ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

【映画】ブレードランナー2049

2017年11月04日 | 日記・その他

3日はサッカーも日本シリーズも嵐の前の小休止。JBCは語る言葉を持たずorz

というワケで、去る10月31日に新宿で見てきた表題の映画の感想を語る。

巷の感想は、絶賛と酷評に二分されている印象がある。

ワタシの感想は「見応えある続編。ただし、シリーズ化はやめてくれ」

前作は繰り返し見た。WOWOWで最近放映した「ファイナル・カット版」も見て予習した。

そこで描かれた2019年(もう2年後!)の都市を受け継ぐ30年後の世界は圧巻だった。

レプリカントに起きた「奇跡」を軸に、主人公が自身の正体を探っていく物語にも引き込まれたし、

最終盤の主人公の「人間的」な行動とラストシーンが何とも言えぬ余韻を残した。

前作でルトガー・ハウアーが演じたロイ・バティの最期が重なった

ただ、「正統すぎる二代目」であるがゆえに、

前作にあった「この物語はこの後どうなるのか」と観客の想像力を膨らませる力には欠けた。

ジャレッド・レト演じる「ラスボス」のウォレスが存命だったり、

レプリカントの反乱が迫る描写があったりと、「その後」に続きそうな伏線もあったが、

続編を作ると、おそらく「ターミネーター」の二の舞になると考える。

そのウォレスが実につまらん人間だった点も気になった。

まず「両目が義眼」というビジュアルが「攻殻機動隊」バトーの二番煎じで安っぽい。

また、ハリソン・フォード演じるリック・デッカードへの懐柔策がおそろしく陳腐

こんな人間が世界を牛耳る大企業の社長で「創世主」気取りとは笑わせる。

デッカードもウォレスの言動に呆れて「おめー、***いねーだろ?」とやゆするが、

それも無理はないと考える。

なお、そのデッカードをめぐり、前作から続く「人間かレプリカントか」という謎。

今作でもはっきりとした結論は出ずに終わった

前作から30年を生きたことで「人間だね」という見方がある一方で、

残留放射能がおびただしい砂漠化したラスベガスに長年隠棲していたことで

「寿命制限がない後発のレプリカント(ネクサス7か8)だね」という見方もできる

そして余談だが、元WWEスパスタの「バティスタ」ことデビッド・バウティスタが

兵士型レプリカントとして冒頭に出演していたのが、プオタとしてはうれしい。

出演時間こそ短いが、なかなか重要な役をもらったと思う。スピンオフ映像も作ってもらったしね


  • DCスーパーヒーローズVS鷹の爪団

去る31日には新宿でこの映画もハシゴしてきた。

まるで懐石料理のコースを食べたシメに、フルーツ・パンケーキを食べるような所業である。

感想を述べると、笑えたことは笑えたが、キャラを詰め込み過ぎた印象を受けた。

「鷹の爪団」の魅力でもある「チープさ」がやや削がれたかも。

ちなみに、ブレードランナー2049にはバティスタが出ていたが、こちらはオカダ・カズチカが出ていたwww

ところで、この映画でスーパーマンをアテたのが、かの鈴村健一

最近はアニメ「インフィニティ・フォース」でもポリマーをアテており、ヒーローづいているが、

問題は31日が「おそ松さん2期・第5話」が放映された当日だったということ。

スーパーマンのカッコいい声を聞くたびに、

「こんな声を出せる人が、どんな顔をしてイヤミ音頭を歌ったのだろう・・・」

という疑問が脳内を駆け回って大いに困ったwww


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