淡路島の一期幾会(旅館若潮ブログ)

活魚料理旅館 若潮 で日々のお仕事を通じて”淡路島の魅力”を伝えていきます

お世話になったあの方に・・・

2010-06-30 21:20:53 | 旅館のお仕事
本日は仕事の合間にいつもお世話になっている農家の皆様に

鱧すき鍋のセットを仕上げてお届けしました。


玉ねぎや大根、山芋、白菜、キャベツにレタスなどなど

丹精込めて作られた淡路島のお野菜を惜しみなく

おすそ分けして頂いている事への我々なりの感謝のカタチです。

農繁期を終え、畑仕事も一段落しておられることでしょうね。

どうぞ、お宅でまったりと島の夏を楽しんでくださいね。






さて、昨日は夕方から瓦人さんじゅんべーさん、山下さんの4人で有馬にありますリゾートホテル

有馬六彩さんへ行ってきました。


有馬温泉を見渡す高台に建つコチラのホテルはスッキリとしたモダンな造りに

四季の移ろいを感じさせてくれる演出が随所に表れていました。



そんなホテル内にあります‘日本料理 澪里’へ


カウンターでのおまかせコースを堪能しました。

こちらのお店では淡路島のお魚を中心に使ってくれているそうです。

なんか、嬉しいですね・・・。


また、明日(今日)の30日、夏越の祓(なごしのはらえ)に因んでこんな一品も・・・


‘産土の夏越の祓ひする人は千歳の齢延ぶと言ふなり’


高温多湿の夏を迎えるこの時季にあたって衣食住を含めた祓い清めを行い、

これまでの無事を喜び、これからの疫病を予防するという意味合いで

茅で作った大きな輪をくぐる“茅の輪くぐり”が行われるようになったそうです。




そんな演出もありながらも・・・


見立ての愉しさや斬新な手の加え方などを堪能しながら良い過ごす事ができました。



さてさて、そんな有馬からの帰り・・・

決勝トーナメント、パラグアイ戦の一時間前の明石海峡大橋は見事なジャパンブルーが煌いていました。

善戦及ばす負けはしましたが、よく頑張ってくれましたね!

感動をありがとう!岡田JAPAN!!!





がんばった日本代表に賞賛の拍手と・・・
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インター下りたら2分で海水浴・・(笑)

2010-06-29 17:03:08 | 淡路島の風景
梅雨の長雨から一転、蒸し暑い日が続きますが、体調管理はしっかりしてますか?

この鬱陶しい梅雨が終わればいよいよ、夏本番ですね♪

当館正面に観る鳴門海峡にもちらほらと小さな入道雲が顔を出し

淡路島はこれから一気に夏へと加速していきそうな勢いです!


さて、そんな前フリも早々に・・・

これから淡路島を訪れるお客様に当館最寄の海水浴場のご案内です!




関西圏からでしたら淡路島の最終のインターチェンジ、淡路島南ICを下りてすぐ・・・

眼下にある漁師町、伊毘地区にあります“伊毘うずしお村海水浴場”はここから車で2分!


綺麗に整地された白い砂浜に透明な海・・・

当館からも車で5分という近さから毎年多くの海水浴客で賑わいます。

27日(日)には海開きも行われ、この浜もいよいよ海シーズン到来ですね。

そんな様子を紹介した“うずしお村管理人さんのブログ”はコチラをクリック→


この浜の良いとこをいくつか紹介♪

まずはなんと言っても、このロケーションですね!

世界有数の潮流の速さを誇る鳴門海峡をこんな風に間近で臨むことが出来るんですよ~。


また、温水シャワーやトイレも完備、そして駐車場(一日700円)から浜が近い!

これも海水浴選びのポイントのひとつかと・・。(わたくしだけ・・?(笑)いえいえそんな事無いはずです)

漁師町らしく漁船の大漁旗も威勢良く・・・。

そして、隣にオートキャンプ場も隣接しているのでアウトドア派なあなたもグッときますよ♪


もちろん、この潮流のお陰で海水は澄んで綺麗ですのでお子様連れのお客様にも人気なんですよ!

最後にもうひとつ!

インター下りたら2分で海水浴!(・・玄関開けたら2分で・・こんなフレーズありましたよね・・笑)

ちょっと泳いでから帰ろうか・・ってな感じで気楽に寄れる“伊毘うずしお村海水浴場”

是非、今年の淡路島の海水浴のご参考にどうぞ!


