2001年の暮れから、インドネシア 東カリマンタン州 バリックパパン市からサマリンダ市の方向へ郊外に向けて30KM行ったところから、少し中に入ったところで植林をやっています。
この道路は「サマリンダ街道」と呼ばれています。
2000年にバリックパパン市の市長にお会いして植林の寄附を行いました。
それはジャワ島から移住して来た農民たちのコミニティー林へと
手渡され植林が実行されました。
そんな関係でバリックパパン市の職員とのやり取りをする中で、
観光局の職員が会いたいとの連絡がありました。
「あなた方日本人なら知っていると思うけれど、日本人戦没者の慰霊碑が海岸線に あるんですよ。」
「え!そうなんですか?」
「それがね、周りの農民が慰霊碑の土地に侵入してきて荒れ放題なんです。」
「あなた方に本人なら、そこを整備するようにしてください。」
そして、「平和の公園のようにしてはどうですか?」
と言うお話しでした。
慰霊碑の存在を知らないで植林をするためにバリックパパンに通っていた
自分が、日本人として恥ずかしい思いをさせられました。
帰国して厚生労働省や昔を知る各方面の皆さんに聞きとりを行いましたが、
厚生労働省はその存在も知りませんでした。
役人の無責任体質の現れで、なんとも情けない話しです。
他の方々の情報で民間人の方が建立した碑であることがわかりました。
その場所は捕虜収容所でここでたくさんの方が命を落とされ、バリックパパンの
戦闘では10000名余りの方が生命を落とされた事を知りました。
そして、サマリンダ街道を敗走する中でマラリア、赤痢や飢えで餓死された方がたくさんおられたそうです。筆舌し難い状況であったようです。
戦闘の詳しいお話は次回に述べさせていただきたいと思います。
そのためにこの街道を「地獄街道」と呼ばれていたそうです。
その沿道には今も遺骨が残されているようです。
地獄街道の沿線で自分たちが植林をさせて頂いているのは、
先の戦争で命を無くされた英霊の皆様の存在があって、
自分たちの今があることを知らされました。
慰霊碑の存在を知ってからは、訪問の都度慰霊碑に
ご挨拶をして植林地に向かうようにしています。
過去、約16回ツアーの皆様にもご案内をさせた頂いています。
資金的な問題で十分には対応はできていないのが残念ですが、
自分たちなりに訪問した時は清掃したり、
草木を植樹したりをして献花をするようにしています。
過去から現在にまで繋がる命の大切さと日本人を
改めて感じさせられた思いで話しです。
この道路は「サマリンダ街道」と呼ばれています。
2000年にバリックパパン市の市長にお会いして植林の寄附を行いました。
それはジャワ島から移住して来た農民たちのコミニティー林へと
手渡され植林が実行されました。
そんな関係でバリックパパン市の職員とのやり取りをする中で、
観光局の職員が会いたいとの連絡がありました。
「あなた方日本人なら知っていると思うけれど、日本人戦没者の慰霊碑が海岸線に あるんですよ。」
「え!そうなんですか?」
「それがね、周りの農民が慰霊碑の土地に侵入してきて荒れ放題なんです。」
「あなた方に本人なら、そこを整備するようにしてください。」
そして、「平和の公園のようにしてはどうですか?」
と言うお話しでした。
慰霊碑の存在を知らないで植林をするためにバリックパパンに通っていた
自分が、日本人として恥ずかしい思いをさせられました。
帰国して厚生労働省や昔を知る各方面の皆さんに聞きとりを行いましたが、
厚生労働省はその存在も知りませんでした。
役人の無責任体質の現れで、なんとも情けない話しです。
他の方々の情報で民間人の方が建立した碑であることがわかりました。
その場所は捕虜収容所でここでたくさんの方が命を落とされ、バリックパパンの
戦闘では10000名余りの方が生命を落とされた事を知りました。
そして、サマリンダ街道を敗走する中でマラリア、赤痢や飢えで餓死された方がたくさんおられたそうです。筆舌し難い状況であったようです。
戦闘の詳しいお話は次回に述べさせていただきたいと思います。
そのためにこの街道を「地獄街道」と呼ばれていたそうです。
その沿道には今も遺骨が残されているようです。
地獄街道の沿線で自分たちが植林をさせて頂いているのは、
先の戦争で命を無くされた英霊の皆様の存在があって、
自分たちの今があることを知らされました。
慰霊碑の存在を知ってからは、訪問の都度慰霊碑に
ご挨拶をして植林地に向かうようにしています。
過去、約16回ツアーの皆様にもご案内をさせた頂いています。
資金的な問題で十分には対応はできていないのが残念ですが、
自分たちなりに訪問した時は清掃したり、
草木を植樹したりをして献花をするようにしています。
過去から現在にまで繋がる命の大切さと日本人を
改めて感じさせられた思いで話しです。