ロビンの観劇日記

芝居やオペラの感想を書いています。シェイクスピアが何より好きです💖

「抜目のない未亡人」

2014-09-08 22:24:16 | 芝居
7月30日新国立劇場中劇場で、三谷幸喜作「抜目のない未亡人」をみた(原作:カルロ・ゴルドーニ、上演台本・演出:三谷幸喜)。

舞台は18世紀の国際都市ヴェネツィア。
金持ちで高齢の夫を看取ったばかりの未亡人(大竹しのぶ)は、早く再婚相手を見つけ、もうひと花咲かせたいと考えていた。
そこに現れた欧州各国の求婚者たち(段田安則、岡本健一、中川晃教、高橋克実)。それぞれ誠意、容姿、財産、血筋は十分なのだが、
一長一短。美しい妹(木村佳乃)やお調子者の召使(八嶋智人)も加わって、未亡人の次なる幸せな結婚に向けた大作戦が始まった!
最後に勝つのは財産か、容姿か、名誉か、愛情か!!??
中世イタリアの人気喜劇を原作に、三谷幸喜が放つ爆笑コメディ!(チラシより)

というわけで、特に書くことなし。楽しかった。作者の意図した通り、後に何も残らない軽いコメディに仕上がっている。
原作のどこをどう変えたのか(ふくらませたのか)興味があるが、原作を知らないので想像するしかない。

映画監督のジョージ・ルーカスのことをジョルジュとイタリア風に呼ばせるところとか、評者の好み。

脚本家は、この主役を大竹しのぶにあて書きしたことは間違いない。彼女を使えるならいろいろやらせたくなるのも当然だ。
しかも今回は、女優が別のいろんな女に化けるというストーリーだし。

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