淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

ながら珈琲

2011-05-31 20:28:00 | 淡路島のお店

 昨日の新聞で中学時代の恩師が市内のギャラリーカフェで作品展をされている

記事を目にして早速、今朝妻と訪れてみました。

中学の教諭を勤められ、今は地元の公民館長として地域の方々や地場産業の若手を

温かく見守る川上先生は在任中からいろんなことに挑戦し続けるバイタリティのある方。

この地域の僕らの世代には今でも厚い信頼を寄せている人は多いんですよ。

そんな先生が今回、一本のカッターナイフを使い檜の角材から弥勒菩薩や千手観音など

57体の仏像を彫り出し展示をされています。

 温かい木の温もりを感じる表情豊かな顔が普段気の張ったなかで生活する心を和ませてくれます。

 6月の3日までこちらのギャラリーカフェにて出展されているそうですので

ぜひ、手彫りの温かみを感じてみてはいかがでしょうか?

 

さて、今回こうしてスペースをご用意された南あわじ市山添にあります‘ながら珈琲’さん。

昨年暮れにオープンされ、この春のRicher淡路島特集号にも掲載されており落ち着きのある空間で

本格派の珈琲をいただける(しかも、いいんかな~と思うくらいリーズナブル)お店はご家族で

営まれているアットホームな雰囲気が漂っています、初めて訪れましたがとても居心地が良かったです。

 一杯一杯こうしてドリップされると香ばしい香りが店内に広がります。

シアトルスタイルのコーヒーショップが主流になるなか、こうした香り豊かな香ばしいコーヒーを飲みながら

マスターや隣のお客さんと会話を楽しむ、そんな日本の誇るべき喫茶店文化を残してくれていていい感じです。

 

 

長身でダンディなマスターに気さくで優しい笑顔の奥様、午後からは娘さんがお迎えしてくれるそうです。

 お話をしているとマスターはサラリーマン時代、ウチの父親など近隣の宿仲間と

よくスキーに行っていたそうでちょこっと、僕のことも知ってくれてました(なんか、嬉しいですね)

奥様はずっと教師をされていて川上先生とも一緒に仕事をされていたそうです。

また、話しているうちに共通の知り合いが何人も・・・いろんなところで繋がるものですね~。

落ち着いた空間でゆったりとした楽しい時間、過ごしてみませんか?

 

〒656-0121 兵庫県南あわじ市山添261-1

0799-45-1211

営業時間 AM9:00~PM9:00

定休日 水曜日

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

 今日もクリックおねがいします。。m(_ _)m

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地元の蛸壷漁、はじまります

2011-05-30 21:56:12 | 旅館のお仕事

昨晩からの強い風も収まり、台風一過とすっきりしたお天気は午前中だけ・・

梅雨前線のおかげで終日曇り空が続きます。

 

そんな今朝の地元の波止場の風景です。

今日は朝から忙しそうに漁師さんが作業をしていました。

波止場に整然と詰まれた蛸壷を船に積みこんで、明後日からいよいよ蛸壷漁、

ここらへんでは‘たこぐり’と呼ばれる漁が始まります!

こちら、地元の先輩で生粋の漁師さん、つかさ君です。

馴れた縄さばきで仕掛けの準備に追われていました。

ここらの海域は潮の流れが速いので身の引き締まった上質の蛸が獲れるんですよ。

 

そんな作業を手伝うのはおやっさんとおばちゃん・・・

けんちゃんおっちゃんはこの道60年以上のベテラン漁師、この海域を知り尽くした漁師眼で

釣り船も引き受けてくれています。

釣り客からの信頼も厚く船を操りながら、狙う魚によって良いポイントに案内してくれます。

宿泊込みの釣り船をご希望の方はぜひぜひ・・。

当館ではそんな釣り船のお客様には朝食の代わりに、創業以来変わらず用意している

梅干の入ったおっきな焼きおにぎりにおかずの付いた‘釣り船弁当’を持っていってもらってます。

鳴門海峡の袂でそんな釣り船、楽しんでみませんか?

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

 今日もクリックおねがいします。。m(_ _)m

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒天の一日

2011-05-29 20:44:21 | 旅館のお仕事

季節外れの台風の影響で今日は朝から強い雨が降り、夕方からは風も出てきました。

今日は息子二人の柔道の大会でしたが、出発前に流れてきた大雨警報で中止に・・。

今年は役員(あまり、参加できてなくてスイマセンm(_ _)m)もあたっており、

妻は久しぶりに応援にいけると早起きして準備していましたが残念そうにしてました。

 未だ未勝利の次男坊、次こそはっ!と意気込んで(いるのは親だけ?^^;)いましたが

中止にならずに来週に持ち越しとなったのでほっと一安心(^_^;)

 