詳しい内容はコチラをクリックしてくださいね→









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地元阿那賀の棚田の夕景

2010-06-28 17:59:35 | 淡路島の風景
一昨日の暴風雨で綺麗に洗い流された空・・・

昨日の夕刻、空が焼けていたので仕事の合間にバイク(原チャリですが・・笑)を飛ばして

地元、阿那賀の田園風景が見渡せる高台へ・・


夏の奔りを予感させる雲と対面の山並みを田園の水鏡が映しだしました。

この時季限定の地元、阿那賀の棚田の夕景です。



一ヶ月ほど前、当館に一本のお電話が・・・

この地区で育ち、今は遠く関東で家庭を築かれている女性の方からでした。

なかなか淡路島に帰る事もなくなり日々の生活に追われ生活をしている時に

ふと、このブログを見つけて郷里を懐かしんでくれているそうです。




「私らが子供の時とあまり変わりませんね。」




向こうの生活が長いせいか地元特有の荒々しい方言を全く感じさせない口調・・・

それでも、少し嬉しそうに感じられたのは、郷里の想いが色褪せずにある安堵の気持ちからでしょうか・・・。




子供の頃もこうして水の張られた水田に映された夕焼け空が消え

日が暮れるまで遊んだ‘いかんだん(伊加利谷)’からの風景も

きっと遠い記憶の奥底に大切に仕舞ってあることでしょうね。










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巡り巡って・・・

2010-06-27 20:46:56 | 調理場奮闘記
昨日の荒れたお天気から一転、今日は日差しが戻った良いお天気でしたね。

しかし、外を吹く風はまるで熱風・・・

温度管理された調理場にこもり、ふと外に出ると体が溶けそうな感じさえ覚えました。(汗)


さて、そんな蒸し暑い本日はフル回転でお昼のご宴会の準備に・・・

朝一に昨日からキープしていた、とっておきの磯魚を水槽から揚げ、お刺身にしました。

重量1.6キロ、大ぶりのアブラメ!梅雨時期に旬を迎えるこのお魚、腹周りもしっかりしてて申し分ありません。



そして、これから旬を迎えるスズキ・・今シーズン初のお目見えです。


しかも、2.5キロ以上の大物を2本!これも間違いありませんね♪

こちらのスズキは本日すべてのおまかせ会席のお刺身としてお出ししました。

ほんのり赤見掛かっているのが脂です。

スズキはもっちりとした歯ごたえと淡白ななかにも後から口に広がる上質の脂が魅力のお魚です。

これから夏にかけて味がしっかりとしてくるお魚・・

必要以上に脂がのり出したら‘洗い’にして梅肉醤油でさっぱりと召し上がっていただきます。

磯魚にとっては梅雨は一番良い時期、山からの養分が河口で上質で豊富なプランクトンを育て

それを餌にする小魚や海老を食べる磯魚・・そして、その磯魚を口にする我々。

不快な梅雨の長雨も巡り巡って我々に恩恵を与えてくれていると思えば、

少しは我慢出来るかな・・・なんて(訳ないか・・笑)

そんな一日も無事終了~!

本日もご来館まことにありがとうございました~!






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梅雨の荒れ間・・?

2010-06-26 23:22:27 | 調理場奮闘記
今日は一日中暴風雨に見舞われた生憎のお天気でしたね。

こんな日は島の穏やかな風景は伺えません・・。


今朝、自宅の洗面台の窓からの風景・・豪雨です。。(汗)

お隣の古寺の庭になった木も引きちぎられそうに・・それでも必死でこらえていましたよ。

梅雨の晴れ間は一昨日でしたが・・・今日は梅雨の荒れ間。。いろんな意味でご勘弁を・・。(笑)




さて、そんな本日・・こんな天気ではありましたが島内外からたくさんのお客様にお越しいただきました。

本日のおまかせ会席のお刺身は紫陽花をあしらい、こんな感じにしました。

梅雨時期が旬のアブラメも美味な皮を添えて・・紫蘇の葉はもちろん自家菜園からです。

お泊りの活き造りもこんな天気でしたが、あらかじめ魚屋さんにキープしてもらっていて問題なしでした。

こんな豪雨の日にも関わらず、こうしてご来館して頂いて本当にありがとうございました。

お天気の事とはいえ、少し気が引けるのは職業柄ですね・・。




そんなお客様のお料理をお出しした後は明日のお昼の準備をみっちりと・・・。

本日最終の仕込みは・・・

水槽から大ぶりの鱧を揚げて小鍋にしました。

ちょっとグロッキー気味ですが、明日もがんばりま~す!









