。

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