ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

2年ぶりの頂点

2017年11月05日 | ホークス

ヤス引退。イチロー&松坂退団。そして、ジェイ倒れる。

ショックな知らせが相次いだが、とりあえずソフトバンクの日本一を喜ぶ

日本シリーズ第6戦は、ソフトバンク4対3DeNA 延長戦をサヨナラで制した。

九州発の飲料にサッポロビールが手を加えた「スコールサワー」で祝杯を挙げた

振り返ると、星取りこそ4勝2敗とパ・リーグ王者らしくまとめたが、

3連勝から3戦連続で「ヤスアキジャンプ」を許す厳しいシリーズだった。

昨夜勝てたのは、土壇場の内川の同点弾、サファテの3回36球の炎の熱投、

そして、本拠地がもたらした運のおかげか<芝生と土の境目で返球イレギュラーとは

それにしても、あれだけアドレナリン全開でチームを鼓舞するサファテは珍しかった。

普段はどんなに厳しいピンチを抑えても、静かに包拳礼で済ませる漢なのに。

リーグ戦&ポストシーズンの大車輪に報いるには、シリーズMVPでは足りぬ。

本拠地ヤフオクに銅像を建てて然るべきと考える

一方で、逆王手に失敗したDeNAはグッド・ルーザーだった。

そちらの高校出身のタカの18番をお土産に持ち帰ってもかまわんよ

先発の今永が7回を松田のソロのみに抑えて11三振を奪い、

9回を迎えたハマスタにゾンビネイション「ケルンクラフト400」が流れた時は

正直、第7戦を覚悟した。ただ、幕切れ自体は不運だったが、

その直前の併殺ならず。そして、8回に三走の城所を挟殺しなかった判断。

思い出したのは「ジャイキリ」達海猛の甲府戦ハーフタイムの説教

細かいことができねえ奴にデカイことが起こせるわけねえだろ!

ディテールにこだわらねえ連中がタイトルなんか獲れっかよ

勝負の神は細部に宿る 勝者も敗者も身をもって学んだのでは。

そして、これはJ1残留に王手をかけている札幌にも通じると考えている。


  • ルヴァン杯

決勝は、C大阪2対0川崎 開始直後に杉本。終了間際にソウザ。 

ユン監督&モリシが優勝杯を掲げて、菊の季節に桜が満開

川崎は「四度目の正直」ならず。奈良の出場停止が響いた格好に。

「ネットじゃない方」のエドゥアルドが痛恨のやらかしとは。

  • ジェイ、アップ中に倒れる

松田直樹の不幸な前例があるので心配したが、

心臓には異常が無かったと発表された。大事に至らず何より。

以下は本人が記したツイート。

Thanks to everyone wishing me well but it was just a blackout

Nothing serious

ただの「ブラックアウト」だけど、無事を願ってくれたみんなに感謝

大したことはないよ

「ブラックアウト」をどのように意訳するか。

辞書によると、「脳の虚血に伴う一時的な意識喪失」とある。

AEDを持ち出した様子だが、貧血に近い症状だったのかも。

いずれにしても、当分の安静と詳細な検査は必要だろう。


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2 コメント

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Unknown (フラッ太)
2017-11-05 13:15:15
ホークス日本一おめでとうございます。

 苦しかったという工藤監督のコメントは紛れもなく本音でしょう。戦力的に勝って当然という空気は少なからずあったでしょうし。松田の一発で起こしちゃいけない人を起こしてしまったと思いきや今永が踏ん張って勝ち越し。7戦までもつれ込んだらいくらホームアドバンテージがあっても・・・と思ったところに内川の起死回生の一発。
 内川の一発は打った方を褒めるしかないという感じでしたが、打球が死んでいたせいで判断が難しかったにせよ砂田はしばらくの間叩かれるんでしょうねぇ。たまたまその場面を観ましたが思わず「ボーンヘッドだろう!」と叫んでしまいました。何のための前進守備だ!を思い起こしたのは僕だけじゃないはずw。

 それでもベイスターズは戦力的に劣る中でよくここまでホークスを追い込んだなと思いました。どこぞの地蔵監督とは違ってw、ラミレス監督の手腕・采配には素直にあっぱれです。球団もスタジアムを自前化して本気で球団で稼ぐ、強くする空気を感じますし、左腕王国が築かれるようならセリーグを席巻することになっても驚かないですね。

 ジェイが倒れたというのにはビックリしました。ひとまず大事に至らずで安心ですが、大事を取って清水戦はお休みもやむなしかと。ヘイスが戻れば清水にとっては松本にとっての都倉並みにイヤな存在でしょうしw。まだ残留を決めたわけではないので最後のツメを誤らずに勝って残留を決めたいところです。
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お礼のレス (1号)
2017-11-05 18:38:49
早くも来季への選手・スタッフの去就が表面化してきましたが、
まずは日本一奪回にほっとしています。
それにしても、今永、濱口、そして辛島と「九州左腕」対策が急務ですwww

8回の例の場面は、嶺井も一塁を指示しているんですよねえ。
ベイOBの高木豊氏は「1点を失っても、次のパットンのために
塁上に柳田を残す(=盗塁)リスクを避けたのでは」と元スーパーカーらしい
分析をしていましたが、この大一番では、走者なしのメリットよりも
点差を縮めるデメリットが大きかったと考えます。
ただ、山崎のあの球をテラスまで届かせる内川の
内角さばきには脱帽です。往年の落合の域に迫ってきたかも。

ジェイの清水戦温存は、今のところはワタシも賛成です。
長距離移動&気圧変化に伴い、飛行機内で体調を崩されたら
エライことですからね。
札幌と清水の双方の大スポンサー様にも迷惑をかけてしまうし。
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