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鱧と玉ねぎ

2010-06-25 21:33:58 | 調理場奮闘記
梅雨の中休みから一転、またも曇天広がる梅雨空に体が少し重い本日。

でも、理由はそれだけではありませんよね・・そう、多分みなさんも同じのはず・・。

今朝未明のデンマーク戦に合わせて目覚ましをかけ、小さな音量でひっそりとサッカー観戦。

勝利の余韻で二度寝も出来ず、何度も流れるゴールシーンを観てはニヤリ♪



ほんま、よかったですね~!






さて、淡路島ではようやく農繁期も終わりを迎え、植えたての田園の広がる長閑な風景になってきました。



これからは地元のお客様の‘泥落とし’と呼ばれる近隣農家さんの打ち上げ会に始まり

夏休み、初盆、お盆休みとここから2カ月が勝負の時期に入ります。


と言うわけで本日は週末のお客様の準備や夜のご宴会の仕込みをみっちりと・・・


お昼過ぎにやってきた福良産の活き鱧・・・

雨がシトシトと静かな音とたてるのをかき消すような、料理場の夏の音、

                     ≪ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ・・・・・・≫

                  皮一枚を残し、骨を落とす音をリズムよく・・・。




本日は宴会、お泊りとすべてのお客様が鱧料理でした。




いつもは前を陣取る鱧の身を後ろに下げて・・・と、

今日は鱧スキ鍋のお出汁を引き立てるお野菜達がセンターを獲りました!



淡路島の鱧スキには欠かすことのできない“淡路玉ねぎ”は少し控えた鍋出汁に

自然の甘みを加え丁度いい具合になる為の布石といっても過言ではありませんね。

不思議な事に鱧のお出汁も淡路島の玉ねぎの甘さを引き立てるいい脇役でもあることは言うまでもなく・・。





鱧と玉ねぎ・・・同時期に旬を迎える島の夏の味、

今年もしっかり堪能できるコース内容となっていますよ~!








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新ショウガを酢漬けにしました

2010-06-24 18:20:42 | 調理場奮闘記
久しぶりに梅雨の中休みとなり、気持ちのいい青空が広がりましたね。

こんな日は窓をフルオープンにして館内に風を通します。

週末のお客様のお部屋の点検を兼ねて女性陣が朝から活動的に準備をしておりました。

もうすぐ、海開きですね!