そんな荒天の日曜日でしたが、お昼に常連様2組、夜は修学旅行の乗務員さんをお迎えしました。

 この時期でもしっかり詰まってます鱧の子は落とし身、人参、三つ葉といっしょに玉子でとじます。

椀物には焼き骨でしっかりとった出汁を整えて澄まし仕立てに。

 吉野葛で旨みを包み込んだ鱧はつるっと食感も楽しいです。

締めには香ばしく照り焼きにした鱧を押し寿司にしてお味噌汁と一緒に召し上がっていただきました。

年に数回お越しいただいているこちらのお客さま。

神戸の長田でお肉屋さん兼洋食屋さんを経営されており、

今回も特製のハンバーグと焼豚をお土産にいただきました。

夜に従業員のみんなで美味しくいただきました。

谷池さん、ありがとうございました~。

家族で休みがとれたらぜひ、お伺いさせていただき、名物のビフカツ食べたいと思っております。

 

 夕方には雨も小振りに・・週末はずっと雨に降られましたがここら辺は被害もなくほっと安心。

5月の台風、こんな異常気象はカタチを変えて例年起こっているような気がしてなりません。

日本の気候がどんどん南下してるような。。。

なんか、ちょっと心配ですね。

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

 今日もクリックおねがいします。。m(_ _)m

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必要な時、必要な分だけ・・・

2011-05-28 22:46:10 | 調理場奮闘記

季節外れの台風の接近で今週末は生憎の雨模様。

それでも、島外からたくさんのお客様にお越しいただいております。

本日一番ご予約が多かった淡路牛とおまかせ島サラダ付きのコース、のおまかせサラダ。

赤い大杯でお出ししていましたが、今日から涼しげにガラス鉢にて。

 

そんなサラダを彩るお野菜は当館の自家菜園より・・・

必要な時、必要な分だけ・・・

ラディシュにレタス菜、バジル、ルッコラ、サラダバーネットなど・・

今は松帆脇田の佐藤農園の有機栽培の新玉、地元阿那賀の灰干しわかめ、隣町丸山のちりめんに

あわじ島レタスを使っておりますが、その彩りを飾るお野菜はなるべく自家菜園から出していきたいと・・。

トマトもいくつか、実を付けてきました。。。もうすぐです♪

 

摘みたての彩りもぜひ、召し上がってくださいね~。

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

 

ぽちっとおねがいします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅の塩漬け

2011-05-27 19:16:17 | 旅館のお仕事

今日は仕事の合間に先日いただいた梅を梅干しに漬けるために塩漬けにしました。


昨年はあまり採れなかったようですが今年は豊作! 



 綺麗に水洗いして一晩水に漬けていた梅をザルでしっかり水切りです。


 


あら塩をまんべんなくまぶして重しを掛けて漬けこみ、水を抜いていきます。



 一週間程度すると抜けた水分が上がってきて梅酢に、紫蘇を加えて色出しします。


と今回はここまで・・・。


日本が誇るスローフードはじっくり行程を踏まえながら進められていきます。


さぁ、今年もどんな風になっていくか、楽しみです。


 


さて、ここからちょこっとプライベート。


我が家の最近のマイブームは百人一首、息子たちの小学校で流行っているようで


家でも家族でお付き合いを・・・。


最近は五色百人一首というものがあり百ある札を五色の札に分けて対戦するそうで


毎晩妻が読む句に合わせて札の取り合いです。


・・・が、息子たちもかなり句を覚えており上の句でほとんど取られてしまうのがオチ・・。


わたしも中学の時に憶えた句を思い返し、反撃に出ますが焼け石に水。


 


でも、絶対にと取られたくない句。



 ここだけは何としても・・・完全ロックオンで構えます!



が、考えている事はみな同じ・・・。


もう、読み手にコンバートしよかな・・・^^;


 


 


にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村


ぽちっとおねがいします

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鱧、はじめました

2011-05-26 21:17:18 | 調理場奮闘記

今日から淡路島も例年より早く梅雨入りしました。

春の長雨が頻繁にあった5月、そのまま季節は梅雨に突入です。

庭先のツユクサもたくさんの雨を受けて白い花を咲かせていました。

 

さて、そんな本日は地元のご宴会・・・

お刺身には脇盛りにこれからのお魚、アブラメの姿も・・・

磯魚のお刺身のなかでは個人的にも大好きなお魚、もっちりとした食感がたまりません。

 

これから、磯のお魚も梅雨の雨を受けてグンと美味しくなりますが、

淡路島では何と言っても今からは‘鱧’なのです。

 

今日は今シーズン初めての鱧料理のお客様、関東からお越しいただきました。

6月からを予定していましたが、水揚げも安定してきましたのでお客様のご要望で急遽前倒し。

 

そんな当館の鱧料理には今年も鱧刺をお出しさせていただきます。

大ぶりの活け〆の脂ののった部位を一枚落としにして

梅肉醤油と梅ドレッシングで召し上がっていただきます。

 

もちろん、鱧スキ鍋もたっぷりと・・・(これで2人前です)

・・って、もうちょっと上アングルでしたね(;^_^A

焼いた骨からしっかりとった出汁で旬の淡路玉ねぎとごいっしょに!

