淡路島の最西端、鳴門海峡を見渡せる風光明媚な観光スポットとして
毎日たくさんの観光客の訪れる門崎(鳴門岬)
今日はひと昔前の門崎(鳴門岬)についてご紹介します
今を遡る事120年・・・
明治時代後半、日ロ戦争が開戦され大阪湾防衛の為の敵艦の進入を防ぐために
紀淡海峡を守る由良要塞と共に鳴門要塞が築かれました
切り立った断崖絶壁からの鳴門海峡
大小あわせて4か所の砲台の海路からの荷揚場とされたのが門崎の袂、福良の鳥取地区
波の浸食はあれど、今でもその名残りを伺い知る事ができます
海に続く石畳
荷揚場から岬に繋がる自然道の脇にはその時の時代を象徴する数少ない跡があります
レンガ作りの頑丈な建物の跡、
当時の砲台の火薬庫です
今はひっそりとその名残りを象っています。
100年以上経ち、戦争の形態も随分変わり今ではボタンひとつで決着が着く時代・・・・
なんか、とても怖い世の中ですね
≪見上げる空がいつまでも青く高くあってほしいものです≫