3日の後楽園大会で出場16選手のうち、15選手が発表になった
みちのくプロレスの第5回「ふく面ワールドリーグ戦」
サスケやデルフィン、浪花が出場し、ドス・カラスが優勝した95年の第1回大会は
ワタシもいくつかの会場に「密航」して楽しませてもらった。あれから17年。
1回戦の後楽園大会はWWEもG1も上回る、ワタシの8月のマストである。
さて第5回大会の見どころを語る前に、このリーグ戦の歴史と概要を語る。
- 元ネタは漫画・アニメ「タイガーマスク」の「ふく面ワールドリーグ戦」
- 95年から4年おきに開催<昨年大会は震災の影響で今年に順延
- 07年の前回大会から「リーグ戦」と銘打ちながらトーナメント方式w
- 日本人マスクマンの大物がよく参戦する
- メキシコのルチャ・ドールの大御所もよく参戦する
- 食わせ者の匂いが漂う「怪しいマスクマン」もよく参戦する
4はサスケやデルフィン、かつてみちのくに所属したタイガーマスクのほか、
ライガー、サムライ、ウルティモ、ケンドー・カシンがこれまで参戦した。
今大会もサスケ、ライガー、サムライ、ウルティモといった大物が並ぶ。
5代目ブラック・タイガーや獅龍、ヒートも「中の人」がそのままならば、
ジュニアの一流どころである。みちのくゆかりのSUGIやクネスにも期待する。
5は第1回・第2回にドス・カラスが、第3回・第4回にアトランティスが参戦した。
今大会にはソラール&ビジャノ4号とマニア好みの選手を引っ張り出してきた。
ソラール57歳。ビジャノ4号47歳。そろって大ベテランである。
ソラールもビジャノ兄弟も、佐山タイガーをリアルタイムで見ていた世代には懐かしい。
そして6。漫画・アニメの世界からザ・グレート・ゼブラが登場。
漫画・アニメでは身長2メートル超の「さよう、りっぱなシマウマ」だった。
むろん正体は馬場さん。観客がみんな正体に気付かなかったのが今もって謎だ。
つーか「馬場みたいなのっぽ」とかトボけた台詞を吐いていた観客もいたなあw
その後は「人間バズーカ」と呼ばれた某長身レスラーがゼブラに扮して
みちのくに登場したこともあった<96年の札幌・中島大会でもサスケとタッグ
しかし現在、その「中の人」はシャレにならない理由で日本に居られなくなったとも聞く。
今大会のゼブラの正体は誰だろうか?
ゼブラを名乗る以上、少なくとも身長190センチを超えていてほしい。
東北に縁があって身長190センチ超と言えば、ユニオンの某主力選手が浮かぶが・・・
こんな正体探しも、このリーグ戦の魅力である。来月15日の組み合わせ抽選が楽しみだ。
なお、このリーグ戦がトーナメント方式になったのは、長丁場の総当たり方式だった
第1回~第3回大会で、浪花やサスケを含めて怪我人が続出したことが背景にある。
大会名の「ふく」を平仮名のままにしていることも、アニメに合わせたという理由のほか、
「ふく」=「福」につなげるゲンかつぎでもあるとか。今大会も怪我人が出ないように祈る。