それに合わせて梅雨も明けてくれればいいんですが、まだ先のようにですね・・。




さて、そんな本日のお仕事から・・・

昨日仕入れた和歌山産の新ショウガを酢漬けしました。

新ショウガは9~10月に収穫される老成生姜の上の部分にできた新しい根の部分を

先に刈り取ったもので、一般的な老成生姜に比べ辛味が穏やかで、瑞々しさが特徴です。

柔らかな歯ごたえがあるのでこの時期に酢漬けとして、各料理屋さんはもちろんの事

家庭でも自家製に漬けられているこの時期ならではのお仕事です。




まずは新ショウガを薄く皮を剥きしますが、歪で刃の通りにくい所は皮が軟らかいのでで

割箸やナイフでこそぎ取って大事に使います。


皮剥きが終われば、火の通りやすいカタチに切って塩で一度〆ます。

こうすると長く風味や歯ごたえが残るんですよ。


これで冷蔵庫で一日寝かし・・・・

たっぷりのお湯に少し酢を合わせて湯がいていきます。

この時の火加減が大事なポイント。

中まで火が通るくらいで引き上げてそのまま自然に冷まします。

茹ですぎると歯ごたえも風味も飛んでしまうので余熱も計算して気持ち早めに。



すっかり冷めたら特製の甘酢を合わせて・・・

一ヶ月ほど漬けこめば完成です。

色合いを加えるのに只今漬けている梅の上澄(梅酢)を少し加える予定ですが今日のところはここまで・・。



一般的に家庭で漬けられる新ショウガはスライスしてさっと火を通し水気を十分取って

漬ける方法がありますので、この時期スーパーで見かけたら是非挑戦してみて下さいね~。


私もネットでいろいろ見てみましたが、各家庭でのこだわりや一工夫が面白いですね。



この新ショウガの酢漬けは鱧寿司や巻き寿司に添えたり、千切りにして昆布〆した魚に巻いて

酢の物としてお出ししていきますのでお楽しみに♪







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不思議で心地よい感覚

2010-06-23 21:00:40 | 旅館のお仕事
まだまだ、梅雨模様の晴れる事のない本日。


揺らめく水面を映すのは見渡す限りの曇り空です。

まだまだこんなお天気が続きそう・・少しウンザリしてきましたね~。



さて、本日は馴染みのお客様がおまかせ会席でご来館です。


蒸し暑いこんな日は目でも‘涼’を感じていただこうとガラス鉢に氷を敷きつめ

菜園のバランの上にお刺身を盛りつけてみました。

彩りを添えるのは、淡色の花を咲かせた紫陽花で・・。


蒸し蒸しと日が続きますが、みなさん体調を崩さぬよう気を引き締めていきましょう♪



さて、昨日隣の丸山地区で旅館を営まれています‘南海荘’さんの改装の打ち上げ会に寄せていただきました。

同級生で同業、常に意識しながら高め合う友人がいる事にも恵まれ・・・

そんなじゅんべーさんがこの度、特別室や館内に淡路島で活躍される作家さんと組んで

新しい宿作りをやり遂げました。

昨日はそんな作家さんたちへの感謝を込めた慰労会でした。


そんな席でじゅんべーさんが感謝を表現する‘おもてなし’はやはり・・・

淡路島の素材をふんだんに使ったお料理の数々です。

≪淡路ビーフ イチボのローストに島菜園さんの完熟トマトを添えて≫



≪淡路鱧、赤ウニ、トツカアジ ハリイカ、地ダコのサラダ≫

私もなにかお手伝いをと・・・

(ただ、ご馳走になるのもなんなので・・汗)



彼の仕上げた料理を受け、ゲストに配膳にする

そんな普段ではあり得ない感覚が心地よく

お客さんの前に置かれた瞬間に起こる歓声が自分の事のように嬉しい、

なんとも、また違った意味での面白い時間を過ごせました。



もちろん、彼の料理の腕前を再確認し、負けん気と良い刺激を受けながら

彼を中心に集まる人の縁のなかで酌み交わすいい時間を楽しませていただきました。



そんな彼の宿のHPはコチラをクリック→うずしお温泉 南海荘

そして、人柄の溢れるブログはコチラをクリックしてみてくださいね→淡路島の風












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自家菜園の一番生り

2010-06-22 16:22:45 | 旅館のお仕事
今日は梅雨の雨でひとまわり大きくなった自家菜園の野菜達をご紹介。

真ん中でこの時期を彩る紫陽花の花は満開です。

生い茂る草木の‘わさわさ’に涼しげな雰囲気を与えてくれる良い存在。


一日二日見てないとグンと大きくなっているのがよくわかるようになってきました。

朝イチの日課となってきました紫蘇摘みもだんだん追いつかなくなってきています。

もっと、たくさんのお客さん呼びなはれや~!って、軽くプレッシャーをかけられているようで・・。(汗)

そんななか、本日見つけた一番生りのピーマンです。

サラダや淡路牛鉄板焼きのつけ合わせに使っていきます。

また、トマトもたくさんの実を付けはじめてきましたよ~。

赤く色付いて美味しくなるまでここからもう2週間。

まだまだ、初々しく・・・

小さなうぶ毛が梅雨の晴れ間に差した光で輪郭を輝かせていました。





当然、こんな小さな畑ではすべてのお客様のお野菜を賄えませんが

ちょっと欲しい時や彩りを足したり、もう一品付けたい時などに重宝してます。

また、真似事でも育てる苦労や収穫の喜びを感じられる事で日々向き合っている素材たちを

大事に感謝して使う心が自然と浸透していくという意味でも一役買っているのは最近良く感じます。


プロの農家の皆さんが丹精込めて作られたお野菜に比べて少し不格好ですが

そんな野菜に出会ったら、この小さな畑をイメージしていただければ嬉しいですね♪









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鱧の脂

2010-06-21 21:24:48 | 調理場奮闘記
先週始めからどんよりとした梅雨空が続きますね。

今日も画に描いたような曇天・・そんな本日はこんな天気なのでぱっとしませんが‘夏至’なんですって。

そんな日に是非、夕景が差した地元の田園風景を収めたかったのですが・・残念。

ポイントまで決め打ちして後は天気次第・・・

先週末にほぼ、一斉に田植えをされて広がる水鏡です。

週末までに良い夕陽を連れて来てくれないかな・・・なんて、ちょこっと期待してるんですが・・。(汗)



さて、そんな本日はお泊りのお客様はお馴染の鱧料理のお客様です。



体に少し黄色身がかかり出したら脂がのってきている証拠です。

そんな鱧は鱧すき用に身取りする以外に、お刺身にしているんですよ。



皮が堅いので湯通しして柔らかく、そして一枚落としにしてこうして盛りつけます。


断面に赤見がかった黄金色のテカリが浮きだしているのが鱧の上質な脂なんです。

        ≪少し写ってるの分かります?≫

特製の梅肉醤油にちょんとつけるとさぁ~っと広がる脂は

口にしても脂という感覚はなく、鱧の旨みそのものなんですよ。


これから梅雨時期を越えるともっと旨みの増す鱧、是非お試しくださいね!










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