淡路島の鱧と玉ねぎ・・・抜群の相性は抜群のタイミングで旬を迎え出します。

 

その他、小鉢、焼き鱧と胡瓜のザク、前菜、鱧椀、湯引き、唐揚げ、天婦羅、味噌汁、西瓜と盛りだくさん!

ご予算に合わせて、鱧の親子とじや鱧しゃぶ、鱧寿司なども付けさせていただきます。

今年も品数、ボリュームたっぷりで淡路島の夏を満喫できるコースとなっておりますので

ぜひ、お仲間をお誘い合わせの上、お気軽にご予約いただければ幸いです。

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

ぽちっとおねがいします

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅、いただきました

2011-05-25 21:42:50 | 旅館のお仕事

今日はこの時期にしては少し冷たい風の吹く気持ちの良い一日でした。

こんな日は車の窓をフルオープンにして海辺や山道を走ると爽快です。

 

そんな山道で足を止めて天を見上げます。

松の老木に蔦が這い緑をコーディネート、ハルゼミが共鳴して少し早い夏を感じさせてくれます。

 

梅雨入り間近の晴天、貴重です。

 

さて、そんな本日は昨日に引き続き修学旅行の乗務員さんにお越しいただきました。

しっかり疲れを癒して、学生たちの素晴らしい旅行のためにがんばりましょう!

 

そして、今日は福良にお住まいの知人の平野さんからコンテナ2杯の大量の梅をいただきました。

伯母の実家で今日は夫婦で頑張って採って来てくれました。

季節ごとに筍やフキや栗、スダチなんかもいただいており、ありがたいことです。

 

そんな梅は梅干しにしたり、自家製梅酒にしたりしてお客様にお出しさせていただきます。

 

まずは、ヘタ(この辺だけの言い方かと思いましたが全国共通なんですね)を

丁寧に取るところから始まりです。

とは言っても結構緻密な作業・・・根気と丁寧さが必要です。

ここから、今年も梅干しや梅酒になるまでを随時追いかけていきたいと思います。

平野さ~ん、大切に使わせていただきます

 

今日は久々、本日のまかない料理を・・・

メバルを二度揚げして骨まで食べれるようにしてから甘酢餡かけに・・・

脇には玉子豆腐と玉ねぎ、そして仕込みて使った人参くずを添えます。

メバルもそろそろ終わりを迎え、淡路島は夏の味覚‘鱧’のシーズンへ突入です。

 

明日は今シーズン初めての鱧料理のお客様、只今水槽にて優雅に泳いでおります。。

明日もしっかりがんばりま~す!

 

 

 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

ぽちっとおねがいします!

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとのためにすることのよろこび

2011-05-24 21:26:53 | 旅館のお仕事

昨夜の宿でのお話・・・

昨日は中学の修学旅行の生徒さんにご夕食をお出しさせていただきました。

みなさん、育ち盛り!食べ盛り!ワイワイ言いながら召し上がられお部屋へ。

片づけ作業も済み、明日の朝食の準備をしようとしている仲居さんに

数名の生徒さんが「お手伝いしましょうか?」・・と。

結構ですよ~、ゆっくりお休みになられてください・・とは言いましたが

せっかくのご厚意、やはりお願いする事になりました。

 

椅子や器を並べてもらいながら仲居さんと一緒におしゃべりしながら作業をしている風景が

とても印象的で心地よい気持ちになりました。

思わず、カメラ!とは思いましたがあまりにもいい雰囲気だったのでそっとカバンに仕舞いこみます。

 そのことを後で嫁に話すと、「旅のしおりに‘宿のお手伝いを率先してするように’と書いてあったよ」と。

「でも、いいやん。そんなええ気持ちになれたんだから・・・」とも。

 

確かに中学の男子が見ず知らずの宿の仲居さんにいきなり「お手伝いしましょうか」と

勇気を持って声をかけるだけでもなかなかのもの・・・。

そういう勇気は積み重なっていつか自然に声をかけたり手を差し伸べたりできるようになるんでしょうね。

 

ひとのためにすることのよろこび

 

まずは知るところから・・・そこから始まりますね。

 

 

 

今朝、元気に出発されました!

