ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

7・8ゼロワン後楽園大会

2012年07月10日 | プロレス・格闘技

いろいろな選手が参戦し、「プチ・オールスター」となった8日のゼロワン後楽園大会。

会場の花も新日本の木谷会長やアニマル浜口、自演乙とバラエティに富んでいた。

第1試合の耕平×崔は、本来はメーンでもおかしくない顔合わせ<那智の滝で崔が勝利

ジミーズ×日高・イーグルのNWAライト・タッグ戦は、カゲトラが一騎当千でイーグル撃破。

ツインゲート王者でもある職人コンビのジミーズに対して、日高・イーグルは即席感が否めず。

曙と大仁田が激突したストリートファイト形式の6人タッグ戦。

有刺鉄線バットを手に、元横綱と邪道が向かい合う異次元の空間に。

ただ、デスマッチのスタイルでは、やっぱり大仁田が一枚上手。

最後は曙に見せつけるように、藤田峰雄をサンダーファイアー・パワーボムで葬った。

曙と大仁田は8月26日、横浜文体で有刺鉄線電流爆破のシングル対決に臨む。

セミの大地×丸藤は、序盤から丸藤が攻勢に。

このブレーンバスターはさすがに「エプロン使いの名手」。

キックやエルボーで反撃した大地だったが、打撃では五分の攻防を見せても、

こーいうグラウンドの攻防になると、ぴたりと動きを止められてしまう。

キャリアの差と言えばそれまでだが、今後の課題である。

三角蹴り→シャイニングから、この垂直落下式DDTにつないだのが

大地の最大の勝機だったが、最後は不知火一発で丸藤が3カウント。

ポール・シフトもタイガー・フロージョンも温存した丸藤の壁はまだ厚い。

メーンの炎武連夢×天コジは、天コジが大谷を集中攻撃。

炎武連夢を分断し、天山がアナコンダ・バイスで大谷を締め上げる。

首に爆弾を抱える現在の天山にとって、ムーンサルトはとっておきの技。

ヤングライオン時代をともに過ごした大谷に敬意を表したとも言える。

浜口ジムの同門である小島もそれは同じ。十八番のエルボーやラリアットで攻め立てた。

天コジの猛攻をしのいだ大谷はスパイラル・ボムから、この投げっ放しドラゴンで反撃。

そして、フィニッシュは田中のスライディングD。この一発は説得力十分だった。

最後は「プロレスの教科書」も久々に披露して大団円。

車椅子で来場した星川(左から2人目)も仲間たちの肩を借りてリングに上がった。

丸藤も星川と握手していたなあ<01年3月のゼロワン旗揚げ戦。伝説の第1試合が懐かしい


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