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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



六本木歌舞伎を観に行きましたなり~







朝から部屋の温度計は31度、湿度65%を表示してたよ。
朝から30度超えって、それ、もうあかんやろ。
お出掛けするのに、化粧してる尻から崩れるって感じよ。(笑
言い飽きも聞き飽きもしてるけど、あづいのう。

さて、今日は中日劇場に「六本木歌舞伎」を観に行って来ました。
この暑い中、電車の乗り換えも人混みも想像するだけでブルーになる。
ということで、車で行くことにしました。
公演が12時からと言う中途半端な時間だったので、早めに出てモーニング。
車を停めた駐車場近くにあった喫茶店に飛び込みました。
↑車を降りてすぐに暑さにヤラレました。
コーヒーとハムサンド、サラダが付いて420円だったかなぁ。
サンドイッチのパンはしっとりしてて美味しかったし、当たりだったと思う。
これでコーヒーが美味しかったら100点満点ね。
って!つまりコーヒーはマズかったってこと!?
それ、あかんじゃーん。
そうそう、ここはマリ造が奢ってくれました。
うん?考えてみたら、運転もガソリン代も私持ちだったんだよなぁ。(笑
これで手を打っちゃああかんかったやーん。
ハハハ。

久しぶりの歌舞伎、楽しみだったんだけど、劇場がねー、特別感が少ないんだよね。
席は7列目のたぶん花道横であろう席を予想して取ったんだけど、これがビンゴでした。
↑花道があるのか、あってもどこに設置されるか不明だった。
歌舞伎座とかだったら、花道を見上げる形になるんだけど、ここはちょうど目線が合う高さじゃん。
どんな席か写真に撮ろうとしたら、係のお姉さんが即座に走って来て
「劇場内での撮影はお断りします」とえらい剣幕で怒られてしまったわ。
「観劇中だけじゃないの?」と聞くも、「ダメです」の一点張り。
こっちも意地になって、「わかった。ちょっと待って。今すぐ削除するから見ててちょうだい」と対抗。
おばはん、大人げないのう。
ただね、始める前に「観劇中の携帯電話のご使用、撮影はご遠慮下さい」というアナウンスがあったんだよね。
つうことは、観劇してない時の撮影はOKじゃないの?
今までどの劇場でもそんな注意を受けたことがないから、釈然としないけど、ま、それがここのルールならしょうがないね。
と言いながら、お姉さんのマイルールだと今でも思ってる。(笑

ストーリーは、加藤清史郎君扮する市川鯛蔵海老蔵さん獅童さんがこの企画の発端を説明する楽屋のシーンから始まるの。
これはなかなか面白い趣向よ。
そして、本題、浅草のお寺に宇宙船が現われ、そこから駄足米太夫獅童さん)悪の親玉が降り立つ。
そこに花魁・高窓(壱太郎)が現われて、高窓を気に入った駄足米太夫人質に取ってしまうの。
これが地球侵略の手始めだって。(笑
なんでやねーん!
可笑しかったのが、義太夫が「地球侵略をぉぉ~」「正義の味方ぁぁ~」と鳴り物に合わせて現代語でバカ真面目に唄うの。
これがもう私のツボに入って、大爆笑。
正義の味方、役者の團九郎海老蔵)さんが現われるも、高窓はさらわれて行ってしまう。
この場面は、花道で海老蔵さんが留まって結構長いセリフを言うから、まぁ、間近も間近で海老蔵さん見られたわ。
セリフを言わなきゃ、色気のあるいい男よねー。
オイオイ。
とここまでが一幕。
さすが宮藤さんの脚本だけあって、随所随所にクスッと笑ってしまうセリフが入ってて、めっちゃ面白かったの。
今まで新作歌舞伎を観てはハズレが多かったけど、今度は期待できそう。

とええ気分で、幕間の休憩に劇場近くの「両口屋是清」でアイス千なりを買っておやつ。
簡単に言うと、どら焼きのあんこの代わりにアイス(あずきと抹茶とバニラ)が挟んであるものです。
初めて見てよ。
皮は通常のものより若干薄く作ってあるのかなぁ、アイスがもう少し柔らかかったらもっと美味しかったと思う。
そう、アイスが硬かったのよねー。
幕間20分で外に出て買って食べるのには、時間が足りなかったよ。

さ、二幕目。
コレがさぁ、一幕目は寒いくらいエアコンが効いていたのに、二幕目に入った途端暑くて暑くてねぇ。
↑鞄の中の扇子をガサコソ探しましたよ。
暑いと眠くなりません?(笑
もう睡魔との戦いですよ。
おまけに一幕目に比べて格段につまらない。
なんでこんなに完成度が違うんだ?
後半、話を広げすぎてるし、雑すぎるでしょ。
だってね、いきなり賢者役で清史郎君扮する与駄(ヨーダね)が現われて、團九郎高窓を救出に向かうの。
ふふふ、与駄駄足米太夫(ダアシベイダユウね)の師匠ね。
ほんでもって赤ちゃんの時に取り違えられて、本当は駄足米太夫が人間で團九郎が宇宙人であると。
おまけに駄足米太夫は綱吉の息子だと。
オイオイ、いきなりかい!
しかも花魁・高窓も綱吉が愛人に産ませて娘だって。
こういうシチュエーション、歌舞伎じゃお馴染みだけど、意味もなく膨らませるだけ膨らませて回収しないのはどうかと思うよ。
そして、團九郎駄足米太夫の戦う舞いのシーンで幕。
なんじゃコレ!?
最後に歌舞伎の要素を無理くりぶっ込んで来た?
何だかなぁ、最後までバカバカしさを貫き通して欲しかったなぁ。
AKB風に終わるとか、また楽屋に戻って「次はこんなのどう?」と次々に場面を変えて、無理に〆ずに中途半端で終わるとか・・・
もっといろいろ遊べたんじゃないかのう。
何か大人の事情があったのかなー、残念だわ。
まぁ、それにしても義太夫は最後までサエてましたわ。
宮藤さんは、義大夫が唄う歌詞に一番力を入れたんじゃないかしら。

と後半がなければ大満足だったのに、と会場で配ってた団扇をもらって劇場をあとにしました。
↑ABKAIのパンフレットよりは装丁はいいけど、中身がなぁ・・・2000円也。
そして、本日の目的の2つ目へ向かう我らでありました。
続きはまた明日。
あんたが中途半端に終わってどうする?
ハハハ、失礼!ちょっと疲れちゃいました。


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