試合日程が台風の影響を受けたが、J1はおおよそ残り10戦となった。
昨季は残留争いを念頭に「ボトム5」の星取りを考察したが、
今季は堂々と「トップ5」を考察できる。これは初めての喜び
それでは「めざせACL」を念頭に、過去6季のこの時期のトップ5と比べる
<☆は翌年のACL出場クラブ。*は天皇杯勝ち残りクラブ
【12年=天皇杯は柏】
- 仙台45☆
- 広島44☆
- 浦和42☆
- 磐田38
- 鳥栖38
【13年=天皇杯は横浜M】
- 横浜M47☆
- 浦和46
- 広島44☆
- 鹿島41
- C大阪39☆
【14年=天皇杯はG大阪】
- 浦和50☆
- 川崎44
- 鳥栖44
- 鹿島43☆
- G大阪40☆
【15年=天皇杯はG大阪】
- 浦和52☆
- 広島49☆
- FC東京48☆
- G大阪41☆
- 川崎41
【16年=天皇杯は鹿島】
- 川崎57☆
- 浦和52☆
- 鹿島46☆
- 広島40
- G大阪38☆
【17年=天皇杯はC大阪】
- 鹿島52☆
- 横浜M47
- 川崎46☆
- 柏46☆
- C大阪45☆
【今季】
- 広島52*
- 川崎46*(残り11戦)
- FC東京41
- 札幌38*(残り11戦)
- 神戸36
こうしてみると、次節の神戸戦はかなり大事だ。
勝てば3位FC東京に勝ち点で並ぶ可能性がある。負ければ最悪8位転落。
のみならず「残り10戦で勝ち点40台」もかかる。
過去のACL出場クラブは、この数字をクリアしたケースが多い。
13年C大阪と16年G大阪は例外だが、両クラブはともに
トップ3から天皇杯優勝クラブが出て、空いた出場枠が回ってきた。
だが、今季のトップ5で天皇杯8強に入ったのは、現時点で川崎のみ。
広島と札幌の勝ち上がりはひとまず置いて、出場枠が空くことは考えず、
まずは自力のトップ3入りに努めるべきだろう。
さて「ボトム5」については、今夜の横浜M対清水の結果を踏まえて考える。
こちらは過去のシーズンに比べて、異変が起きている気配だ。
- ACL
準々決勝第1戦は、鹿島2対0天津権健
レオシルバとセルジーニョが得点。パト沈黙。助っ人の明暗。
- ホークス
ロッテに1対2の黒星。10連勝ならず。
10安打を放ち、8回まで毎回走者を出しながら1得点の拙攻。
角中4安打。松田4タコ。五番の明暗も勝敗を分けたか。
西武と日本ハムがともに勝った日に痛い負けを喫した。