- J2
総括の前に、ワタシが開幕前に記した展望をかいつまんでおさらいする。
- 山形・甲府・福岡の「昨季J1組」は決め手に欠ける
- 京都・千葉・徳島の三つどもえとみる
- 「穴馬」は爆発力のある東京V
- 3~6位のPO圏に入るクラブは予想不可能の混戦とみる
そして、21節終了時の順位は以下の通り。
- 山形 勝ち点41(12勝5分け4敗)得失11
- 千葉 勝ち点40(12勝4分け5敗)得失22
- 東京V 勝ち点40(13勝1分け7敗)得失18
- 湘南 勝ち点40(11勝7分け3敗)得失12
- 大分 勝ち点40(12勝4分け5敗)得失12
- 甲府 勝ち点37(10勝7分け4敗)得失12
- 京都 勝ち点36(11勝3分け7敗)得失7
ちなみに、上記の7クラブ以外は、前半戦の白星が1ケタにとどまっている。
大ざっぱに言えば、ワタシの予想の1&2は外れ、3は的中、4は斜め上に的中した。
2~5位が首位と1差の勝ち点40で横並び。ここまでの大混戦は予想外だった
1については、山形・甲府の力量を見くびっていた。盟主はさすがであるw
特に山形。得点32・失点21はいずれも抜き出た数字ではないが、
最多得点(40)の東京V、最少失点(13)の千葉を抑えて首位に返り咲いたあたり、
試合巧者の印象が強い。後半戦も大崩れはなさげと考える。
2については、徳島の不振が全くの予想外だった。
札幌が送り込んだ新戦力は「役立たず」と言わざるを得ないのが現状である。
さて後半戦の展開だが、当面はこの白星2ケタの7クラブを軸に回るのではないか。
ただ、「9戦無敗→8戦未勝利→4戦無敗」と浮き沈みが激しい湘南や
勝ち点以外の不安材料を抱える大分よりは、甲府・京都の2クラブを買う。
6、7位とはいえ、自動昇格圏との勝ち点差が3、4ならば、十分に射程圏だろう。
- JFL
開幕前はJ2に上がる資格を持つ長崎・讃岐について、
「2位以内は狭き門ではないか?」とその実力を疑問視していたが、
- 長崎 勝ち点33(10勝3分け3敗)得失15
- 長野 勝ち点32(10勝2分け4敗)得失14
- 讃岐 勝ち点31(9勝4分け3敗)得失16
前半戦は見事な戦績。これもワタシの目が節穴だった。
ともに得点25は抜き出た数字ではなく、特に長崎は得点ランク上位に誰もいない。
しかし、失点9or10の堅守が光っている。組織力で上位に進出した格好だ。
両者の壁になりそうなのが、2位長野であるのは言うまでもないが、
JFLも4~9位の6チームが勝ち点26でひしめく混戦になっている。
J2参入争いはまだまだ予断を許さない状況である。
・・・さて、この「前半戦総括」は明日も続く予定。何の前半戦かは当日のお楽しみ。
- U19代表
うーん、喜ぶべきか嘆くべきか。来月上半期の戦力減は最低限に抑えられたが、
今回の代表は「腕試しの海外遠征メンバー」とは違い、AFC選手権予選メンバーだからなあ。
なお、ワタシと同姓や、2号の旧姓と同姓の選手は無事に選ばれた。
北九州の渡は19歳の誕生日に代表選出の知らせ。うれしいサプライズになったと思う。