虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

中3夏期講座 最終章へ突入

2009-08-26 | 塾長日記
上野塾の中3夏期講座は23日のロングラン。今日からは今度の日曜日に行われる「第1回岐阜新聞テスト」に向けての最終確認として『能力別・班別岐新対策』を開始した。過去5年間分の過去問にチャレンジする。今日は平成20年度と19年度の一部。



過去の先輩達の足跡を参考に今年の中3塾生が壁に貼り出すデータを見入ってこんなことを思っている。「僕の志望校は○○高校。この志望校に進んだ先輩は今日僕が受けたテストで△△点を取っている。僕はあと◆◆点足りない。今回の国語の読み取りミスがなければこの得点に届く・・・」などと具体的なイメージを持つことが必要に思う。



更にこの問題を解き終えた後は、班毎に問題解決質問会が始まる。この質問会が成功するかどうかは、教師の雰囲気創りが大切になる。自分の分からないことを同じ班の仲間(志を同じくするメンバー)に素直に聞こうとする謙虚さが漂う雰囲気、また聞かれた時は分かるまで教えてあげたいと言う仲間意識。そして今回初めて23日間一緒に学んだ本校塾生と芥見校塾生との連帯感を、夏に完成させたいと思っている。

これから受験が本格化して行く上で、『自分ひとりじゃない、僕には一緒に戦える仲間がいる』と思える受験ロードを我々教師も一緒に伴走する。
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2 コメント

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Unknown (とよ爺)
2009-08-27 10:37:18
「能力別・班別岐新対策」、面白いですねえ。
とても勉強になります。

自主自立学習をどう養えるか、それがこれから
の塾が生き残っていく大きなファクターだと思
います。

私も試してみたいと思います。
良いと思ったことは間髪入れずに実行する。
歳を取るとだんだんそれが出来なくなります。
Unknown (上野義行)
2009-08-27 18:46:00
塾屋の夏期講習は、生徒にとってほとんどがinputの学習です。inputだけでは「分かったつもり」になりがちです。

班の仲間に教える、つまり自分の知識を相手に伝えるoutputの行動が、更に自分の理解度を高めると思います。

上野塾は小さな塾です。優秀な生徒だけを集める大手企業塾ではありません。学力も上から下までまちまちです。しかしやる気だけは№1の子どもたちの集団から県下№1を目指すにはどうしたらできるかを考えた知恵です。今日はこの特訓で471点が出ました。当時の県下最高得点488点まで17点です。

トコトンやってみます。

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