虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

第26回 塾会  於:四畳半スクール

2011-05-24 | 塾長日記
今日のホスト塾は四畳半スクール



今回の塾会メニューは
(1)読書レポート
目的・目標
①読書をするきかっけつくり
②情報伝達能力、プレゼン能力の向上
③各塾内の上司から部下への意識の浸透と教育の一環
④発表者(読者)が学んだことの共有

前回の塾会でこの読書レポートの提案を
四畳半スクールの永田塾長が行った。
その第1回目。



トップバッターはアクトアカデミーの遠藤さん
小林塾長から紹介された課題本は「6000人を一瞬で変えたひと言」
彼が我々に心にグッときた言葉は
「100知って何もしないより、3知ってその3つを実行した方がいい」
「自分が10貰ったら、半分は人にあげなさい
「2つ道があってどちらに行こうかと迷ったら苦労の多い方を選べばまず間違いない

最後のグッときた言葉では「・・・・苦労の多い方を選びなさい」では
印象に残らなかったと言う。
その後の『まず間違いない』に心が動いたという。



続いて同じくアクトアカデミーの藤川さん
「残念な人の仕事の習慣」を小林塾長から紹介された。
彼は文書内の2つの言葉にこれからの自分のヒントがあると発表してくれた。
トンボの目とダンボの耳を持て
something new

具体的事例を説明してくれたあと、結論をまとめてくれた。
すべての物事において『気づき』が必要である。
常に頭の中に『なぜ』を問いかける。

私が意見を述べる場があったので一言話した。
気づける人になるには「気づける体質作り」が不可欠だと。
体質作りは自分の毎日の生活の中に習慣化させることだと。
自分が言うならばそれは「トイレ掃除」



続いて四畳半スクールの浅井さん。
永田塾長から提示された読書課題は「ダメと言われた子らの大逆転教育」
この本は日本最年少税理士試験合格者を輩出した私もお世話になった森均先生の著。

永田塾長はこの課題図書を浅井さんに読んでもらいたかった理由は
森先生が教鞭をふるった当時の益田高校(現:益田清風高校)が
今の四畳半スクールの塾生たちの集団に似ている。
これを読むことで何かの糸口を見つけてほしい思いがあったという。

浅井さんは実に細かく書籍を分析して、
一文一文をかみしめるように自分の教え子と照らし合わせて
今回のレポートを仕上げていた。
今回のマナー講座を担当する杉浦さんからは
「課題をだしていただいた上司への100%の気配りです」とお褒めの言葉も出た。
活き活きとした浅井さんの姿に、参加した上野塾の黒田も絶賛だった。
私もそう思ったよ。



第1回ビジネスマナー講座。講師は杉浦陽之助さん。
彼は本当に幾つもの顔を持つ男。
喫茶店のマスター、塾教師、NPO理事長、キャリアコンサルタント・・・。
私には決してマネのできない男だ。

今日はビジネスマナーを事象例を交えて皆の考えを分析し
電話応対、適切なクッション言葉、会釈度合、
丁寧語と謙譲語の区分け等を細かく伝えてくれた。
若い塾屋にはとても勉強になったと思う。



最後に上野塾の看板を製作してくれた「YUMETADA。」の
山本自然氏とmakiさんからこんなサプライズの書を贈っていただいた。
その書にはこんな解説書が同封されていた。

作品№81「侍」の解説書

“侍”は時代劇の世界だけでなく現代社会にも存在しています。
それは何も腰に刀を差していたりナイフを持ち歩いている人間ではなく、
心の奥底に刀をそっとしまっている男、
気持ちに揺らぎのない男です。
彼らは表面だけのきらびやかな飾った世界を決して追い掛けず、
しかしながら他人の意見は未熟な自分にとって
大事な忠告であると謙虚に耳を傾けますが、
それで道に迷う事はありません。

春・夏・秋・冬・・・一年を通し、
己をわきまえ分相応を知っている美しい人間なのです。
妻を子を何よりも大切に思い、かけがえのない友を愛してやまない心根の優しい男ですが、
ひとたび心にしまった刀を抜けば、例え相手がどんな大名(地位の高い人)であれ
一刀両断の下に切り捨てます。

決して人の目には見えない剣を持つ現代の侍、
その姿は男にとって孤高の美学でもあるのです。

                     作者:山本自然


この解説書にあるような侍男に一歩でも近づきたいと思いました。
今私はこんな男に憧れているのだと思います。
自然さん、makiさんありがとうございます。
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