ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

ふく面Wリーグ戦

2012年06月05日 | プロレス・格闘技

3日の後楽園大会で出場16選手のうち、15選手が発表になった

みちのくプロレスの第5回「ふく面ワールドリーグ戦」

サスケやデルフィン、浪花が出場し、ドス・カラスが優勝した95年の第1回大会は

ワタシもいくつかの会場に「密航」して楽しませてもらった。あれから17年。

1回戦の後楽園大会はWWEもG1も上回る、ワタシの8月のマストである。

さて第5回大会の見どころを語る前に、このリーグ戦の歴史と概要を語る。

  1. 元ネタは漫画・アニメ「タイガーマスク」の「ふく面ワールドリーグ戦」
  2. 95年から4年おきに開催<昨年大会は震災の影響で今年に順延
  3. 07年の前回大会から「リーグ戦」と銘打ちながらトーナメント方式w
  4. 日本人マスクマンの大物がよく参戦する
  5. メキシコのルチャ・ドールの大御所もよく参戦する
  6. 食わせ者の匂いが漂う「怪しいマスクマン」もよく参戦する

4はサスケやデルフィン、かつてみちのくに所属したタイガーマスクのほか、

ライガー、サムライ、ウルティモ、ケンドー・カシンがこれまで参戦した。

今大会もサスケ、ライガー、サムライ、ウルティモといった大物が並ぶ。

5代目ブラック・タイガーや獅龍、ヒートも「中の人」がそのままならば、

ジュニアの一流どころである。みちのくゆかりのSUGIやクネスにも期待する。

5は第1回・第2回にドス・カラスが、第3回・第4回にアトランティスが参戦した。

今大会にはソラール&ビジャノ4号とマニア好みの選手を引っ張り出してきた。

ソラール57歳。ビジャノ4号47歳。そろって大ベテランである。

ソラールもビジャノ兄弟も、佐山タイガーをリアルタイムで見ていた世代には懐かしい。

そして6。漫画・アニメの世界からザ・グレート・ゼブラが登場。

漫画・アニメでは身長2メートル超の「さよう、りっぱなシマウマ」だった。

むろん正体は馬場さん。観客がみんな正体に気付かなかったのが今もって謎だ。

つーか「馬場みたいなのっぽ」とかトボけた台詞を吐いていた観客もいたなあw

その後は「人間バズーカ」と呼ばれた某長身レスラーがゼブラに扮して

みちのくに登場したこともあった<96年の札幌・中島大会でもサスケとタッグ

しかし現在、その「中の人」はシャレにならない理由で日本に居られなくなったとも聞く。

今大会のゼブラの正体は誰だろうか?

ゼブラを名乗る以上、少なくとも身長190センチを超えていてほしい。

東北に縁があって身長190センチ超と言えば、ユニオンの某主力選手が浮かぶが・・・

こんな正体探しも、このリーグ戦の魅力である。来月15日の組み合わせ抽選が楽しみだ。


なお、このリーグ戦がトーナメント方式になったのは、長丁場の総当たり方式だった

第1回~第3回大会で、浪花やサスケを含めて怪我人が続出したことが背景にある。

大会名の「ふく」を平仮名のままにしていることも、アニメに合わせたという理由のほか、

「ふく」=「福」につなげるゲンかつぎでもあるとか。今大会も怪我人が出ないように祈る。