淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

素麺のおいしい季節がやってきましたね♪

2009-07-05 21:47:42 | 調理場奮闘記
朝のうちよく晴れてたかと思えばお昼過ぎから南の風が吹き始め・・また梅雨空に逆戻り・・。

そんな本日、必死が必至の業務前・・・多分、今日、外に出るのは今日の兵庫県知事選挙へ行くときくらいのもの・・。

保険代わりに・・・起きて顔洗って歯を磨くときに見るいつもの風景を・・・。

早朝の自宅窓からの風景・・・隣の古寺の瓦屋根と楓・・・。

色褪せる程に味のある淡路島さんのいぶし瓦は、淡路島の誇るべき産業のひとつなんですよ。


さて、さてさて・・・予想通り、本日も必死の形相で走り回ります。(汗)

お昼の法要料理から卵豆腐により一層の涼しさを・・オクラを天盛りに。

農繁期のお疲れさん会・・いわゆる泥落としも今週がピーク・・。

その中から、本日のお刺身はこんな感じに♪

農家のみなさん、6月の熱い中、お疲れ様でしたの思いを込めて。


夕食のお客様から・・・

完全カスタマイズでお料理を指定して頂きました。

メインは鱧スキ鍋とタコのしゃぶしゃぶをリクエストされましたよ。

お好きなものをお好きな分だけ・・・こういうチョイスもできますので是非!


ところで、今日から7月の法要料理の献立が変更になり、夏らしいこんな一品が登場!

こちらもお隣の福良地区の地場産業の“素麵”に彩りを添えて・・。

当館は福良にあります森崎製麺所から淡路素麵を仕入れています。

この端っこに見える緑のそうめんは、ワカメを練りこんであるんですよ♪

18キロ詰めの木箱には伝統産業の想いがギッシリ詰まっています。

淡路島の素麺は寒い冬場(12月~3月)に作られます。

その素麺を、寒製「かんせい」と呼び、素麺の中でも一級品として喜ばれています。

さらにその素麺を一年保管し、梅雨を越した素麺が古品「こひん」と呼ばれ、

製造後一年の日数をかけて充分熟成した、古品(通称:ひね)の素麺は大変貴重で、
腰の強い、そして茹でた後も のびにくい上物になるんですよ。

上の金字に黒の[古]ラベルがその証なんです!


年月を重ねることにより、本来の素材により深い味わいを見せる・・・んっ?!

最初の一枚・・・淡路島の古寺の瓦屋根につながりましたね♪


※本日のつながりは計算ではありませんのであしからず・・。

素晴らしきものは巡り巡るということで・・・。


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コメント (8)
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