虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

これからの10年を本気で走ってみなさい

2021-08-01 | 塾長日記
上野塾の夏期講習も、先週木曜日の7月29日から始まった。
中3生は普段週に3回又は2回塾に通ってくれているのだが、
この時期は月曜日から金曜日の週5回塾に通ってくれることになる。

子どもたちとの距離がグンと近くなる時期でもある。
授業が終わってから自主勉で残っていく者、自習室を使う者、
小テストの再試験を受験する者…。
授業時間だけでの付き合いではなく、
その前後の共有した時間が子どもたちと我々の繋がりを
より強く、そして固くする時間となる。

受験は団体戦。
本番入試は個人戦だが、そこに至るまでは、
強い一枚岩となった皆の結束力で
乗り切って行くことは大切な要因だと思う。
何事も前向きに挑み、プラス思考で取り組む。
上野塾のこういった風土を多くの先輩たちが築いてくれた。

3月3日の岐阜県公立高校選抜入試に向けて、
仲間と共にこれからの時間を共有して欲しいと思っている。
高校は単なる通過点。決してゴールではない。
しかし、通過点である中で自身の目指す方向性は見えてくる。
その中で自身の夢を思い、そして描き、
具体的にな行動として歩み始めることが高校を終えてからの
次のステップだろう。

自分の未来は人が決めるのではない。
いろいろな意見や考えを聞くのは大事なこと。
しかし、最後は自分で結論を出すこと。
これは我々も親御さんも共有していきたいことである。
子どもが決めた道。
自分が考え、自分が発した言葉には言霊が宿る。
辛くても乗り越えられる覇気が宿る。

私には24歳になった末娘がいる。
娘は高校卒業後美容専門学校に通って、
美容師の国家試験を勝ち取った。
すぐにでも美容師デビューが出来るのだが、
娘が仕事場に決めた美容院は、
東京の銀座や表参道にある都会の美容室。
国家試験が受かったくらいですぐにハサミを持たせてもらえない。
まずはアシスタントとして、下積みの時代が待っている。
シャンプーやトリートメントをさせてもらいながら、
カットの仕方、パーマのロッドの巻き方などを、
そこの店の風土にあった技を習得する時間がある。
アシスタントからスタイリストになるまでに、
早くても3年は時間を要すと言う。
その下積み時代が辛くで脱落していく者もいると言う。
娘は3年目からスタイリストの試験に挑み、
何度も何度も不合格の道を通ってきた。
でも一流の美容師を目指して東京へ向かった娘。
強い意志があった。
先月スタイリスト合格の連絡が入った。
でも、これがゴールではない。
これからだ。
固定のお客さんを繋いでいく。
美容師としての技術だけでなく、
「人と成リ」が求められることになる。
スタートラインにやっと立ったところだろう。

話を戻す。
自分の人生は自分で決める。
決めたらそれを勝ち取るまで貫き通す。
私は上野塾のステージに中で、
そんな子どもたちを青年へと導きたい。





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