ふくろたか

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23年ドラフト雑感

2023年10月27日 | ホークス
1位指名を公表していた国学院大の武内夏暉投手は3球団競合の末に
西武にさらわれたが、同じく3球団競合の外れ1位を引き当てた。
新人監督の初めてのドラフトとしてはまずまずか。というワケで、
昨夜のNPBドラフト会議で指名された若鷹のタマゴ7選手を語る。
  • 1巡目 前田悠伍 大阪桐蔭高 投手 左左 180センチ 80キロ
MAX148キロの速球に多様な変化球を絡める世代トップ級の左腕。
4強入りの今春のセンバツでは4戦21回2/3を投げて28奪三振。
夏は履正社に屈して甲子園を逃したが、U18W杯ではエースとして
決勝の台湾戦含む3戦に先発し、わずか1失点の好投を見せた。
完成度が高いという評価の一方で、伸びしろを不安視する声もある。
タカに戻ってくる倉野の魔改造に期待する。
  • 2巡目 岩井俊介 名城大 投手 右右 182センチ 90キロ
MAX155キロの速球にカットやフォークを絡めて三振を奪う。
京都翔英高時代は無名だったが、名城大では救援・先発にフル回転。
昨秋の神宮大会では同大を43年ぶりの4強に導いた。
今夏の日米大学野球では大学代表に選ばれ、救援2戦で無失点の好投。
  • 3巡目 廣瀬隆太 慶大 内野手 右右 182センチ 91キロ
19年柳町・21年正木に続いて「慶応高→慶大」の選手を隔年で獲得。
高校通算41本塁打。六大学でも18本塁打を放った右の大砲候補である。
上記の日米大学野球でも本塁打をマークした。
  • 4巡目 村田賢一 明大 投手 右右 181センチ 90キロ
春日部共栄高時代からたびたび怪我に悩まされ、明大入学後も
右ひじを手術したが克服。やはり上記の日米大学野球に登板した。
MAX150キロのふれ込みだが、それ以上に制球力への評価が高く、
「大崩れしない安定感が魅力」とスカウト陣は口をそろえる。
  • 5巡目 澤柳亮太郎 ロキテクノ富山 投手 右右 180センチ 95キロ
明治学院東村山高&明治学院大時代は全くの無名だったが、
ロキテクノ富山では社会人1年目から救援として頭角を現し、
都市対抗やU23W杯の大舞台を経験。
スピン十分の150キロ台の速球とフォークで空振りを奪う。
  • 6巡目 大山凌 東日本国際大 投手 右右 180センチ 78キロ
白鷗大足利高時代は控え。大学入学後もコロナ禍によるリーグ戦中止や
出場辞退など不遇の時を過ごしたが、3年時には大学選手権4強入り。
MAX153キロの速球と多様な変化球を誇る南東北屈指の右腕である。
  • 7巡目 藤田悠太郎 福岡大大濠高 捕手 右右 170センチ 73キロ
打っては高校通算43本塁打。守ってはポップタイム(二塁送球)1秒83。
強肩強打をセールスポイントとする九州高校球界屈指の捕手。
体格に恵まれていないゆえか、憧れの選手はやはりと言うか甲斐拓也

なお、ソフトバンクにとって「本番」とも言える育成ドラフトは、
今年は8人を指名。注目は5位指名の星野恒太朗投手(駒大)。
ダイエー&ソフトバンクで通算50勝を挙げた星野順治投手の息子で、
リアル親子鷹が誕生した。

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