K掛中学1組、6組男子のご父兄の皆さま、全員元気いっぱいで旅をしておられます。

残りの行程も素晴らしい旅となりますように。。。

 

 

 

 

一日一回応援クリックよろしくお願いします。 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

そして、今日も読んでくれてありがとうございます

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎と戯る

2011-05-23 22:11:18 | 旅館のお仕事

 昨日は午後より美観味のイベント‘炎と戯る’に参加してきました。

樂久登窯さんにてこの日の為に作られたピザ窯、釜戸、炭火窯の炎と向き合い

料理人たちが島の食材を使ってお料理を仕上げていきます。

 

 

 

スタート前に熾された炎に触発されるように一気にスタッフの動きも引き締まります。

 

わたしがご用意したのは地元の郷土料理‘宝楽焼き’をいつもと雰囲気を変えて、

島のサザエをこのグループのなかで知り合った basilplus の青木さんよりいただいたバジルを使って

釜戸の炎で‘サザエの宝楽焼き バジル味噌田楽’として提供させていただきました。

 

普段、コックをひねると安定して熾る炎とは一味も二味も違って生き物のように立ち昇る炎に

みなさん、個性溢れるお料理でゲストをお迎えします。

 

お料理の楽しみの他にも・・・

今宵限りの料理人同士のセッション・・・こんな光景も会場のあちらこちらで。

 

頬に感じる炎の感触・・・ゲストの方には間近でフランクに調理風景を楽しんでいただきました。

 

そして、このイベントの醍醐味・・・ライブ感!!

 

センターテーブルで取り分けられる技を見ながら対話を愉しみます。

このお客様との距離感はおもてなしをする側としてもとても新鮮で楽しいものです。

 

お料理も終盤の頃には西浦特有の夕日が差し、柔らかい雰囲気のなか

 心地よい風が流れるなか、ゲストと島の素材に感謝を込めてメンバー一同整列して

西村さんの言葉でフィナーレを迎えました。

 

普段とは全く違った炎とゲストとの距離感を楽しみながら意味のある時間を過ごす事ができました。

 

さて、イベント後のお楽しみはゲスト、スタッフ合わせての交流パーティーです(楽しかった~!)

パーティーでは今回協賛していただきました岩屋漁協より高橋さんがさばきました旬のすずきを

王道の宝楽焼、そして荒炊きにしてお出しさせていただきました。

 

当日お越しいただいたお客様、このイベントにお提供いただきました生産者のみなさま、

そして、お手伝いいただきましたスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

 

この経験もまたひとつの自分の財産にして明日の糧にしたいと思います。

 

   special thanks

 

Fisherman 岩屋漁業共同組合のみなさま

Farmer   倭文土井農園 橘さん

Farmer     basilplus   青木さん

Farmer   アスパラ栽培 塩道さん

 

 

Producer               ヒラマツグミ 平松さん

Graphic designer      chikker´s cafe 溝尾さん

Fire  keeper             風の絵 前田さん

MC                        大栄窯業 道上さん

Cameraman        ノマド村 茂木さん

Host  ceramist        樂久登窯 西村さん

chefs                   正寿司 高橋さん

chefs             割烹はと 吉田さん

chefs             スフィーダ 真野さん

chefs             南海荘 竹中さん

chefs                   料理研究家 堀田さん

boulanger         chikker´s cafe 針山さん   

Sommelier        プラザ淡路島 奈良さん

atendant             樂久登窯cafe  Mihokoさん

Hall staff             協力していただいたみなさま

 ありがとうございました

今日も応援クリックよろしくお願いします。 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

今日も読んでくれてほんとにありがとうございます

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慶事の膳

2011-05-22 23:59:59 | 旅館のお仕事

本日はお昼に地元の慶事の膳をご用意しました。

この地域では‘ひあわせ’という風習で子供が生まれたことを身内や親戚たちが

お祝いをする風習で、子供の健やかな成長を願い膳を用意してみんなで集る会です。

 

そんなお料理の前菜には縁起の良い品々を揃えます。

川津海老、菱玉子、黒豆、青梅、鯛の子、三色茶巾、そら豆などを朱の塗盆に・・・

そしてこの‘ひあわせ’に欠かせない品がこの地域の郷土料理‘ちょぼ汁’です。

今回はお客様がこしらえた団子をご用意していただき、ささげ豆やずいきなどを使います。

これにも意味があり、

ささげ豆:  体内の古い血を排出するといわれています。

ずいき:  里芋の茎を乾燥させたもので、植物繊維が豊富で便秘に効きます。

餅米の団子:  お母さんのお乳がよく出るといわれています。

年に一度か二度、学校給食などでも登場するこの郷土料理、掘り下げてみれば意味があり面白いもです。

 

今日も応援クリックよろしくお願いします。 

にほんブログ村 旅行ブログ 近畿旅行へ
にほんブログ村

今日も読んでくれてほんとにありがとうございます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする