梅雨真っ盛りでジワジワと体力を奪っていく季節ですがいかがお過ごしでしょうか？
そんな厚い雲が空一面を覆う一日でも、毎日一度はスカッと青空がやってきます
ジリっと日差しは強めですが、風が少しだけ爽やかになる瞬間 …
なんか、ほっとしますね^^
２週間前までの空梅雨では、かなりいじけてたアジサイですが
只今、菜園の隅で咲き誇っております
生けたり飾りに使ったりしていますが今年は手に余ります
地域の周りでは田植えも終わり、ここらへんの農繁期はほぼ終了ということで
今週あたりから地元のご宴会が増えてきまおります
法要、農会、婦人会、定例会など農繁期には敬遠されていた各種会合などが
これから少しの間ですが集中する時期でもあります
今夜はいつもお世話になっております大工さんも …
毎回、僕が提案するほぼ読めない走り書きをすべて理解してくれた上で
利便性を兼ね備えたデザインに仕上げてくれる僕にとって有難い人です
今度は、何を作ってもらおうかと密かに企みながら夏をがんばります！
この時期になって調子があがってきたのは蛸
大きさも申し分なく、足の肉付きもしっかりしております
今日はお昼と夜にご宴会があり、水槽から引っ張り出して湯引きに …
只今、絶好調の鱧とご一緒に夏の湯引き２種盛り
辛子酢味噌と梅肉味噌、どちらかお好きな方で …
そんなお昼のお客さまは岡山の同業のみなさまがバスチャーターで
お店の常連さまを連れて来てくださいました
いつも元気をいただいており、良き先輩でもあります
もう少し近ければ～（結構、遠出ネガティブなもんで^^;)というのはありますが
今年は秋に改装もありますので、また寄せていただこうかと思っております^^
こんな愉しみな予定をこれからどんどん増やしつつ
それを糧に夏をがんばります！
朝から冴えないお天気でしたが、午後から爽やかな風が吹き始めたと思うと
一気に空が開けて、夕方には羊雲から入道雲まで賑やかな夕空となっておりました
本日お泊りのお客さまも、夕食を遅めに変更して
近くの平磯まで夕空を観に行っておられました
梅雨時季の雨上がりの夕方はとても幻想的なのであります^^
そんな本日のお客様より
京都からふぐと鱧の季節に何度もお越しいただく馴染みのお客様
ここ数年の鱧のご予約なら、もれなく鱧刺し１人前追加と鱧肝少しのリクエスト
食感は牛のレバ刺しに似てしっかりしていますが、口にするとやはり魚の肝
ただ最近はわさび醤油より、ごま油と塩というまさにレバ刺しの召し上がり方で …
水槽から〆て５時間以内のものを血抜きしておりますが
個体によって小さかったり血がにじんでいたりしますので
次第点のものがあれば、事前に連絡いただければ見ておきます
なければ、ごめんなさいなのであります
一昨日より、淡路島と和歌山県を結ぶ航路が試験的ではありますが復活しております
洲本－深日航路は明石海峡大橋の開通などで平成１１年に廃止されましたが
今回、社会実験として航路復活の足掛かりとなるための一時的措置だそうです
廃航当時と比べても、この島を取り巻く背景は変わり
関空からのインバウンドやサイクリストの島としての
新たな価値がより便利で快適な方向へと向かっていくことに期待して …
当館までは、洲本港でレンタカーを利用されるか、または
路線バスで終点の福良までお越しいただければお迎えにあがりますので
今までぐるっと周ってお越しいただいてたお客様 …
どうぞご活用くださいませ^^
昨日厨房の勝手口から届けてくれたのは、賀集農園のおばちゃん
今年も、“あるだけ分けてよ～”って、お願いしてたのは …
梅とスモモの交配種、ツユアカネ
昔、当館で結婚式を挙げられたのがキッカケで４年ほど前から届けてもらってます
これを、果実酒にすると梅の風味と甘酸っぱいスモモの酸味がとてもよく合い
また、色もとても澄んだ品のある赤がお客さんの好評なのであります
今年はがんばって８キロ分けてくれたので、×1.8ℓで約１５ℓ本日仕込みました
仕上がりは半年から１年後 …
在庫は一昨日、最後の瓶のふたが空きましたので残りわずか
ぜひ、どうぞ
終日の雨予報も、時折晴れ間も見えるほぼ雨ナシの週末の日曜日 …
ただ、蒸し暑さと終日煮炊きの火が消えることのない厨房で
７月までは我慢していた空調のスイッチに手が～！
僕の強い意志なんて、結局こんなもんです～^^；
そんな本日のお客さまより
地元の消防団が操法大会の慰労でお昼過ぎに …
お酒優先の宴会なので、お料理はアテ感覚で大皿でいろいろと！
３０代前半が多い世代なので、毎回料理の進み具合で献立を変更しております
前回の冬はブリ大根を出しましたが、あまり手を付けてなかったので
今回は肉っ！で煮物をご用意しました
淡路猪豚の角煮
毎回、きれいさっぱり食べてくれる椚座牛のローストを２割増しで～
“活魚料理”と掲げてて内心複雑な心境でありますが
料理の幅を広げてくれるのは、いつもお客さん
いつまでも“応えたい”という気持ちはずっと持ち続けていきたいと思います
最近の土曜日の朝は朝食のお味噌汁の鰹出汁といっしょに
焼いた鱧の中骨を昆布出汁で煮出すところから始まります
沸かさないようにじっくり弱火で半分ほど骨が底に沈むまで …
まさしく骨の髄までじっくりじっくりなのであります
そうやって煮出したお出汁と鰹出汁を合わせて味を調えていきます
ひと煮立ちさせてからは味見して微調整しますが
すき鍋出汁はこの時点で完成させてはなりませぬ
後から入る鱧の身の旨み、牛蒡の野性味や、玉葱の甘味などを割引しつつ
炊くことで詰まる出汁の濃度に鰹出汁を割り増ししながら味を決めていきます
ある意味、引き算仕上げ
具材が入りお鍋でひと煮立ち、蓋を開けた瞬間がほんとの完成！
〆はぜひ、おそうめんで！
今宵は雑炊になさるお客様の方が多かったのですがそれもまた、好み …
愉しみ方はいろいろであります^^
明日より、地ビールもリストに載せます
あわぢビール
ピルスナー（真ん中）
チェコ.ビンゼン地方発祥の世界で最もポピュラーなビールです
香り高いアロマホップを使用し、低温で長期間熟成させることにより
爽快な喉ごしのある商品に仕上げました
和食にも洋食にも合う、くせのない味わいです
淡路米仕込ピルスナー（左）
温暖で太陽の恵みをふんだんに浴びた淡路島産のキヌヒカリを使用し
あっさりとした口あたりで苦みも少なく飲みやすく
ほのかに感じるお米の甘味と香り、のどごしも爽やかな商品に仕上げました
島レモン（右）
瀬戸内海式気候で育った平岡農園さんの香りの強いアレンユーレカレモンの
レモンピールのみを使用して仕上げた発泡酒
の、今回は３種類を試験的に置かせていただきます
蒸し暑いじっとりするような季節に入り、ますますビールの美味しい季節がやってきます
最初の一口目に“地ビール”でスタートっていうのもいいですね
空梅雨が続き昨日の雨から本格的に始まる頃になって
宿の脇に植わってるスモモの実がようやく赤く実り始めました
今年は昨年の分までものすごくたくさんの実をつけており
枝の部分で実り始めたところもあり、今日から収穫していきます
完熟すると自然に落ちるので、それまでに剪定や高枝で地道に採っていきます
今の時代、品種改良などでより甘くて美味しい果実はたくさんあり
昔からの在来種が世に出回ることが少なくなった昨今ではありますが
それでも、昔懐かしく控えめな味に興ずるみなさまも少なくないかと思い
季節の果物の脇にあるだけですが少し添えさせていただこうかと …
今日は終いに近づくビワのお隣さんに^^
今年は収穫量が多そうなので、使った残りは漬け込んでスモモ酒に挑戦してみようかな、と
美味しくできたら飲んでくださいね～^^
積み重ねているワイン会を参考に、本日よりワインリストが変更になっております
基本的に泡・白・赤を２本ずつ（ご要望があれば、個人的なストック出してきます）
一本は当館のお料理に合いそうなもの、もう一本はワイン単体で美味しく飲めるもの
合わせるお料理はお造りに宝楽焼き、鱧すき鍋、牛肉、アラ煮など
で今回、新たに入れ替えたのは泡と赤、一本ずつ
前回のワイン会で次第点だったので、今回初めて入荷させたシャンパーニュ
シャンパーニュ・ピオロ・キュヴェ・ド・レゼルブ
赤の単体飲みでご用意したのは今回初めてのスペイン産
レイシス・デ・ガルナッチャ
今回より、ワインリストのなかに僭越ながら私めのテイスティングコメントを
ちょこっと加えさせていただいております
ご参考半分、あとは直感でどうぞ^^;
