yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

タンロン通信-11  遺構掘削開始の条

2008-03-06 09:03:24 | 歴史・考古情報《東アジア》-2 越南
期待に胸が膨らみますね、と思ったらよろしくお願いします。


(いつもはこんな所で昼飯なんですよ)
博士のご帰国を合わせるかのように遺構の掘削が始まった。

とは言っても上からの埋没土砂の残存物の除去が主な作業だが、ようやく15~16世紀といわれる当該地域の破壊の跡を除くことができ、その下に残存している遺構や遺物を調べることが可能になってきたのである。

既に10世紀の遺構面が明確になりつつあり、この時期、つまり遷都以前のハノイ中心部の利用の実態が判るかも知れないという小さな期待がでてきたところである。

そんな中、通訳もしてくれているN氏ご夫妻が忙しく、一々簡単なことで手を煩わせることもできないので、嘱託職員に片言の英語で、ヴェトナム語での作業員への指示に関する言葉を習った。

「ここをほってください」
「ここは削ってください」
「つづけて」
「OK」
「だめ」


(私のヴェトナム語の先生方君)

ま、こんな程度ですが、少し通じると嬉しいもので、作業員のおばちゃん達とも仲良くなりつつあります。

学生達の図面作成も順調で、とても助かります。ヴェトナム側の嘱託職員も基本的にとても器用なので、図面の作成なども何の問題もなさそうです。後は時間とお金です!(笑)

さーこれを理解していただくのも結構大変なことなんですよね。

今回はできるところまでやれればそれでいいとは思っています。少し見通しも着いてきました。

(とても素敵なデナーでした!こんなサラダでまずは前菜!!フッフッフ)

そこで、山田博士が帰ったので、たまにはいい夕食もしようと、Nご夫妻に紹介していただいて、近くの西洋レストラン?ワインバー?洋風居酒屋??に行ってパスタを堪能しました。とても雰囲気のあるお店で、博士が見たら羨ましがる、怒るに違いない!とみんなで言いながらとても楽しく2時間の食事を楽しみました。


(山田博士の無事のご帰国を祝ってワインで乾杯!!)


たまにはレストランもいいよねと思ったらよろしくね


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